スペイン・ガストロノミーフォーラム in 奈良

奈良から、スペインを通して食の未来を考える

スペイン料理文化アカデミーのプレスリリース

奈良から、スペインを通して食の未来を考える

「スペイン・ガストロノミーフォーラム in 奈良」10月26日開催

この秋、奈良で「スペイン・ガストロノミーフォーラム in 奈良」を開催します。

世界のガストロノミーをリードしてきたスペイン。その歴史や文化、そして日本におけるスペイン料理の現在と未来を、多彩なゲストとともに考える1日です。

日本におけるスペイン料理は、今どこへ向かっているのか?
これからの社会で、食にできることは何か?

日本文化の源流の地・奈良から、ガストロノミーの未来を問いかけます。

奈良に関わる方。

スペインに関わる方。

食の未来を考える方。
それぞれの立場を超えて集い、語り合い、」新しい繋がりが生まれる場にしたいと願っています。

このフォーラムの特徴

   ・日本を代表するスペイン料理界のメンバーが一堂に集結

   ・奈良という土地から、食文化を考える

   ・各地のシェフによる特別なガストロノミーランチを開催

開催概要

日時:2026年10月26日(月)10:00~16:00(予定)


会場:なら食と農の魅力創造国際大学校(NAFIC)/AUBERGE de SENVIE


会費:10000円(フォーラム+ランチ、ワインなどを含む)

定員:50名

主催:スペイン料理文化アカデミー、WIG(食の世界の女性たちの会)、軽井沢ガストロノミープロジェクト


共催:なら食と農の魅力創造国際大学校(NAFIC)


協力:AUBERGE de SENVIE

*詳しい情報は、添付のPDFでご覧ください。

フォーラムプログラム

1.基調講演
「スペインで、なぜガストロノミーが発達したか」
 

       渡辺万里(スペイン料理文化アカデミー主宰)

2.パネルディスカッション


「日本におけるスペイン料理の昨日・今日・明日 〜地域から発信する食文化の可能性〜」
 

   齋藤寿(元『専門料理』編集長)
 

   川島宙(奈良「Akordu」オーナーシェフ)
 

   小西由企夫(大阪「El Poniente」他レストラン経営者)
 

   中村篤志(仙台「ビシガリ」シェフ)

3. 食をつなぐネットワーク〜WIGの仲間たち紹介〜 

       共催団体「WIG」の奈良での活躍を紹介。

       WIG名誉会員、ルシアフレイタスシェフのビデオメッセージ紹介。

4.  スペインワインセミナー


    「スペインワインはどこへ向かうのか?〜新しい潮流とその作り手たち〜」

      菊池貴行(「ティンガナ」シェフソムリエ)

5.  特別講演
「函館からスペインを発信する」
 

   深谷宏治(函館・世界料理学会 主催)

6. NAFICの紹介と校内見学

7.ガストロノミーランチ 〜各地のシェフがつなぐ、スペインの食卓〜

フォーラムプログラム内容と登壇者紹介

基調講演

「スペインでなぜ、ガストロノミーが発達したのか?」   渡辺万里

 スペインの歴史と風土をひもときながら、長い低迷期を経て世界のガストロノミーをリードする国となった背景を探り、その未来を展望します。

渡辺万里 プロフィール

スペイン料理研究家・ジャーナリスト。スペイン料理文化アカデミー主宰。日本で早くからスペインのガストロノミーの動向を紹介し、著書、講演、イベント企画を通じて、長年にわたり日西の食文化交流に携わる。Women in Gastronomy代表、軽井沢ガストロノミープロジェクト主宰。

座談会 「スペイン料理の昨日、今日、明日」

日本のスペイン料理は、どこから来て、どこへ向かうのか?

日本でスペイン料理は、どのように受け入れられ、発展してきたのか。そしてこれから、どこへ向かうのか。

長年、日本の料理界を見つめてきた編集者・齋藤壽氏の進行のもと、複数のスペインレストランを展開する経営者、スペインに学び、それぞれ奈良と三陸の風土に根ざした料理を発信する二人のシェフが語り合います。

スペイン料理をそのまま再現するのではなく、その思想や技術を地域の食材、文化、生産者と結びつけることで、地方から何を生み出すことができるのか。奈良という土地から、日本のスペイン料理のこれまでと未来、そして料理が地域に果たせる役割を考えます。

司会:齋藤 壽

 

齋藤 壽(さいとう・ひさし)

食文化ジャーナリスト。『専門料理』編集長を長年務めた後、『料理王国』創刊編集長としても日本のガストロノミー界を牽引。フランスの三つ星シェフやミシュランの文化をいち早く日本に紹介し、多くの料理人を世に送り出した。ホテルやレストランのプロデュース、料理人育成にも携わり、日本の食文化発展に大きな足跡を残している。『専門料理』編集長時代に渡辺万里と出会い、日本におけるスペインガストロノミーの紹介にも大きく関わってきた。

パネラー

川島 宙(かわしま・ひろし)

奈良「アコルドゥ」オーナーシェフ。スペイン・バスク地方の名店「ムガリツ」で研鑽を積み、その経験を礎に奈良で「アコルドゥ」を開業。奈良の風土や歴史、生産者と向き合いながら、スペインで培った感性を融合させた独自のガストロノミーを発信している。奈良とスペイン、それぞれの食文化を結ぶ料理人として高い評価を受けている彼が、食から見た奈良という風土とその可能性を語る。

小西 幸雄(こにし・ゆきお)

大阪を拠点に、スペイン料理店「エル・ポニエンテ」をはじめ複数のレストランを展開するオーナー経営者。1998年の創業以来、日本における本格スペイン料理の普及を牽引し、関西を代表するスペインレストラングループを築いてきた。今回は、複数店舗を長年にわたり運営してきた立場から、日本におけるスペイン料理の普及と定着、ガストロノミーの持続的な発展、これからのレストラン経営について語る。

 

中村 篤志(なかむら・あつし)

仙台のスペイン料理店「ビシガリ」シェフ。三陸の豊かな食材に真摯に向き合い、スペイン・バスク料理の技法と感性を通して、その魅力を発信している。バスク料理への深いリスペクトに基づいた料理で三陸とバスクを結ぶ彼が、日本の地方からスペイン食文化を発信することの意義と課題を語る。

食をつなぐネットワーク〜WIGの仲間たち紹介〜

「WIG(Women in Gastronomy)」は、食を通じて地域や人をつなぐネットワークです。2019年の設立以来、各地の料理人や生産者、食に携わる人々を結びながら活動を広げています。本フォーラムでは、奈良で広がるWIGの活動や新たなつながりを紹介するとともに、名誉会員であるスペインのシェフ、ルシア・フレイタス氏からのビデオメッセージを上映し、地域から世界へ広がる食文化交流の可能性を示します。

WIG名誉会員 ルシア・フレイタス (ビデオメッセージ)

ルシア・フレイタス

スペイン・ガリシア州のレストラン「A Tafona」オーナーシェフ。ミシュラン一つ星、「レプソルガイド」最高評価の3ソルを獲得するなど、スペインを代表する料理人の一人。地域に根ざしたガストロノミーと女性料理人の活躍を積極的に支援している。今回は、Women in Gastronomyへのメッセージと、奈良フォーラム開催を祝うビデオメッセージを寄せる。

ワインセミナー  「スペインワインはどこへ向かうのか?〜新しい潮流とその作り手たち〜」

  • 菊池貴行(きくち・たかゆき)

    東京「ティンガナ」シェフソムリエ。日本を代表するスペインワインの専門家の一人です。スペイン各地の生産地を訪ね、多くの造り手と交流を重ねてきた経験をもとに、今回は近年大きく変化しつつあるスペインワインの新しい潮流と、その魅力を語ります。

特別講演 「函館からスペインを発信する」


深谷宏治(ふかや・こうじ)

「世界料理学会 in HAKODATE」代表。スペインで発展した「ガストロノミーを食文化として捉える」という考え方に学び、日本でいち早く地域から食文化を発信する活動を開始しました。函館を舞台に「世界料理学会 in HAKODATE」を立ち上げ、料理人、研究者、生産者、市民がともに学ぶ文化を育んできた彼が、今回は、その歩みと地域から世界へ発信する食文化の可能性について語ります。

NAFICの説明と施設見学

 奈良県立なら食と農の魅力創造国際大学校(NAFIC)の教育施設を見学。食と農を一体的に学ぶ実践的な教育の現場と、奈良から次代の食文化を担う人材を育てる取り組みを紹介します。

ガストロノミーランチ

京都、大阪、神戸、奈良、仙台、名古屋、軽井沢からシェフが集結し、この日のための料理を提供します。スペイン料理を中心に、それぞれの土地や感性を生かした一皿が並ぶ、フォーラムのフィナーレです。料理を味わいながら、登壇者や生産者、参加者が交流し、新たなつながりを育みます。

参加予定シェフ


浦辺大(オーベルジュ・ド・サンヴィ)奈良


中村篤志(ビシガリ)仙台


清水和博(エチョラ)
大阪

武内篤信(エル・ラコ・デン・タケウチ)神戸


井岡弘樹(ライス)京都

山門俊介(メゾン8)
名古屋

佐藤信太(ホテルグランエクシブ軽井沢)軽井沢

廉岡文(アマルール)大阪

ランチでは、奈良食材を取り入れたスペイン料理のほか、シェフオリジナル柿の葉寿司の食べ比べ企画、生ハムカッティング、シェリー酒のベネンシアなども予定しています。

主催者コメント

今回のフォーラムで目指すのは、スペイン料理を紹介することだけではありません。

海外の食文化が日本でどのように受け入れられ、それぞれの地域の風土や食材、生産者、文化と結びつきながら、新しい価値を生み出していくのか。その可能性を、奈良という土地から考えたいと思いました。

このフォーラムが、スペイン料理だけではなく、日本各地でさまざまな食文化の発信に取り組む方達とともに、その可能性と課題を考える場となることを願っています。

渡辺万里(スペイン料理文化アカデミー主宰)

主催団体

スペイン料理文化アカデミー

1989年設立。スペイン料理を「文化」として伝えることを理念に、料理講習会や講演会、出版活動に加え、100回を超えるスペインワインセミナー、フラメンココンサートなど、多彩な文化事業を展開してきました。スペインとの交流を重ねながら、日本におけるスペインの食と文化の普及に取り組んでいます。近年はスペイン・ガストロノミーフォーラムなどを通じ、ガストロノミーを文化として考える場を各地で創出しています。

代表:渡辺万里

  https://academia-spain.com

奈良県立なら食と農の魅力創造国際大学校(NAFIC)

食と農を一体的に学ぶ、奈良県立の専門教育機関。フードクリエイティブ学科とアグリマネジメント学科を設け、実践的な教育を通して、地域の食と農の未来を担う人材を育成しています。本フォーラムでは、スペイン料理文化アカデミーとともに共催を担い、施設見学を含むプログラムを実施します。

また、NAFICでは在校生にも本フォーラムへの参加を積極的に呼びかけています。食の第一線で活躍するプロフェッショナルの講演や交流を通じて、将来を担う学生たちが学びを深める機会として期待されます。

https://www.pref.nara.lg.jp/site/nafic/index.html

WIG食の世界の女性たちの会

2019年設立。食を通じて地域や人をつなぎ、食の世界で活躍する女性たちを応援するネットワークです。料理人、生産者、研究者などが分野を越えて交流し、日本各地で活動を広げています。

https://wig-japan.com

軽井沢ガストロノミープロジェクト

2017年設立。信州の豊かな食文化の発信を目的に、フォーラムやマルシェ、生産者と料理人を結ぶ交流事業などを展開しています。現在は信州にとどまらず、全国各地で地域の食文化を発信し、人と人をつなぐ活動を続けています。

https://karuizawa-gastronomy.com

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