来店データをもとにペルソナ設計 地域とつながる新しい職業体験の形を実現
有限会社勝山電気工事のプレスリリース
■なぜ電気工事会社が職業体験に取り組むのか
建設業界では人材不足や若者の業界離れが課題となる中、「仕事の魅力が伝わる場が少ない」という現状があります。また、企業と地域住民との接点も限られており、会社の価値や想いが十分に伝わっていないという課題もありました。
勝山電気工事では「お客様が本当に喜ぶこと」をすべての判断軸とし、電気工事の枠にとらわれない価値提供を実践しています。その一環として、本社敷地内でカフェ「ple cafe」を開設し、誰もが気軽に立ち寄れる場づくりと、職業体験の受け入れを行っています。
■中学生による商品開発プロセス
2025年11月、高崎市内の公立中学校が実施する職業体験「やるベンチャーウィーク」にて、中学2年生4名を5日間受け入れました。
体験内容は「カフェの商品開発」。実際の来店データや注文傾向、時間帯別の利用状況などをもとに、生徒自身がターゲットとなるペルソナを設定し、商品企画を行いました。
数時間に及ぶ議論の末に設定されたペルソナは
≪近隣高校に通う高校3年生女子。友人と一緒に、テンションが上がるおしゃれな空間で勉強したい受験生≫
この仮説をもとに開発されたのが「ショコラテリーヌ ~アグリウムソース添え~(税込480円)」。濃厚なショコラテリーヌに、オレンジをベースとした爽やかな柑橘ソースを合わせ、重すぎず最後まで楽しめる一皿に仕上げました。
本商品は、ple cafeのパティシエールとの綿密な打ち合わせを経て実際に商品化されました。
■売上・集客への影響
本商品は2025年12月26日から2026年2月14日まで販売され、2026年1月の1か月間で52個を販売。期間限定商品としては今期最多の販売数を記録しました。
さらに、生徒の家族や関係者、実際にペルソナに設定した学生の来店をきっかけに新規顧客の来店が生まれ、店舗の認知拡大にもつながりました。職業体験が単なる学習機会にとどまらず、実際の集客や売上にも寄与する結果となっています。
■取り組みから得られた成果
今回の取り組みを通じて、「学生のアウトプットを本気で社会に実装することが、企業価値の向上と新たな顧客創出につながる」という手応えを得ました。
また、参加した生徒の中には、本体験をきっかけに自身の進路について主体的に考え始め、学習への意欲が高まるなど、行動の変化が見られたという声も寄せられています。企業と教育が連携することで、社会と個人の双方に価値を生み出す可能性が示されました。
■今後の展望
今後は「ple cafe」を拠点に、地域イベントや体験型プログラムのさらなる拡充を進めていきます。また、若者が働くことの面白さや価値を実感できる機会を増やし、地域全体で人材を育てる仕組みづくりに貢献していきます。
勝山電気工事はこれからも「お客様のありがとうのためなら何でもやる」という理念のもと、地域と向き合いながら、新たな価値創出に挑戦し続けます。
■会社概要
会社名:有限会社勝山電気工事
所在地:群馬県高崎市
事業内容:電気工事業/カフェ運営(ple cafe)/インターンシップ受入 等
【本件に関するお問合せ先】
経営企画室室長 取締役:宮島 茜(みやじま あかね)
TEL:080-2253-9802
メール:a.miyajima@katsuyama-ew.com