漆黒のスープで味わう、美と健やかさをテーマにした「食べる養生鍋」
株式会社 金乃竹のプレスリリース
神奈川県 箱根で旅館5店舗・飲食店3店舗を運営する株式会社 金乃竹(本社:神奈川県箱根町 代表取締役社長:八幡 正昭 以下、金乃竹)は、室町時代から25代続く小田原の老舗「株式会社ういろう」の飲食店を継承し、2026年3月2日(月)、新たにひとり鍋料理を主役とした店舗「ういろう別館 杏林亭(きょうりんてい)」をオープンいたします。
|ういろうの歴史と養生の思想
1368年(応安元年)創業、小田原のシンボルとして知られる「ういろう」は、小田原最古の商家とされ、薬屋と菓子屋の2つの顔をもつ特別な存在です。歌舞伎十八番『外郎売』でも語り継がれるその名の通り、単なる老舗菓子店ではなく、もともとは“くすりや”として人々の健やかな暮らしを支えてきた歴史があります。
旅館づくりにおいて「心身が整う滞在」を大切にしてきた金乃竹と、養生の思想を受け継いできたういろう。両者に通底するのは、「人の心と体に寄り添う」という考え方です。
このたび、金乃竹は地域に根ざした企業としての強いつながりと、歴史ある施設の価値を次世代に継承したいという想いから、ういろうの飲食店運営を引き継ぐこととなりました。ういろうの伝統を尊重しつつ、金乃竹の培ってきたおもてなしの思想を重ねることで、新たな食体験をご提供いたします。
|「食べる養生」という新しい鍋のかたち
杏林亭が提案するのは、出汁の力や森の滋味、素材本来の味わいを丁寧に引き出した鍋料理です。主軸となるのは、厳選した天然きのこを中心に、美と健やかさを意識した食材を漆黒のスープで味わう「黒楽鍋(ごくらくなべ)」。
体調や気分に合わせて薬膳素材を選べる仕立てとし、食事でありながら心身を整えるひとときをご提案いたします。
複数人で囲む従来の鍋とは異なり、“ひとり鍋”という形式を採用することで、自分自身と向き合う新たな食体験を生み出します。
|概要
「ういろう別館 杏林亭」は、小田原城とかまぼこ通りの中間に位置し、観光で街を巡る方が立ち寄りやすい立地です。散策途中のランチや、旅の合間にひと息つき、心身を整える場としてもご利用いただけます。
また、隣接するういろう本店でのお買い物の前後に、気軽にお立ち寄りいただける空間としてもご活用いただけます。
▼メニュー
当店では現在、鍋料理に特化したご提供としており、目的や気分に合わせて選べる3種の鍋コースをご用意しております。
※アラカルトメニューの販売は行っておりません。
・喜楽(きらく) 5,500円(税込)
内容:天然きのこ・野菜
・舞楽(ぶがく) 8,800円(税込)
内容:天然きのこ・野菜・海鮮(ホタテ・海老団子)・鶏肉
・雅楽(ががく) 11,000円(税込)
内容:天然きのこ・野菜・海鮮(ホタテ・海老団子)・石垣島きたうち牧場プレミアムビーフ・アグー豚
▼店舗概要
店名 :ういろう別館 杏林亭
開業日 :2026年3月2日(月)
所在地 :神奈川県小田原市本町1丁目13-16
定休日 :水曜日・木曜日
営業時間:11:00~17:00
|株式会社金乃竹 代表コメント
小田原のシンボルであり、室町時代から25代もの長きにわたり「養生」の精神を繋いでこられた株式会社ういろう様の飲食店運営を継承させていただけることを、大変光栄に、そして身の引き締まる思いでおります。
私たち金乃竹は、これまで箱根の地で、非日常の空間と時間を通じて「心身が整う滞在」を追求してまいりました。
ういろう様が大切にされてきた「薬と菓子で人々の健やかさを支える」という志は、私たちが目指すおもてなしの在り方と深く共鳴するものです。
新たに誕生する「杏林亭」が、地域の方々のセルフケアの場として、また観光客の方々が心身を整える「現代の養生所」として広く親しまれ、小田原の新たな魅力となるよう、全力を尽くしてまいります。
|今後の展望
金乃竹が目指すのは、「食によって体を整える」という日本古来の養生の考え方を、現代の外食文化の中で伝えていくことです。出汁の力や素材の滋味を生かしながら、忙しい日々の中で自分の体調や心の状態に目を向けるきっかけとなる食体験を提案しています。
また、観光の合間にほっと一息つける時間を提供することで、町に滞在する時間の延長や、周辺を巡るきっかけづくりにもつながる場となることを目指しています。
今後は、地域の魅力と連携しながら箱根全体の観光価値向上に取り組み、地域全体の魅力を活かした体験を通じて、街全体の活性化にもつなげていきます。
金乃竹はこれからも、歴史ある土地に根ざしながら、新しい食文化や滞在価値の創出に取り組んでまいります。
|金乃竹リゾートについて
金乃竹リゾートは、1947年に神奈川県箱根町仙石原で最初の温泉旅館を開業いたしました。1999年には、当時ではまだ珍しい貸切露天風呂による「非日常」を通して、温泉旅館の新たな楽しみ方と価値を創出してまいりました。現在は、5つの旅館施設と3つの飲食店の事業を展開するとともに、新規事業であるクラフトビールなどの多角化や、これまでのターゲットを変えた新たな旅館施設の開業など、ポートフォリオの構築を進めています。これにより、外部環境の変化に対応して持続的な成長を目指します。