~豆乳は「健康に良い」を理由に購入する人が最も多く、ほぼ毎日飲む層が増加傾向。豆乳の特徴や有効成分を理解した継続飲用者の割合が高い~
日本豆乳協会のプレスリリース
日本豆乳協会(事務局:千代田区神保町 会長:山﨑 孝一 キッコーマンソイフーズ株式会社 代表取締役社長、事務局長:安部 徹、以下豆乳協会)では、2025年12月、消費者調査「購入状況実態調査」を実施し、その結果をまとめました。本調査は、生活者における豆乳飲用実態・購入実態を把握し、豆乳に関する認知・理解状況を探るため、2024年より定点で実施しています。
豆乳生産量は、コロナ禍で一時期、低迷したものの、2024年より巻き返し、2025年には過去最高の生産量に達しました。このような状況下において、日本豆乳協会では、豆乳の摂取状況、購入意向、認知・理解状況等を明らかにするため、「豆乳購入状況実態調査」を実施しました。同調査は、10,000人の一般生活者(10代から60代の男女)、及び現在の豆乳摂取者約2,060人(10代から60代の男女)を対象としました。下記は本調査結果の概要をまとめたものです。
調査結果のサマリー
本調査結果から、豆乳は調査対象者の約4割が飲用する安定した市場を形成しており、全体傾向は昨年と大きな変化はないものの、「ほぼ毎日」飲用する層が30代以上の女性を中心に増加し、男性20代や女性60代でも伸長している点は注目されます。健康志向の高まりを背景に、習慣的飲用へと移行する層が拡大していると考えられます。一方、若年層ではカフェでのソイラテ飲用が約3~4割と高く、豆乳が日常飲料として、だけでなく嗜好性飲料としても定着していることがうかがえます。購入理由は「健康に良い」「たんぱく質が摂取できる」など機能価値が中心であり、加えて「料理に活用できる」が増加していることから、用途拡張の可能性も示唆されます。摂取方法は「そのまま飲む」が主流でありますが、ラテや料理利用も拡大しており、それらが、一定割合を占めています。
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豆乳の飲用者は、調査対象者の4割を占める。この割合は、飲用頻度含めておおむね昨年同様である。
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豆乳を「ほぼ毎日」飲用している割合は、30代以上の女性を中心に増加している。特に、男性20代・女性60代などで昨年より増加しており、女性60代の12%が豆乳を「ほぼ毎日」飲用している。
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ソイラテをカフェで飲用している人の割合は約3割であり、昨年とほぼ同数である。性年代別でみると、男女ともに若年層ほどソイラテをカフェで飲用している割合が高く、中でも男女20代では4割近くがソイラテをカフェで飲用している。
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豆乳の購入理由は、昨年同様「健康に良い」を理由として挙げる人が多く、約70%%を示している。次いで、「たんぱく質が摂取できる」 (54%)、等、成分に関する利点を挙げる人の割合が多いのは前回同様である。また、「料理に活用できる」 (23%)を理由として挙げた人が昨年より増加している。
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豆乳に求めることは、昨年同様「味がおいしいこと」が45%でトップとなっている。「健康への効果があること」(40%)、「飲みやすいこと」(37%)が続く。
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豆乳の摂取方法については、昨年同様「そのまま飲む」が65%でトップを示しており、「コーヒーや紅茶に入れ、ラテにして飲む」(47%)、「料理に使用する」(37%)が続いている。
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豆乳を料理に使用する頻度に関しては、昨年同様、「月に1回~4回未満の頻度」が53%でボリュームゾーンである。
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豆乳を飲んだり食べたりするタイミングとしては、昨年同様「朝食中(46%)」がトップであり、「間食に」(28%)「朝食前」(19%)が続いている。
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豆乳を購入する場所としては、昨年同様「スーパー」(82%)で突出している。2番目の購入場所は昨年同様「ドラッグストア」(44%)、「ディスカウントストア」(18%)、「コンビニエンスストア」(16%)。
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豆乳の認知状況は、「豆乳は、特に植物性たんぱく質が豊富」が(55%)でトップ、「豆乳にはイソフラボンが含まれており、ホルモンバランスに影響を与える」(54%)「豆乳は未開封のものであれば、常温保存が可能で比較的長期の保存に向いている」(51%)が続く。
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豆乳を購入する際に代替品として迷うものとしては、昨年同様「牛乳」がトップ(47%)である。「アーモンドミルク」(32%)、「飲むヨーグルト」(26%)が続く。
これらの調査結果から、日本豆乳協会では、家庭内における物価上昇等の影響はあるものの、豆乳の有効成分を認知している愛飲者は、継続的に豆乳を摂取する意向が高いこと、ソイラテ市場も形成されつつあるという結果を踏まえ、引き続き、豆乳の特徴や有効成分の認知拡大を図るとともに、様々な種類の豆乳の試飲の機会を創出する活動を積極的に展開していきます。
なお、調査結果の詳細は、豆乳協会のサイトでも公開します。
(参考)
日本豆乳協会は、豆乳および豆乳製品の普及を第一の目的に啓発活動を行っています。1979年(昭和54年)9月1日の設立以来、豆乳メーカー各社が会員となり、メーカー同士の親睦や情報交換、さらには他の機関や団体との協調を図っています。豆乳類の製造、加工、品質、流通に関する研究はもちろん、業界の健全な育成、発展に寄与することをミッションに日々、豆乳の普及や期待される効果・効能の啓発活動を推進しています。毎年10月12日を「豆乳の日」、6月12日を「ヘルシーソイラテの日」と定め、業界全体を巻き込んで豆乳の普及に向けた様々な活動を展開しています。