創業1951年「ボンとらや」が生成AIで新商品開発PoC(実証実験)参加、AI提案から新フレーバー候補を選定

約3ヶ月のPoCで成果を実証。レストラン・カフェなど飲食業界全体への展開を見据え、PoCパートナーを募集開始

ルーテックス株式会社のプレスリリース

菓子・飲食業界向けのAIプラットフォーム「Ameiro(あめいろ)」を提供するルーテックス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:大森 貴之、以下「RouteX」)は、老舗和洋菓子専門店・株式会社ボンとらや(本店:愛知県豊橋市、代表取締役社長:佐藤 昌也、以下「ボンとらや様」)と、2026年4月18日から約3ヶ月間にわたる実証実験(PoC)を実施しました。生成AIが新商品の企画書とパッケージ画像を作成し、ボンとらや様がAI生成案を評価・選定しました。本成果をもとに、RouteXは菓子メーカーに加え、レストラン・カフェなど飲食業界全体への展開を見据えて、PoCパートナーの募集を開始します。

▷ Ameiro 詳細・PoCのお問い合わせ:https://routexstartups.com/ameiro/

両社による実証実験(PoC)。ボンとらや様の「ピレーネ」トートバッグとともに
ボンとらや様はユニクロ豊橋ミラまち店‪をはじめ、他企業とのコラボにも積極的に取り組んでいます。

本リリースのポイント

01  創業1951年、看板商品「ピレーネ」が1日3,000個以上売れることもある老舗和洋菓子専門店「ボンとらや」(愛知県豊橋市・東三河に12店舗)が、生成AIを新商品開発に活用。

02  約3ヶ月のPoCで、AIが生成した新商品案を評価し、人気商品ピレーネの新フレーバーとして「大葉」「夏みかんソーダ」等の案を新商品候補として選定。企画書からパッケージ画像までを一気通貫で生成。

03 本PoCの成果をもとに、菓子に加えてレストラン・カフェなど飲食業界全体での新商品・新メニュー開発支援に向けた機能拡張を準備。あわせてPoCパートナーの募集を開始。

■ 背景|新商品開発の「初期工程」に時間とリソースが集中

菓子・飲食業界では、食のトレンドが多様化・短サイクル化する一方、新商品・新メニュー開発の初期工程(コンセプト立案・試作の方向性検討)に時間とリソースが集中しがちです。Ameiroは、この初期工程を生成AIで支援し、トレンド分析から企画書・パッケージ画像の作成までを短時間で行えるようにします。今回、地域に根ざしながら他社コラボや新フレーバー開発に取り組んできたボンとらや様とともに、その実用性を検証しました。

■ パートナー|東三河を代表する老舗「ボンとらや」

ボンとらや様は、1948年(昭和23年)に初代・佐藤寅蔵氏が菓子販売を始めたことに端を発する、愛知県豊橋市の老舗和洋菓子専門店です。現在は3代目・佐藤昌也氏が代表を務め、東三河エリア(豊橋・豊川・田原・湖西)に12店舗を展開しています。

  • 看板商品「ピレーネ」は、ふわふわのスポンジで特製生クリームを包んだ50年以上のロングセラー。1日に3,000個以上売れることもある“豊橋ソウルスイーツ”です。

  •  2018年には、有楽製菓の人気菓子「ブラックサンダー」とのコラボレーション商品「ブラックサンダーピレーネ」を発売(現在も販売)。地元・豊橋を巻き込んだ企業コラボにも取り組んでいます。

  • 公式サイトによれば、「ピレーネバニラ」「初代寅蔵どらやき」「あんぱんまんじゅう」がモンドセレクション金賞を受賞しています。

伝統の味を守りながら、新フレーバーや他社コラボといった新商品開発に取り組んできた姿勢が、生成AIを活用した新たなものづくりにつながりました。

ボンとらや様「ピレーネ」の多彩なフレーバー。左側は有楽製菓「ブラックサンダー」とのコラボ商品「ブラックサンダーピレーネ」
ボンとらや様 本店のショーケース。和洋菓子の多彩なラインナップが並ぶ
ボンとらや様 本店の様子、愛知県東三河に12店舗を運営し、数多くのデパートでの期間限定出店等も行っています。

■ サービス|菓子・飲食業界向けAIプラットフォーム「Ameiro」

「Ameiro」は、新商品開発のワークフローを生成AIで支援するプラットフォームです。フードトレンドや自社の既存商品シリーズを起点に、商品名・コンセプト・原材料配合・製造工程・品質管理基準・マーケティング戦略・パッケージ画像までを、AIが一気通貫で生成します。

  • Anthropic社のAI「Claude」を中核に、画像生成AIを組み合わせて企画書とパッケージ画像を自動生成。

  • 自社のレシピ・ブランドガイドライン・議事録などを取り込むRAG(社内資料活用)機能で、各社の“自社らしさ”を反映。

  • 「自社向け開発」「競合リサーチ」「コラボ企画」の3モードを搭載。

汎用的なチャットAIと異なり、独自の食材データベースをもとに、原材料配合(バッチ単位)・製造工程・原価計算まで出力できる点が特徴です。社内資料(RAG)と組み合わせることで、各社のブランドや製造条件を反映した、実務で使える企画を生成します。

Ameiroの実画面。生成した商品案を一覧で比較・検討できる

■ PoCの内容と成果

両社は2026年4月18日のキックオフから約3ヶ月間、週次ミーティングでフィードバックを反映しながらPoCを実施しました。Ameiroにボンとらや様のレシピやブランド資料を取り込み、フードトレンドや看板商品「ピレーネ」などを起点に新商品を企画。AIが生成した新商品提案(商品名・コンセプト・原材料配合・製造工程・マーケティング戦略・パッケージ画像)を、ブランドDNA・実現可能性・独自性・市場性・画像品質などの観点で評価し、新商品候補を選定しました。

Ameiroが生成した新商品コンセプトの例(パッケージ画像はAI生成イメージ)
ボンとらや様の製造ライン。PoCでは「実現可能性」も評価軸の一つに

■ 両社コメント

株式会社ボンとらや 新商品開発担当 佐藤様

『ピレーネ』のように、地域のお客様に長く愛される商品づくりと、新しい挑戦を両立させることを大切にしてきました。これまでは新商品企画の初期段階に時間がかかるうえ、アイデアを出せるのも社内の数人に限られ、試せる案の数にも限りがありました。今回Ameiroを使ってみて、その段階を効率化できただけでなく、誰でもアイデアを構想できるようになり、より多くの案を試せる手応えを感じています。AIの提案と職人の知見を掛け合わせながら、東三河から全国へ届く新しいお菓子を生み出していきたいです。

ルーテックス株式会社 代表取締役 大森

「歴史ある『ボンとらや』様とのPoCを通じて、Ameiroが新商品開発を実務レベルで支援できることを確認できました。生成AIは職人やシェフの創造性を置き換えるものではなく、アイデア探索と企画立案を加速する“共創パートナー”です。今後は菓子に加え、レストランやカフェなど飲食業界の皆様へ、Ameiroの提供を広げてまいります。」

■ 今後の展開|菓子から、レストラン・カフェなど飲食業界全体へ

RouteXは現在、Ameiroの対象を菓子メーカーから飲食業界全体へと広げるアップデートを準備しています。今後は、レストラン・カフェ・ベーカリーなどにおける新商品・新メニューの開発を支援する機能を順次追加し、各業態の特性に合わせたメニュー企画・コンセプト設計・原価計算までをサポートしていく予定です。

菓子メーカーとのPoCで磨いた「ブランドらしさの反映」と「企画から画像生成までの一気通貫」という強みを、外食・中食を含む飲食業界全体に提供することを目指します。

■ PoCパートナー企業を募集します
(菓子・飲食業界の新商品開発ご担当者様へ)

RouteXは、ボンとらや様とのPoCで得た知見をもとに、菓子メーカーに加え、レストラン・カフェ・ベーカリーなど、新商品・新メニュー開発に取り組む飲食業界の企業を対象に、Ameiroの実証実験(PoC)パートナーを募集します。自社のブランド資料やレシピを活用し、AIによる新商品・新メニューの企画とパッケージ/ビジュアル生成を、実際の開発フローの中でお試しいただけます。

こんな課題をお持ちの企業におすすめです

  • 新商品・新メニューの初期企画(コンセプト立案)に時間がかかっている

  • 社内のアイデアが固定化しがちで、新しい切り口を増やしたい

  • 企画段階で、ブランドや製造条件・原価に合うかの判断材料がほしい

対象

菓子メーカーに加え、レストラン・カフェ・ベーカリー等、新商品・新メニュー開発に取り組む飲食業界の企業

実施内容

Ameiroを用いた新商品・新メニュー企画/ビジュアル生成、RAGによる自社データ反映、週次レビュー

費用

原則無償(実施範囲のご要望により一部ご負担いただく場合があります)

期間

約3ヶ月

募集社数

先着3社/少数限定

データの取り扱い

お客様の資料・レシピはAIの学習に利用しません

申込方法

下記お問い合わせ先、または製品ページよりご連絡ください

https://routexstartups.com/ameiro/

PoC参加の流れ

  1. お問い合わせ・キックオフ(目的・対象商品のすり合わせ)

  2. ブランド資料・レシピ等の共有(RAGで自社の“らしさ”を反映)

  3. Ameiroによる企画・パッケージ生成+週次レビューで改善

  4. 成果のご報告(候補の選定・次のアクションのご提案)

▶ お申し込み・お問い合わせはこちら: https://routexstartups.com/ameiro/

サービス名

Ameiro(あめいろ)/ 菓子・飲食業界向けAIプラットフォーム

提供

ルーテックス株式会社(RouteX Inc.)

主な機能

–  フードトレンド分析を起点とした新商品・新メニュー企画の生成

–  商品名・コンセプト・原材料配合・製造工程・品質管理・マーケティング戦略の自動生成

–  パッケージ/ビジュアル画像のAI自動生成

–  自社資料を反映するRAG機能(ブランドガイド・レシピ・議事録 等)

–「自社向け開発」「競合リサーチ」「コラボ企画」の3モード

特徴

独自の食材データベースをもとに、原材料配合・製造工程・原価計算まで出力。汎用的なチャットAIにない実務性。

AI基盤

Anthropic社のAI「Claude」を中核に、画像生成AIを組み合わせて構成

製品ページ

https://routexstartups.com/ameiro/

■ 会社概要

株式会社ボンとらや

会社名

株式会社ボンとらや

代表者

代表取締役社長 佐藤 昌也

本店所在地

愛知県豊橋市羽田町66

創業

1951年(昭和26年)

事業内容

和菓子・洋菓子の製造販売

店舗

東三河エリア(豊橋・豊川・田原・湖西)に12店舗

主な商品

ピレーネ、初代寅蔵どらやき、あんぱんまんじゅう ほか

公式サイト

https://bontoraya.jp/

本社・工場(外観)
「ピレーネ」をあしらった配送車

ルーテックス株式会社(RouteX Inc.)

会社名

ルーテックス株式会社 / RouteX Inc.

代表者

代表取締役 大森 貴之

代表略歴

京都大学大学院の2018年にRouteXを創業。
オックスフォード大学Executive MBA在籍
モスクワ大学政治学修士課程 中退

京都大学経営管理大学院(MBA)修了
日仏露法人の経営経験
在日英国商業会議所(BCCJ)起業家会員

設立

2018年7月9日

東京本社

〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-1-3 日本生命丸の内ガーデンタワー3F

事業内容

メディア/リサーチ/コンサルティング/プロダクト開発 ほか(スタートアップ・エコシステムに関わる事業)

提供サービス

菓子・飲食業界向けAIプラットフォーム「Ameiro」

公式サイト

https://routexstartups.com/

■ お問い合わせ先

【サービス・PoCに関するお問い合わせ】

ルーテックス株式会社(RouteX Inc.)/ Ameiro 事業担当

担当者名:代表取締役 大森 貴之

製品ページ:https://routexstartups.com/ameiro/
問い合わせページ:https://routexstartups.com/contact/

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