カゴメ株式会社のプレスリリース
カゴメ株式会社(社長:奥谷晴信、本社:愛知県名古屋市)は、「野菜を買いたくなる売場をつくる!青果売場ディスプレイコンテスト2026」の審査の実施にあわせて、野菜や食に関心の高い生活者※1,953名の評価を分析し、「買いたくなる青果売場」の特徴を明らかにしました。その結果、鮮度や衛生といった「安心品質」が青果売場の評価における前提条件であることが分かりました。さらに、価格や産地などの「情報」を分かりやすく伝えることで購買意欲が高まり、「安心品質」と「情報」の両方を同時に訴求することが重要であることが明らかになりました。なお、本調査では、青果売場に関する18の評価項目(新鮮さ、価格の分かりやすさ、POPなど)を「安心品質」「情報」「見た目」「買い物効率」「動機訴求」の5つのカテゴリーに分類し、分析を行いました。
※ &KAGOME会員のこと。&KAGOMEとは、カゴメが運営するコミュニティ型プラットフォームで、野菜や食に関心のあるユーザー同士が交流し、情報や体験が共有できる場です。
<調査結果の概要>
◆ 青果売場では「鮮度の見える化」が鍵、「安心品質」が購買の前提条件に。
◆ 約7割が価格や産地などの分かりやすい「情報」を重視、納得感のある売場が求められる。
◆ 「品質」と「情報」を両立した売り場が最多支持、相乗効果で購買意欲を喚起。
◆ 若年層は見た目・演出を重視、世代による売場評価の違いが明らかに。
◆ 「安心品質」「情報」に加え、見た目や効率性も含めた複数要素を備えた「総合力」のある売場づくりが重要
■調査背景
近年、生鮮野菜は支出金額が増加する一方で購入数量は減少傾向にあり、生活者の野菜の消費量減少が課題となっています。こうした背景には価格高騰の影響に加え、野菜に対する関心や購買意欲の変化もあると考えられます。そこで当社は、生活者の日常的な購買接点である青果売場に着目し、一般生活者である&KAGOME※会員1,953名を対象に、「野菜を買いたくなる売場」に関するWEB調査を実施しました。
■82%が重視する「安心品質」は、青果売場の前提条件
「野菜の鮮度が伝わる」「衛生的・清潔感がある」「適切に管理されている」といった安心品質に関する項目は、全体の82.3%がいずれかを重視。これは他の要素(彩り・陳列・販促演出など)を大きく上回り、青果売場における“最低条件”となっていることが分かりました。特に「鮮度が伝わる」は53.1%で最多となり、消費者は見た目の華やかさや演出以上に「品質への信頼」を重視していることが示されました。
■67%が求める「情報」が購買判断を後押し
「価格がすぐに分かる」(42.6%)、「産地が分かる」(29.3%)など、情報に関する要素も高い支持を獲得。複数の情報項目のいずれかを重視した人の合計は67%と、生活者の約3分の2が、購入時に納得できる「情報」を求めていることが明らかになりました。これは、品質の良さを「感じる」だけでなく、「理解して選びたい」という意識の高まりを示していると推察されます。
■最大ボリュームは「安心品質×情報」の同時訴求層(53%)
カテゴリー別の同時選択された組み合わせを分析した結果、最も多いのは「安心品質」と「情報」の両方を重視する層(53.0%)でした。さらに、
・安心品質を重視する層の64.4%が情報も同時に重視
・情報を重視する層の79.1%が安心品質も重視
という結果から、両者は組み合わせて初めて購買意欲を最大化する関係にあることが分かりました。
■年代別にみる売場評価の特徴
年代別に「安心品質」と「情報」の同時選択された組み合わせを分析したところ、30代〜70代の各世代で約56~61%と高水準で推移し、特に50代では61.2%と最も高い結果となりました。一方で、20代は43.1%と全世代で最も低い割合となりました。20代では、見た目のポイント(41.0%)が高く、他年代よりも見た目(視覚的要素)への関心が高い傾向が見られました。この結果から、30代以上では「安心品質」と「情報」の両立が売場評価の中心となる一方、20代ではこうした要素に加え、見た目の魅力も売場評価に影響を与えていることが示されました。
【参考】
「野菜を買いたくなる売場をつくる!青果売場ディスプレイコンテスト2026」結果発表 特設サイト
URL:https://cp-master.com/seikadisplay-contest2026result
調査概要
調査方法:WEB調査
調査対象:全国の&KAGOME会員1,953名
調査時期:2026年5月14日~5月22日
調査内容:青果売場において「買いたくなる要素」の複数選択式回答