不二製油 株式会社のプレスリリース
不二製油株式会社(本社:大阪府泉佐野市、以下当社)は、発酵の力を最大限に引き出す新製法によって生まれた、濃厚で本格的な味わいを楽しめる業務用の熟成チーズ様素材を2025年より本格販売しています。
参考画像2点(製品名「本熟フロマージュP」を使用した応用例)
日本では特有の気候によりパルメザンチーズやブルーチーズのような熟成チーズの製造が難しいとされ、その多くはヨーロッパからの輸入に頼っています。乳価格の上昇や人手不足、今後の世界的な人口増加を背景に、持続可能なチーズ供給の重要性は更に高まります。
この度開発した本熟製法は、当社がこれまで培ってきた知見を活用し、乳酸菌の発酵の力を最大限に引き出し、香りと味のバランスを調整しながら増強する事で、通常約2年かけて生み出すような芳醇な香りや複雑な風味、コクや乳味を、わずか5日で実現することが出来ます。
「熟成期間の長さや多くを輸入に頼る現状から希少価値が高く、工業的な扱いも難しい熟成チーズのようなおいしさを、もっと多くの人に味わってもらえたら。」という想いの元、10年以上に渡る弊社の挑戦から生まれた製法です。2012年から1000回以上の試作を行い、香料に一切頼ることなく、本物の熟成チーズと比べても遜色がない完成度まで高めました。この製法は、熟成チーズが抱える課題(熟成スペースの確保、熟成中の品質管理、長期熟成にかかるコスト)や、将来的な熟成チーズの供給不安といったサステナブル面の課題を解決する可能性を秘めています。
この製法を用いて、熟成チーズ様素材の本熟フロマージュPを上市しています。同品は目的に応じて配合量を調整する事で、濃厚なコクと風味を付与しつつ、味の底上げをする様な引き立て役から、チーズの上質で奥深い旨味やおいしさを前面に出した、高級感のある仕上がりを演出することも可能です。チーズケーキへのコク付与や、ワンランク上のピザなど、甘味系・塩味系、すべてのアイテムにおいて表現の幅を格段に広げることが出来、実際に使用された方々からも評価の声を頂いています。また、熟成チーズは熟成時の腐敗防止の観点から水分量が少ないハードタイプが主流ですが、本熟フロマージュPはペースト状のため扱いやすく、生地への塗布や練り込みなど、これまで実現が難しかった用途にも幅広く活用出来ます。
今後他の風味タイプのシリーズ展開も予定しており、本熟製法により実現できたおいしさとコストパフォーマンスで、次世代のチーズ様素材として食の可能性を広げ、新しい選択肢を提案します。
当社は、グループのビジョン「植物性素材でおいしさと健康を追求し、サステナブルな食の未来を共創します。」を掲げ、新たな食の価値の提案を目指しています。1988年に日本のティラミスブームの火付け役となった、マスカルポーネと同じように使用できるチーズ風味素材を国内で初めて製造販売するなど、以降も技術と製品を磨き続け、お客様と共に課題の解決に挑戦してまいりました。
当社は「課題解決型の企業」として、引き続きお客様の課題に寄添い、発酵の知見をいかした製品開発を通じて、社会に貢献します。
■製品について
製品名:本熟フロマージュP
製品荷姿:500gピロー×12個、1kgピロー×12個
本熟紹介サイト https://fujiplatform.jp/column/detail/25120103.html
不二製油株式会社 https://www.fujioil.co.jp/