【経産牛の価値を再定義】沖縄・もとぶ牧場の「経産牛」がレストランの食卓へ。東京目黒(武蔵小山)「チャムアパートメント」と、命の恵みを再定義する「母恵牛(ぼけいぎゅう)」プロジェクトを始動

知られざる経産牛の美味しさを、「母恵牛」という名前とともに

株式会社chumのプレスリリース

■概要

株式会社chum(所在地:東京都目黒区目黒本町4-12-17、代表取締役:河合真一)が運営するレストラン「チャムアパートメント」(東京・武蔵小山)は、沖縄県最大の牧場「もとぶ牧場」(沖縄県国頭郡本部町)と、経産牛の直接取引契約を締結しました。もとぶ牧場が自社の経産牛を直接レストランに提供するのは、沖縄県以外では初となります。本件は、単なる食材の仕入れに留まらず、畜産業界で低く評価されてきた「経産牛」に新たな命を吹き込み、産地と消費者をダイレクトに結ぶ「新しい産直の形」を提示する社会派プロジェクトです。


母恵牛のステーキ。赤身の深いコクと旨味が特徴

■背景と課題

日本の畜産業界では、出産を経た牛(経産牛)はその役割を終えると市場価値が大きく下がり、多くが加工用として安価に流通しています。しかし経産牛の肉は、長い飼育期間を経て旨味成分が凝縮され、赤身の味わいが深いという特長があります。

チャムアパートメントは、沖縄の農家・牧場と直接連携し、もとぶ牛やアグー豚など沖縄産畜産物の魅力を東京で発信してきました。今回のもとぶ牧場との直取引は、その取り組みの延長線上にあり、「経産牛=価値が低い」という業界の常識を覆すチャレンジです。

■「母恵牛(ぼけいぎゅう)」とは

当社では経産牛を「母恵牛」と呼称し、その価値を再定義しています。「母恵」には、命を育んだ母牛がもたらす恵み、長い飼育期間で凝縮された深いコクと旨味への敬意を込めています。「廃用牛」「経産牛」という業界用語では伝わらない、食材としての本来の価値を消費者・飲食事業者に届けることを目指しています。


もとぶ牧場の牛たち

■もとぶ牧場について

もとぶ牧場は沖縄県本部町に位置する県内最大規模の牧場で、「もとぶ牛」ブランドで知られています。オリオンビール粕を活用した独自の発酵飼料による飼育や、温暖な気候と豊かな自然環境のもとで良質な牛を育てており、2013年には農林水産大臣賞を受賞するなど沖縄畜産業を代表する牧場です。


オリオンビール粕を活用した独自の発酵飼料

■チャムアパートメントの今後の展開

チャムアパートメントでは、店舗でのレストラン営業に加え、全国の産地と飲食の現場をつなぐ地域畜産支援事業を展開してまいります。畜産農家の経営相談、流通・販路設計、ブランディングまでを一貫して手がけ、地域の畜産資源が正当に評価される仕組みづくりに取り組みます。また、今後は沖縄地域だけでなく、全国各地の産地へ活動を広げていく予定です。

産地と食卓をダイレクトにつなぐことで、生産者の収益向上と、消費者への新しい食体験の提供を両立してまいります。


沖縄の自然の中で育つもとぶ牧場の牛たち

■ 店舗概要 

店舗名:チャムアパートメント

 所在地:東京都目黒区目黒本町4-12-17

 営業形態:レストラン営業 / スタジオレンタル

 公式サイト:https://chum-apt.net/

今、あなたにオススメ