日本酒専門WEBメディア「SAKETIMES」が無料提供する、日本酒用語を解説したインフォグラフィックが中国語(简体字/繁体字)・フランス語・ポルトガル語版を追加し6言語対応に

株式会社Clearのプレスリリース

日本酒スタートアップの株式会社Clear(所在地:東京都渋谷区代官山町3-13、代表取締役:生駒龍史、以下「Clear」)が展開する日本酒専門WEBメディア「SAKETIMES(サケタイムズ)」にて4月23日(火)より、日本酒用語を解説したインフォグラフィック(※)が中国語版(简体字/繁体字)・フランス語版・ポルトガル語版を追加し、これまでの日本語・英語に加えて6言語対応しました。インフォグラフィックはすべて無料ダウンロードが可能で飲食店や酒販店、セミナーなど誰でも自由に利用することができます。

インフォグラフィック日本語版「特定名称酒」

※インフォグラフィックとは「インフォメーション(情報)」と「グラフィック(視覚的な表現)」を掛け合わせたもので、情報やデータ、知識を視覚的に表現しています。

日本酒は、日本国内はもとより世界的にも注目が高まっており、飲食店や酒販店においてもインバウンド対応が急務です。(詳細は資料後半の「参考情報」をご参照ください)

「SAKETIMES」では、日本酒に関するインバウンド対応、および、海外で日本酒の普及に取り組んでいる企業や団体、日本酒を提供している現地飲食店等を支援するため、2018年7月に日本語版・英語版のインフォグラフィックの無料提供を開始しました。

世界各地の酒販店内や飲食店、セミナー等で幅広く利用されてきましたが、さらなる他言語対応の要望が多く寄せられるようになり、追加制作に至りました。今回新たに追加した4言語版のインフォグラフィックは、大使館や現地の輸出入業者など、各言語に堪能かつ日本酒の知識も深い関係者の協力のもと制作しました。

今後も「SAKETIMES」では、日本酒の魅力や正しい情報を世界に向けて発信し、日本酒のさらなる価値向上に貢献します。

熊本駅の酒屋「うしじま酒店」店内に貼り出されているインフォグラフィック英語版

◆インフォグラフィック概要

中国語版(简体字/繁体字)・フランス語版では「日本酒とは」「特定名称酒」「日本酒の造り方」「日本酒の造り方/解説付」「酒類によるアルコール度数の違い」「酒器」の6点を、ポルトガル語版・英語版・日本語版ではさらに、「火入れ回数による名称の違い」「飲酒温度帯」など最大の20点を制作し、インフォグラフィックで日本酒の基本情報から専門性の高い情報までを説明しています。6言語版すべてにおいて、誰でも、利用規約に同意の上無料でダウンロードしてご利用いただけます。(画像そのものの販売や改変は禁止)

 

・繁体字:https://en.sake-times.com/infographics-download_tc

インフォグラフィック繁体字版「日本酒とは」

・简体字:https://en.sake-times.com/infographics-download_sc

インフォグラフィック简体字版「特定名称酒」

・フランス語:https://en.sake-times.com/infographics-download_fr

インフォグラフィッフランス語版「日本酒の造り方」

・ポルトガル語:https://en.sake-times.com/infographics-download_pt

インフォグラフィックポルトガル語版「火入れ回数による名称の違い」

・英語版:https://en.sake-times.com/glossary/infographics-free-download

インフォグラフィック英語版「温度による名称の違い」

・日本語版:https://jp.sake-times.com/infographics-free-download

 

◆協力企業・団体

・​【中国語(简体字/繁体字)版への協力】台湾のアルコール専門誌「Wine & Spirits Digest」
「Wine & Spirits Digest(ワイン&スピリッツ ダイジェスト)」は、台湾で発行されているアルコール飲料に特化した月刊誌です。卸業者や飲食店従業員向けにワインやスピリッツ、日本酒に関する市場動向や最新トピックスを誌面およびWebに掲載しています。近年は活動の幅を広げ、台湾の日本酒イベント「Sakelism」の運営にも携わり、日本酒アワード「WSD Sake Awards」も実施しています。(http://ch-9.net/​)

 

・​【フランス語版への協力】フランスの輸出入企業「Midorinoshima」
「Midorinoshima(ミドリノシマ)」は、日本酒や日本産のスピリッツを中心に扱うフランスの輸出入業者です。日本中から厳選したお酒を仕入れ、輸入のみならずプロモーションにも力を入れています。世界的ワイン教育機関「WET(the Wine & Spirit Education Trust)」日本酒エキスパートおよび講師の資格を持つスタッフが、フランス国内での日本酒の教育活動も行っています。(https://www.midorinoshima.com/fr/

・​【ポルトガル語版への協力】在ブラジル日本国大使館および酒サムライの飯田龍也アレシャンドレ
在ブラジル日本国大使館では、要人との会食や大規模行事などで日本酒を提供するなど、日本産酒類を積極的にアピールしています。また、サンパウロ在住の酒サムライ・飯田龍也アレシャンドレ氏と協力し、日本酒セミナーも開催しています。( https://www.br.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
今回のインフォグラフィック翻訳のご協力にあたり、在ブラジル日本国大使館より次の通りコメントをいただきました。
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在ブラジル日本国大使館のコメント
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現在日本政府は、日本食・食文化の発信拠点として在外公館(大使館、総領事館、政府代表部)を活用することとしており、日本産酒類(日本酒のほか、梅酒、焼酎、泡盛、国産ウイスキーなど)の普及にも力を入れています。

在ブラジル大使館では、ブラジルの要人との会食で日本産酒類を提供し、天皇誕生日祝賀レセプション等の大規模行事の際には日本酒の特別ブースを開設し、鏡割りを披露するなど、日本産酒類を積極的にアピールしており、行事参加者からは常に好評を得ています。最近では、サンパウロで活躍されている酒サムライの利き酒師・飯田龍也アレシャンドレ氏を招いてブラジリア初となる日本酒セミナーを開き、同セミナー後には日本酒・梅酒と当地食材を使った日本食とのマリアージュを堪能していただくイベントを開催し、参加者からは最高の評価を得ることができました。

今日、日本酒の魅力は世界中のグルメやシェフを引き付け、海外における日本酒の消費量は海外で急増しており、2018年の日本酒輸出は数量・金額ともに過去最高を記録しました。欧米でも、アジアでも、日本食レストランだけではなく、様々な場で日本酒を楽しむ方が増えてきました。一方、ブラジルはGDP世界第8位の経済規模を持つ
国であり、日本食の人気は相当なものですが、日本酒の消費・流通はまだまだ小さいと言わざるを得ません。日本からの輸入は少なく、その結果良質な日本酒の価格はかなり高価になります。ブラジルの人がもっと日本酒の魅力を知り、日本酒が流通するようになれば、ブラジルでももっと良質な日本酒が入手しやすくなるでしょう。

在ブラジル大使館は、日本とブラジルのあらゆる分野で、あらゆるレベルでの交流を強化したいと考えています。日本酒の普及もその一環です。日本酒は、ブラジルの人にとっても大変魅力的なものになると確信しています。

このような信念のもと、ブラジルの人たちに対してどうすれば日本酒の魅力が伝わるのか、自らの知恵を絞り、また皆さまのお知恵をお借りしながら、これからも様々な情報発信やプロモーション活動に取り組んでいきます。

謝辞:インフォグラフィックのポルトガル語翻訳には、酒サムライの飯田龍也アレシャンドレさんにもご協力いただきました。
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◆ SAKETIMESについて

「SAKETIMES」は、2014年6月にリリースした、月間30万人以上が訪れる日本酒専門WEBメディアです。日本酒の魅力の”伝え手”として、専門用語の解説から、日本酒にこだわる飲食店・酒販店の紹介、楽しみ方・嗜み方の解説、造り手のストーリーなど、さまざまな日本酒情報を毎日配信しています。読者層は20~30代の若い世代が多く、SNSでの拡散力が大きな特徴です。

2016年5月には「SAKETIMES」の海外版となる「SAKETIMES International」をリリースしました。世界中の読者が身近に感じられる内容とSAKEの共通点を通して、世界中に「SAKE Curious(=SAKEに興味を持つ人たち)」を増やすことを目指し、英語で情報を発信しています。

「SAKETIMES International」トップページ

参考情報
◆高まる海外の日本酒人気

日本酒の輸出は、輸出金額・輸出量ともに9年連続で増加しています。2013年に「和食;日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録されたのを受け、その伸長率は加速し、2018年の輸出金額は昨年比19%の増加となりました。

国別に輸出金額を見てみると、その上位10ヶ国は、日本酒専門WEBメディア「SAKETIMES」の海外版である「SAKETIMES International」の読者分布と類似しています。「SAKETIMES International」は2016年5月にリリースして以来、153ヶ国で読まれるメディアに成長しています。日本酒の輸出金額上位10ヶ国のうち、アメリカ・香港・台湾・シンガポール・カナダ・オーストラリア・イギリスの7ヶ国で特に多く読まれており、日本酒への関心の高さが輸出金額にも影響を与えていることが分かります。

◆ Clearについて

『日本酒の可能性に挑戦し、未知の市場を切り拓く』をミッションに、日本酒に特化した事業を展開する2013年創業のスタートアップ企業です。日本酒専門WEBメディア「SAKETIMES」や、同メディアの英語版である「SAKETIMES International」、高価格市場に挑戦するプレミアム日本酒ブランド「SAKE100」を運営しています。

日本酒に特化した事業を行うスタートアップ企業『株式会社Clear』

Clearが日本酒に特化した事業を行うのは、日本酒が人生を豊かにしてくれることをあらゆる人に知ってほしいという、シンプルな想いからです。

私たちは、日本酒が国境や文化を超えて世界中の人々に愛される世界飲料になるポテンシャルをもっていることを確信しています。長い歴史のなかで培われてきた日本酒の市場・文化に充分な理解と敬意をもって、日本酒の新しい歴史を切り拓いていく。それが、私たちClearの、日本酒スタートアップとしての使命です。

株式会社Clear:http://clear-inc.net/
SAKETIMES:https://jp.sake-times.com
SAKETIMES International:https://en.sake-times.com/
SAKE100:https://sake100.com/

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