―秋田県産いちごが香る、農業×醸造で実現する唯一無二のクラフトサケ―
稲とアガベ株式会社のプレスリリース
秋田県男鹿でクラフトサケ醸造所を軸にまちづくりを行っている「稲とアガベ株式会社」(秋田県男鹿市、代表:岡住 修兵 以下「稲とアガベ」)は、株式会社NTTアグリテクノロジー(代表取締役社長 酒井 大雅、以下「NTTアグリテクノロジー」)が秋田県潟上市で産地形成を推進するブランド「秋田夏響(あきたなつひびき)」の夏秋いちごを原材料に使用した新作クラフトサケ『稲と秋田夏響』の抽選申込の受付を開始いたしました。
『稲と秋田夏響』抽選申込みフォーム
<取り組みの背景>
稲とアガべは、2021年の創業以来、「男鹿の風土を醸す」を理念に、秋田県男鹿市を拠点に醸造を核としたまちづくりを展開してまいりました。米・麹をベースとしたクラフトサケの醸造において、地域の農産物を副原料に取り入れることで、秋田の食文化を新たな形で表現することに挑戦してきました。
この度、同じ秋田県内で夏秋いちごの産地形成に取り組むNTTアグリテクノロジーとの連携が実現しました。NTTアグリテクノロジーは、2024年より遊休農地を活用した「秋田潟上夏秋イチゴファーム」を運営し、秋田の冷涼な気候と昼夜の寒暖差を活かした高品質な夏秋いちご「秋田夏響」の栽培に取り組んでいます。農業と醸造という、秋田県内の異なる産業同士の連携により、地域の新たな価値創出を目指します。
「秋田夏響」に込められた想い
「秋田夏響」は、秋田県の冷涼な気候と夏の昼夜の寒暖差を活かして育てられる夏秋いちごです。一般的にいちごは冬から春にかけて収穫されますが、夏から秋にかけては国内産の供給が不足し、多くを海外からの輸入に頼っているのが現状です。そのなかで、秋田県の自然環境は夏秋いちごの栽培に最適な条件を備えています。潟上市は海と山が近く風が強いためハチなどを使わずに自然受給が可能という利点もあります。
この取り組みの原点には、「生産者がより高い収益を得られる仕組みをつくりたい」という想いがあります。NTTアグリテクノロジーと地元農家が、冬のいちご栽培で生じていた暖房費等の課題を議論するなかで、冬のいちごに比べて高値で取引される夏秋いちごの生産にたどり着きました。現在では秋田県内で7農家が夏秋いちごの生産に取り組み、協議会を通じて栽培の知見やデータを共有し合いながら、産地形成を加速させています。
生産現場では、農家のみなさまが一株一株、葉っぱ一枚一枚を丁寧に確認しながら、わが子同然にいちごを育てています。その手間と情熱によって完熟時には糖度15度ほどに達し、みずみずしさと爽やかな酸味がバランスよく際立つ、秋田ならではのいちごが実ります。「秋田夏響」の名称は秋田県民への公募を経て決定されたもので、地域が一体となって育てているブランドです。
これまでにグミやジャム、バームクーヘン・ラングドシャなどの6次産業化商品が展開されてきましたが、さらなる付加価値の創出を目指し、この度、同じ秋田県で地域に根差した醸造活動を行う稲とアガべとのコラボレーションが実現しました。農業と醸造という、秋田県内の異なる産業の連携により、地域の新たな価値創出を目指します。
<秋田夏響の主な特徴>
①味わい
完熟すると糖度が15度に達し、夏いちごとしては非常に甘く、さっぱりとした爽やかな酸味とのバランスが良いのが特徴です。
②収穫時期
いちごの端境期である夏から秋に旬を迎えます。
③用途
そのまま食べる生食用のほか、果実がしっかりしているため、ジャムやバウムクーヘン、洋菓子などの加工用としても活用されています。
<商品概要>
秋田の農家が情熱を込めて育てた「秋田夏響」と、稲とアガべが培ってきた米・麹の発酵技術を掛け合わされることで、秋田の農業と醸造文化が融合した、唯一無二のクラフトサケが誕生しました。味わいはまさにイチゴワイン。いちごを活用したお酒は、リキュールなどの甘いお酒のイメージが強いですが、独自製法で味わいを切ることで、他にはない全く新しい味わいを実現しています。
商品名: 稲と秋田夏響
品目:その他の醸造酒
原材料: 米、米麹、いちご、カルダモン
内容量:500 ml
販売価格: 3,300円(税込)
販売場所:オンライン
抽選予約について
申込締切:2026年4月22日(水) 23:59
抽選申込 URL:
https://tools.inetoagave.com/tameshioke/entry/49fd1269-e052-4322-a6c8-a9bcf7c7c737
稲とアガベ株式会社 代表取締役 岡住修兵 コメント
株式会社NTTアグリテクノロジーの秋田潟上いちご圃場の中戸川農場長、そして酒井社長。お二人との出会いを起点に、このような素晴らしい取り組みが生まれたことを大変嬉しく思っています。秋田夏響(いちご)を通して、秋田に新しい産業が生まれようとしていることに深く感銘を受け、今回ご一緒することを決意しました。
いちごに合わせたカルダモンは、いつもお世話になっているオリエンタルリカーの梅澤さんと、製造後のスパイスでお酒をつくりたいという話で盛り上がったことがきっかけです。今回のプロジェクトに合わせ、使用することにしました。いちごのお酒には甘みの強いものが多い印象がありますが、本商品は麹と結びつけることでアルコール度数を引き上げ、さらに発酵によって味わいに切れを持たせました。そこにカルダモンのスパイス感が融合し、唯一無二で、最高のお酒に仕上がったと感じています。
世界中のさまざまな飲食店のプロの方にも十分応えられるような、素晴らしい酒質に仕上がったと自負しております。秋田夏響の取り組みが、お酒という新たな形を通して多くの方に届いていくことを、心から楽しみにしております。
株式会社NTTアグリテクノロジー代表取締役社長 酒井大雅コメント
私たちは、農業の課題解決手段を提供するだけではなく、農業そのものの「実践」を大切にしています。なぜなら、農業の課題や喜びは、実践しないと体感できませんし、生産者や地域の皆さまから共感をいただくこともできないからです。こうした中、街づくりに自ら飛び込み「実践」し、当事者となられている稲とアガベの岡住社長との出会いは衝撃でした。出会ってすぐに男鹿に行き、様々なコンテンツを体験させていただくなか、有形無形の想いを伝えていただきました。私たちが隣の潟上市で夏秋いちごを育てている会話に至ると、自然とお互い「男鹿と潟上の隣同士でコラボできる」という流れになっていました。このスピード感、感性の同期が心地よいですね。移住し、地域に根差している弊社メンバーが心を込めて栽培した、夏秋いちごブランド「秋田夏響」に、稲とアガベがどのような魔法をかけてくれているか。男鹿と潟上に想いを馳せて、至極の一杯を楽しんでほしいです。
<稲とアガベについて>
稲とアガベは、秋田県男鹿市で2021年の秋に創業したクラフトサケ醸造所です。「クラフトサケ」とは、日本酒の製造技術をベースとして、そこに副原料を入れることで新しい味わいを目指した新ジャンルのお酒です。私たちは、単にお酒を造るだけでなく、お酒を「地域メディア」として位置付けています。お酒を通じて男鹿に興味を持っていただき、実際に訪れて楽しんでもらうことを目指し、醸造所を起点とした街づくりを推進してまいりました。創業から数年で、レストラン、食品加工所、ラーメン店に加え、サウナ付きホテル「ホテルかぜまちみなと」「ひるね」、スピリッツを製造する「早苗饗蒸留所」、そして人々が集うスナック「シーガール」を開業いたしました。クラフトサケを起点に男鹿の街を未来に残すことを目指して活動しています。
<稲とアガベ株式会社 概要>
社名 :稲とアガベ株式会社
所在地 :秋田県男鹿市船川港船川新浜町1-21
代表者 :代表取締役 岡住修兵
設立日 :2021年3月
事業内容:酒類製造業(クラフトサケ及び輸出用清酒)、飲食店営業、食品加工業、宿泊業