日本酒に世界共通の“ものさし”を!日本唯一の「お酒の研究機関」が開発協力した日本酒専用テイスティンググラス一般販売開始

昨年の【全国初】の採用に続き、今年も3月16日の三重県新酒品評会にて公式採用。財務省の輸出統計が示す「SAKE」の世界的躍進を、酒とグラスのプロフェッショナルによる“ものさし”が支える

JTC株式会社のプレスリリース

JTC株式会社(所在地:京都府京都市、代表取締役:辻 典之)が運営する、グラスOEM・開発プロデュース事業「GLASSBACCA(グラスバッカ)」は、2026年3月16日に開催された三重県新酒品評会において、日本唯一のお酒の研究機関である独立行政法人酒類総合研究所が開発協力した日本酒専用グラス「SAKE TASTING GLASS」が公式テイスティンググラスとして採用されたことを発表いたします。これを受け、2026年4月20日より、Amazonを通じて一般向けに広く販売開始いたしました。

日本の伝統文化である日本酒は、いま歴史的な転換期を迎えています。財務省の貿易統計(2023年度実績)によれば、日本酒の輸出金額は約450億円に達し、この10年で約4倍に成長しました。世界的な「SAKE」市場が急速に拡大する一方で、業界には長年解決すべき課題がありました。それは、酒の品質を客観的に評価し、その繊細な個性を正確に伝えるための「世界共通の標準器(ものさし)」が存在しなかったという事実です。

ワインの世界には「INAOグラス」という国際規格が存在し、世界中のソムリエやバイヤーが同じ基準で品質を評価・取引しています。しかし日本酒においては、評価用の容器が画一化されておらず、海外のプロフェッショナルにとって「どの器で評価し、提供するのが正解なのか」が定まっていませんでした。この評価基準が揃わないことによる品質伝達のばらつきが、日本酒が世界の高級レストランなどで普及していく上での見えないハードルとなっていました。

造り手の意図や品質の優劣を、国境や文化を越えて公平に測定し、伝えるための“ものさし”としての容器が必要であると考え、日本唯一のお酒の研究機関である独立行政法人酒類総合研究所とともに、科学的な知見に基づいた日本酒評価の標準器としてのグラス「SAKE TASTING GLASS」を完成させました。

このグラスが普及することで、世界中のバイヤーが自信を持って日本酒を選定し、提供できるようになり、ひいては「SAKE」の世界的躍進を根底から支えることに繋がると考えています。

科学的アプローチによる「利きやすさ」の追求

「SAKE TASTING GLASS」は、プロの鑑定官や造り手の意見を集約し、独立行政法人酒類総合研究所の開発協力のもと、日本酒のポテンシャルを100%引き出すための3つの大きな特徴を備えています。

・香りを確実に捉えるフォルム
グラスに膨らみを持たせ、十分なヘッドスペースを確保。揮発成分を逃さず、細かな香りの要素を繊細に感じ取ることができます。

・含む量をコントロールできる飲み口
口元をわずかに広げることで、舌の手前にお酒を落とし、舌全体で味わいの要素を均一に感じ取れる設計となっています。

・「スワリング」に最適な脚(ステム)

指先で脚を持つことで、お酒の温度を変えずにグラスを滑らかに回す(スワリングする)ことができます。この動作によってお酒がグラスの内側に薄く広がり、空気に触れることで、お酒本来の豊かな香りを最大限に引き出します。

品評会での実績とプロの評価

2026年3月16日、三重県酒造組合が主催する「第56回三重県新酒品評会」において、本グラスが公式のテイスティンググラスとして採用されました。

当日は、名古屋国税局の鑑定官室長や各県の工業研究所研究員、日本ソムリエ協会役員など、計11名のトッププロが審査員として参加。県内20の酒蔵から出品された計94点にのぼる日本酒の審査が、すべてこのグラスを用いて行われました。グラスに施された目印により、すべての酒を誤差なく正確な量(30ml)でテイスティングできる点も、厳格な審査を支えています。

近年、コロナ禍の影響により従来の「きき猪口」の共有が難しくなり、多くの審査会でプラカップ等の代替品が使用されていましたが、香りがこもる等の課題がありました。

繊細な香りの違いや味わいの輪郭を鮮やかに描き出す「SAKE TASTING GLASS」の機能性がその課題を解決し、現場のプロフェッショナルたちからも「日本酒の真価を測る新しい基準」として高く評価されています。

【審査員からの声(一部抜粋)】

・香りとオフフレーバーの明確化

「香りの感じ方が全然違う。味わいのフレーバーが取りやすく、オフフレーバー(劣化臭など)もしっかりと取れるため、蔵での品質管理にも非常に向いている。」

・代替品(プラカップ)の課題解決

「プラカップで審査する際は蓋によって香りがこもりすぎてしまうが、このグラスだとそれがなく、各お酒の良し悪しが明確に分かる。」

・審査会自体の価値向上

「このグラスを使うことで審査会の価値が上がっている。三重県の審査会のブランディングにも役立っている。」

すでに欧州・アジアを中心に5カ国、累計32,000個が流通する確かな実績

「SAKE TASTING GLASS」は2024年の先行販売以降、すでにプロの現場やイベント等を通じて累計約32,000個が流通しています。そのうち約8,000個は海外(フランス、シンガポール、中国など)の日本酒セミナー等で活用されており、世界中のプロフェッショナルから「香りと味わいの取りやすさ」で高い評価を獲得しています。今回、一般向けにAmazon販売を開始することで、より多くの「日本酒の学び手・飲み手」へこの体験をお届けします。

飲食店の「グラス戦略」のパートナーへ

GLASSBACCAは、Amazonでの「SAKE TASTING GLASS」の一般発売を皮切りに、長年培ってきたグラス専門商社としての枠を超え、飲食店の「体験価値」と「ブランド価値」を最大化するパートナーへと変容してまいります。今後も本格焼酎グラスのフランス三ツ星レストランへの導入や、大阪でのプロ向け体験ラボ開設など、グラスを通じて日本の酒文化の真髄を世界と次世代へ繋ぐ挑戦を続けてまいります。

【参考URL】

GLASSBACCA

https://glassbacca.com/

SAKE TASTING GLASS 一般販売ページ(Amazon)

https://www.amazon.co.jp/dp/B0GVRS2654/

卸・OEM 専用お問い合わせフォーム

https://glassbacca.com/contact

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