消えゆく九州北部の家庭の味を未来へ。白うり7,500kgを手作業で仕込む。20年以上明治神宮へ御奉献する、予約4ヵ月待ちの「うり浅漬」仕込み開始。

―昭和61年創業以来続く、夏の風物詩ー

有限会社 奈良漬さろん安部のプレスリリース

有限会社奈良漬さろん安部(本社:福岡県築上町、代表取締役社長 安部勝憲)は、2026年6月16日より季節限定商品「うり浅漬」の仕込みを開始します。

うり浅漬は、九州北部でかつては各家庭で漬けられ、古くから親しまれてきた伝統的な漬物です。近年は家庭で漬ける機会が減少し、地域の食文化として失われつつあります。当社では、昭和61年の創業以来この味を守り続けており、平成11年から20年以上にわたり明治神宮への御奉献も続けています。

当店の創業の原点でもある「うり浅漬」は、製造開始前から予約が入る人気商品となっており、今年も5月から予約が入っています。今年は徳島県の契約農家から届く白うり約7,500kg、酒粕約4,800kgを使用し、3か月の熟成期間を経て、9月より順次出荷を開始する予定です。

なお、この仕込み作業は年に一度、6月中旬から7月中旬にかけてのみ行われるもので、伝統的なうり浅漬づくりの現場を取材・撮影できる貴重な機会となっています。

樽貯蔵庫で白うりを持つ当社社長
予約4ヵ月待ちの「うり浅漬」

【今年の仕込み概要】

·  仕込み総量:白うり 約7,500kg

·  使用する酒粕:約4,800kg

·  仕込み期間:2026年6月中旬~7月

·  1日の仕込み量:約1トン

·  出荷開始:2026年9月中旬予定

·  明治神宮御奉献:平成11年より20年以上継続

【実施日程】

※うり浅漬の仕込みは年に一度、6月中旬~7月中旬のみ実施しており、この期間以外は撮影できません。

※作柄や天候により変更となる場合があります。

1. 前処理&塩漬け

①  6月16日(火) 9:00~14:00

②  6月19日(金) 9:00~14:00

③  6月22日(月) 9:00~14:00

④  6月25日(木) 9:00~14:00

⑤  6月28日(日) 9:00~14:00

⑥  7月01日(水) 9:00~14:00

⑦  7月04日(土) 9:00~14:00

⑧  7月07日(火) 9:00~14:00

2.粕漬け

①  6月20日(土) 9:00~14:00

②  6月23日(火) 9:00~14:00

③  6月26日(金) 9:00~14:00

④  6月29日(月) 9:00~14:00

⑤  7月02日(木) 9:00~14:00

⑥  7月05日(日) 9:00~14:00

⑦  7月08日(水) 9:00~14:00

⑧  7月11日(土) 9:00~14:00

3.場所

  福岡県築上郡築上町大字東八田1100-4 奈良漬さろん安部 工房内

4.お問い合わせ・お申込み先

  有限会社奈良漬さろん安部(お電話またはEメール)

消えゆく九州北部の家庭の味を守り続ける

うり浅漬は、白うりを酒粕に短期間漬け込むことで、みずみずしい食感と爽やかな風味を楽しめる季節限定の漬物です。

昭和の頃までは九州北部の多くの家庭で漬けられていましたが、生活様式の変化や核家族化、高齢化により家庭で仕込む機会は減少し、現在ではその姿を見ることも少なくなりました。また、うり浅漬を製造する事業者も年々減少しており、地域の食文化を継承する担い手も少なくなっています。

奈良漬さろん安部では、地域に受け継がれてきた食文化を次世代へつなぎたいという思いから、創業以来毎年製造を続けています。

夏の訪れとともに始まるこの仕込みは、地域の味を未来へ受け継ぐ取り組みでもあります。

契約農家で収穫された白うり
連日約1トンの白うりを仕込む

奈良漬さろん安部の原点となった商品

昭和61年の創業当時、奈良漬さろん安部が最初に手掛けた商品が「うり浅漬」でした。

奈良漬よりも熟成期間が短く、収穫したばかりの白うりの食感を活かせることから、多くのお客様に親しまれ、現在も創業当時から変わらない製法で製造しています。

当店にとってうり浅漬は、単なる季節商品ではなく、創業の原点を象徴する商品でもあります。

仕込みはすべて手作業

使用する白うりは、徳島県の契約農家から届く約7,500kgの白うりです。仕込み期間中は1日あたり約1トンの白うりを加工し、最終的には約4,800kgの酒粕を使用してうり浅漬へと仕上げていきます。

仕込みは、すべて手作業。まず種出し作業から始まり、その後塩漬けを行います。さらに酒粕への漬け込みが行われ、約3か月かけて味を整えていきます。

職人が一つひとつ状態を確認しながら仕込みを進めています。

洗浄
白うりの種を出す
種出しされた白うり
塩漬けの様子
塩漬け後の白うり
粕漬けの様子

予約開始から出荷まで約4か月

うり浅漬は毎年9月から販売を開始しますが、近年は販売開始前から予約が入るようになり、今年も5月から予約受付を開始しております。樽詰め商品(7,700円~10,300円)については、例年5月から9月までの予約数は約100個にのぼります。また、予約期間中には商品に関する問い合わせも多数寄せられています。

 年間販売数は約2万枚。大量生産が難しい手づくりの商品だからこそ、販売開始前から予約をいただくリピーターのお客様も多く、毎年9月の発売を心待ちにしていただいています。

仕込み用の樽の重さは37kgにもなる
3ヶ月静かに出荷を待つ

代表コメント

有限会社奈良漬さろん安部 

代表取締役 安部 勝憲

「うり浅漬は当店の創業の原点であり、九州北部の家庭で親しまれてきた夏の味です。かつては各家庭で作られていましたが、現在ではその文化も少しずつ失われつつあります。

私たちは単に漬物を造るだけでなく、この地域に根付いた食文化を次世代へ伝える役割も担っていると考えています。今年も一つひとつ丁寧に仕込みを行い、旬の味わいとともに地域の文化をお届けしたいと思います。」

(左)代表取締役社長:安部勝憲 (右)専務取締役:安部雄一郎

会社概要

奈良漬さろん安部

当社の奈良漬は、【心うつ本ものの響き】をブランドコンセプトとし、すべて国内産の原材料を用い添加物は一切使用せず、職人ひとりひとりの忍耐の伴う丁寧な仕事を基本としています。

代表ブランドである奈良漬「琥珀神」は、昔ながらの製法を守りつつ現代の嗜好に合うよう工夫した、従来の奈良漬と比較して軽やかでさっぱりとした味が特長の商品です。大量生産・大量販売を実施せず大切に造っています。

これからも当社は、古き良き日本の伝統をつなぐ奈良漬の魅力を発信しながら、お客様へ常に最良の品質の商品をお届けできるよう、丁寧なものづくりにまい進していきます。

 店舗外観
店舗内観

その他資料等が必要な場合は、可能な限りご協力いたしますので、下記までご連絡ください。

(お客様お問い合わせ先)

有限会社 奈良漬さろん安部

福岡県 築上郡 築上町大字湊196    TEL 0930-56-5018   FAX 0930-56-0360

 ホームページアドレス http://naraduke-salon-abe.jp/

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