インテグリカルチャー株式会社のプレスリリース
「みんなが使える細胞農業(*)」の社会実装を推進し、世界的な企業への飛躍を目指すインテグリカルチャー株式会社(本店:東京都文京区、代表取締役:羽生 雄毅、川島 一公、以下「当社」)はこの度、株式会社ひろしまインキュベーション&キャピタル様(本社:広島県広島市、代表取締役:滝上 菊規)、株式会社広島ベンチャーキャピタル様(本社:広島県広島市、代表取締役:西岡 賢)、大和製罐株式会社様(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山口 裕久)、株式会社博報堂DYベンチャーズ様(本社:東京都港区、代表取締役社長:秋本 義朗)、山梨中銀経営コンサルティング株式会社様(本店:山梨県甲府市、代表取締役:入戸野 文謙)、株式会社浜野製作所様(本店:東京都墨田区、代表取締役 CEO:浜野 慶一)、株式会社リバネスキャピタル様(本店:東京都新宿区、代表取締役社長:池上 昌弘)の7社から、資金調達を完了しましたことをお知らせ致します。
(*)細胞農業:生き物から少量採取した細胞を育てることで、化粧品、細胞性食品、素材など有用な資源を生産する技術および産業
各社からは、当社の「細胞農業インフラプラットフォーマー」としての将来性や技術優位性について、主に以下の3点を評価・期待いただき、今回の参画へと至りました。
1. 独自技術「CulNet® System」の優位性と社会実装への推進力
従来の課題であった細胞培養コストを大幅に低減する独自技術と、それを研究室内に留めず、バイオリアクターの開発などを通じて着実に量産化・社会実装へと進める事業開発力を評価いただきました。
2. 多様な産業領域へ広がる「細胞農業インフラプラットフォーム」としての可能性
化粧品原料や細胞性食品、新素材、ヘルスケアなど、多様なライフスタイルを支える生産基盤(インフラ)となる高い拡張性に期待をいただきました。
3. 新たな産業エコシステムを切り拓く「共創パートナーシップ」
容器・製造・マーケティング・地域金融など、各領域のトップランナーであるパートナー企業との強固な連携により、日本発・グローバル規模の細胞農業エコシステムを構築できる可能性に共感をいただきました。
また、今回調達した資金は、以下の用途に充当いたします。
【事業拡大】コスメ分野でのプロダクト展開
コスメ領域での原料開発・製品化を加速させ、早期のマネタイズと認知拡大を図ります。
【地方創生】日本各地を結ぶ細胞農業実装ネットワークの拡大
ローカルイノベーションを推進する金融機関や事業会社とパートナーとなり、日本各地へ細胞農業技術の実装を広げ、持続可能な地域社会の実現に貢献します。
【市場開拓】新市場の創造に伴う新規顧客(BtoBパートナー)の獲得
細胞農業インフラプラットフォームの利用者を増やすべく、営業組織を強化。多様な産業領域の企業に対し、新たな価値を共に創る顧客開拓を推進します。
【技術革新】「誰もが使える」インフラ技術の自社研究開発の強化
細胞農業のコモディティ化(当たり前化)に向け、自社技術のブラッシュアップを徹底して行います。
今回の支援を機に、当社は細胞農業のパイオニアとして、世界をリードする企業を目指してまいります。
■インテグリカルチャー株式会社 代表取締役CEO 羽生 雄毅 メッセージ
国内ではセルアグコスメ®が一般流通し、細胞性食品のルールメイクも大きく進捗する一方で、海外でも焦点が技術実証から事業実証へ移るにあたって様々な浮沈が発生するなど、細胞農業はまさに来るべき変曲点の中にあると言えます。当社においても、「みんなが使える細胞農業」が、実際のフルスタックインフラとして上市する瞬間を迎えています。この瞬間をともに歩めることに、心から感謝申し上げます。
■インテグリカルチャー株式会社 代表取締役CTO 川島 一公 メッセージ
細胞農業の技術そのものは、すでに実証の段階を超えつつあります。次の課題は、細胞農業を「誰もが使える」ようにすることです。私たちが目指しているのは、細胞農業における「電力網」のような存在です。電気が普及したとき、世界を変えたのは発電技術そのものではなく、誰もがコンセントに差すだけで電気を使えるインフラが整ったことでした。CulNet® Systemを核とした当社の技術基盤を、酒蔵からコスメ工場まで、あらゆる現場で使えるインフラにしていくこと。それが私のミッションです。
今回ご出資いただいた7社は、容器、マーケティング、地域金融、製造と、まさにこのインフラの「出口」を担う方々です。技術を研究室から解放し、広島や各地域からシンガポールまで、地域の資源と結びついた細胞農業を日本中、世界中のお客様に届けてまいります。
■株式会社ひろしまインキュベーション&キャピタル/株式会社広島ベンチャーキャピタル
シニアマネージャー 大江 拓真 様 メッセージ
未来は待つものではなく、創るもの―インテグリカルチャー社の挑戦にご一緒できることを嬉しく思います。数十年後、「細胞農業が当たり前になった時代」の世界中の教科書に、この会社の名前が載っているかもしれない、、、そんな期待を込めて、私たちは今回の出資を決めました。同社が目指しているのは、単なる培養肉(**)の開発ではなく、細胞農業を誰もが活用できる産業インフラへと育てていくことです。そのビジョンの大きさと、実現に向けて積み重ねてきた技術力・事業開発力に強く共感しました。同社は、広島大学をルーツとする技術・人材とのつながりも深く、広島を拠点とした細胞農業エコシステムの形成にも取り組まれています。当社は、同社の革新的な挑戦が新たな産業の創出と地域発イノベーションの加速につながるものと期待しており、今後のさらなる成長を全力で支援してまいります。
(**)培養肉:動物個体等から抽出した細胞を原料とし、細胞培養の技術を用いて生産した食品素材。細胞培養食品や細胞性食品とも呼ばれることもある。 以下同様。
■大和製罐株式会社 先端技術研究所・所長 長嶋 玲 様 メッセージ
インテグリカルチャー社とは、インテグリカルチャー社が主催するCulNet®コンソーシアムを通して共創を継続してまいりました。
気候変動や資源枯渇の時代において、食料においても有り様が変わる中、同社が掲げるミッション『細胞農業インフラの発展と普及』は、この課題解決の鍵となるものと確信しております。また、細胞農業を核とするインフラ製品販売や化粧品販売等への推進力から、持続可能な未来の実現をもたらす可能性が見えてきています。
当社が食品用金属容器事業で得た知見・ソリューションと、インテグリカルチャー社の優れた細胞培養技術という両社の技術的強みを掛け合わせることで、細胞農業プロダクトに新たな価値を付与し、その可能性を大きく広げていくことができると期待しています。
この挑戦を通じ、細胞農業技術の発展と社会認知の拡大を実現し、サステナブルな社会の創造へ向け、共に新しい時代を切り開いていきたいと考えています。
■株式会社博報堂DYベンチャーズ 取締役副社長COO マネージング・パートナー 漆山 乃介 様 メッセージ
インテグリカルチャー社は、細胞培養技術を起点に、食・ヘルスケア・素材など多様な産業領域に新たな可能性を拓く、極めて意義深いスタートアップです。同社が取り組む「細胞農業」は、持続可能な食料生産や資源制約への対応にとどまらず、これからの生活者の価値観やライフスタイルを大きく変えていく可能性を持っています。
博報堂DYベンチャーズは、同社の高度な技術力に加え、研究開発に閉じず、産業パートナーとの連携を通じて社会実装を着実に進める推進力を高く評価しています。今回の資金調達を契機に、インテグリカルチャー社が日本発の細胞農業プラットフォームとして、グローバルに新たな産業エコシステムを切り拓いていくことを大いに期待しています。
当社としても、博報堂DYグループの持つ生活者発想、ブランド構築、コミュニケーション領域の知見を活かし、同社の挑戦を引き続き支援してまいります。
■山梨中銀経営コンサルティング株式会社 代表取締役 入戸野 文謙 様 メッセージ
人口増加に伴うタンパク質危機の到来や、畜産業における環境負荷の低減に向け、次世代の食糧生産技術として「細胞農業」への期待が高まっています。インテグリカルチャー社は、従来の細胞培養で最大のコスト要因であった成長因子(血清など)を使用せず、安価かつ大量に細胞を培養できる独自技術「CulNet® System」を有しています。この技術は、培養肉の生産コストを大幅に下げるだけでなく、化粧品原料や新素材開発など多角的な産業への応用が可能です。弊社は、同社の持つ圧倒的な技術優位性と、サステナブルな未来を創るビジョンに強く共感し、今回の出資を決定いたしました。羽生代表をはじめとする優れた経営・研究チームとともに、細胞農業が当たり前になる未来の実現に向けて並走できることを大変嬉しく思います。
■株式会社浜野製作所 代表取締役会長 浜野 慶一 様、取締役社長 小林 亮 様 メッセージ
インテグリカルチャー様の資金調達を心よりお祝い申し上げます。
細胞農業という壮大な構想を具現化する町工場として、私たちは培養肉を製造する、未だ世に無いバイオリアクターの開発を共に推進してまいりました。
未知の領域へ挑むべく弊社から変革人材も出向させ、現場でまさに寝食を共にする覚悟で日々の開発に没頭しています。
今回の調達により、量産化への体制がさらに強化され、社会実装への歩みが加速することを大いに期待しています。
なお、同社は弊社にとって記念すべき『出資第一号案件』であり、これからも社運を賭けた一蓮托生の思いで”狂創”してまいります。
■株式会社リバネスキャピタル 取締役 篠澤裕介様 メッセージ
今回の提携の決め手は、ますます本格化する細胞農業製品の販売における協業です。細胞農業はすでにコンセプトの段階を終え、具体的な製品が登場しています。インテグリカルチャー社が既に先行させているコスメ分野に加え、食品原料や製造インフラといった製品が加わっています。リバネスでは、この製品群を活用する知識をつくり、「持続可能な食文化」を地域の企業とともにつくること、そして世界を股にかけた細胞農業のうねりを取り込むことを推進します。
【インテグリカルチャー株式会社について】
インテグリカルチャー株式会社は、「みんなが使える細胞農業」をビジョンに掲げ、誰もが使える細胞農業インフラプラットフォームの普及・発展を目指します。各地の名水などの地域資源を活用した化粧品、細胞性商品、素材など、新たな地方ビジネス創生に挑戦しています。これにより、持続可能な食の未来と豊かな社会の実現に貢献します。
メインオフィス:神奈川県藤沢市村岡東二丁目26-1 湘南ヘルスイノベーションパーク A32F-3111
Web https://integriculture.com/
X公式アカウント @integri_culture
【本件に関するお問い合わせ先】
インテグリカルチャー株式会社 広報担当
Email: pr@integriculture.com
※登録商標第6672693号