「テロワール」(自然環境)×「伝統」×「サイエンス」の結晶。ジャパニーズ・クラフトラム『HAL Distillery(ハル・ディスティラリー)』を2026年2月26日発売

阿久根の風土と伝統と科学的知見の融合。老舗酒造が熊本大学との産学連携で分裂酵母を用いたラム酒をリリース

大石酒造株式会社のプレスリリース

左からHAL Distillery JAPONICUS(ハル・ディスティラリー ジャポニカス)/HAL Distillery KABUTO(ハル・ディスティラリー カブト)

大石酒造株式会社(本社:鹿児島県阿久根市、代表取締役:大石恭介)はジャパニーズ・クラフトラム『HAL Distillery(ハル・ディスティラリー)』を2026年2月26日(木)より発売します。 本製品は、鹿児島県・阿久根の「テロワール」(自然環境)と大石酒造の120年培った「伝統」にディスティラーであり開発者のバックボーンである「サイエンス」の知識が組み合わさって完成しました。また、酵母には熊本大学が開発した分裂酵母を採用。産学連携で生まれた製品は、これまでにないフルーティーな味わいと香りのラム酒です。

「自然環境」 と「技術資産」価値を最大化を目的に誕生した『HAL Distillery』

鹿児島県阿久根市は、温暖な気候により良質なサトウキビ栽培に適した土地です。1899年創業の大石酒造6代目当主・大石恭介は、元DNA研究者(博士号取得)という異色の経歴を持ちます。そんな当主がディスティラー(蒸留家)として「阿久根のテロワール(自然環境)と自社の技術と資産を最大化し、世界基準の蒸留酒を造る」という構想のもと、2023年にクラフト・ラム酒開発に着手しました。

阿久根の特産品であるサトウキビの搾り汁をそのまま発酵させるラム酒の中でも生産量は1割未満という希少な「アグリコール製法」を採用。この製法は収穫直後のサトウキビ原料の鮮度が品質を左右するため、製造時期も限定され、サトウキビの産地でなければできない製品です。

また、ブランド名である『HAL Distillery』の「HAL」は大石酒造の所在地である鹿児島県阿久根市「波留(はる)」という地名に由来します。土地の空気、水、そして太陽が育んだサトウキビという「環境資産」を最大化し、テロワールの蒸留酒として結晶化させるという意思がブランド名にも込められています。

代表取締役社長/ディスティラー大石 恭介
幻の木製蒸留器「兜釜(かぶとがま)」を商品に活用
鹿児島県・阿久根市のサトウキビの原料を使用する
鹿児島県・阿久根市は豊穣な海に面し自然豊かな環境

熊本大学との産学連携で商品開発。世界でも稀な分裂酵母を使用したラム酒

熊本大学・谷時雄特任教授(左)とディスティラー大石(右)。大学内の研究室で酵母に関してディスカッション。

大石酒造が酒造りで培った伝統技術をアップデートすべく、科学的ロジックに基づきおいしさを追求。研究者としての知識を活かしながら商品開発を進める最中、一つの出会いがありました。熊本大学・谷時雄特任教授(バイオサイエンス専攻)との産学連携によって通常、酒造りには使われない分裂酵母「『シゾサッカロマイセス ジャポニカス (Schizosaccharomyces japonicus)』に大石が着目。 谷教授が開発した「Kumadai株」と、ディスティラーのサイエンスの知識を融合させることで、ラム酒特有の芳醇な「エステル香」を最大化させることに成功。従来の概念を覆すフルーティーで複雑な味わいと香りを『HAL Distillery』で実現しました。

『HAL Distillery』の商品ラインナップと特徴

発酵から蒸留、熟成、品質管理に至るまで、大石酒造が120年間培ってきた伝統技術や製造哲学である「本物の味と最高の品質を届ける」はラム酒製造でも変わりません。『HAL Distillery』も細部にこだわったクラフト・ラムです。今回、開発においてディスティラーがベンチマークとしたのがフランスの海外県・レユニオン島でつくられるようなアグリコールラム。その系譜ならではのフルーティな味わいと芳醇で力強いエステル香と大石酒造ならではのテロワールが加わったオリジナリティのある品です。

1. 『HAL Distillery JAPONICUS』(ハル・ディスティラリー ジャポニカス) Alc.52% 700ml

分裂酵母「ジャポニカス」のポテンシャルをステンレス製蒸留器で引き出した一本。

<テイスティングノート>

ラムネ菓子を感じさせる爽快さと熟したバナナやパイナップルを思わせるエステル香。アルコール度数50度超を感じさせない滑らかな口当たり。アグリコール製法ならではのフレッシュなサトウキビのピュアな甘みと熟成させたバルサミコのような深みのある酸味。さらにトニックウォーターのようなキレと爽快な苦味が共存する複雑な味わい。フィニッシュには力強いパインキャンディのような風味が続き、アップルミントのような爽やかな余韻を残す。

2. 『HAL Distillery KABUTO』(ハル・ディスティラリー カブト)Alc.56% 700ml

エンジニアの経験があり機器類の知識に精通した先代の大石啓元氏が文献を頼りに復元させた幻の木製蒸留器「兜釜(かぶとがま)」を使用した逸品。

<テイスティングノート>

兜釜蒸留ならではの蒸気が木肌を通ることによる木材由来の香りや角が取れたシルキーな口当たりを実現。穏やかでウッディな香りが漂う。味わいも「JAPONICUS」のトロピカルなエステル香に奥行きが加わり、森の中にいるような落ち着いたニュアンスが重なることで、より上品な印象。味わいもフルーティに「柔らかさ」が加わり、木由来のほのかなタンニン(渋み)が甘みを引き締め、余韻にフルーツ・ティーのような香りと甘さが広がりより奥行きのある多層的なボディを形成する。温かみのある味わいの仕上がり。

テイスティング・コメント:日本ラム協会認定ラム・コンシェルジュ/6WORKS

今後の展望

熊本大学との産学連携も引き続き継続。 商品の売上げの一部は熊本大学基金に寄付されます。

「HAL Distillery」は今回の2商品を皮切りに、今後も多様なアプローチでジャパニーズ・クラフトラムの可能性を追求していきます。樽熟成(エイジング)商品や、異なるアプローチによるプロダクトを順次展開予定です。

最新の開発情報や販売情報は、公式Instagramにて定期的に配信。また、ブランドwebサイトでは「HAL Distillery」開発秘話や熊本大学・谷時雄教授との対談を記載した記事も展開しています。

商品概要

ブランド紹介:

HAL Distillery(ハル・ディスティラリー)

日本・鹿児島の地で焼酎造りを受け継いできた大石酒造が立ち上げたスピリッツブランド「HAL Distillery」。厳選したサトウキビから酵母、水に至るまで、すべてを日本の風土から育まれた素材で仕上げた“Made in Japan”のラムです。伝統と革新を結びながら、清らかで奥深い味わいを追求する、これまでにないジャパニーズラムをお届けします。

商品名:

HAL Distillery JAPONICUS(ハル・ディスティラリー ジャポニカス)/5,720円・限定300本

HAL Distillery KABUTO(ハル・ディスティラリー カブト)/8,800円・限定80本

品目: スピリッツ(ラム)

発売日: 2026年2月26日(木)

販売場所: HAL Distillery 公式オンラインストア 他

※今回の商品の売上げの一部は熊本大学基金に寄付されます。

大石酒造株式会社について

大石酒造株式会社

明治32年創業。鹿児島県阿久根市の風土に根ざした酒造りを行う。「鶴見」をはじめとする本格焼酎の製造で培った伝統技術に加え、6代目当主の科学的視点を取り入れた革新的な酒造りに挑戦中。

大石酒造株式会社代表取締役社長/ディスティラー大石 恭介

1981年福岡県生まれ。茨城大学卒業後、京都大学大学院で博士号を取得。デンマーク・コペンハーゲン大学Dr.Groth研究室にてDNA修復やエピジェネティクスの研究に従事。2021年に妻である大石晶子の実家である大石酒造の継承を機に大石酒造へ入社。その後2025年に代表取締役社長に就任。

会社概要

法人名: 大石酒造株式会社

代表者: 代表取締役 大石 恭介

所在地: 〒899-1625 鹿児島県阿久根市波留1676

設立: 1957年7月(創業1899年)

資本金: 1000万円

事業内容: 本格焼酎・リキュール・スピリッツの製造販売

URL: https://www.oishishuzo.co.jp/

【本件に関するお問い合わせ先】 大石酒造株式会社 担当:大石 恭介 E-mail: hal_distillery@oishishuzo.co.jp

Instagram: hal_distillery

※メディア関係者様へのサンプル提供や、開発者インタビューも可能です。


今、あなたにオススメ