【小売り現場の定着率調査】人手不足の鍵は「シフト柔軟性」と「外部パートナー活用」

株式会社NEXER Group・流通・小売業界での働き方・人材派遣に関する調査

株式会社NEXERのプレスリリース

■「働き続けられる職場」の条件を、現場経験者はどう見ているか

スーパーやコンビニ、デパ地下、アパレル。

売場に立つスタッフの確保と定着は、いまや小売業の経営における最重要課題のひとつです。

採用しても定着しない、繁忙期に人が足りない、特定のスタッフに依存してしまう。

こうした悩みを抱える企業は少なくありません。

打ち手を考えるうえで欠かせないのが、実際に売場で働く人材が「何に不満を持ち、どうすれば働き続けるのか」という現場の本音です。

ということで今回は、食品・小売り特化の人材派遣『エムアールエス』と共同で、事前調査で「流通・小売業界で働いた経験がある」と回答した全国の男女100名を対象に、「流通・小売業界での働き方・人材派遣」についてのアンケートをおこないました。

※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。

・引用元が「株式会社NEXER Groupと食品・小売り特化の人材派遣『エムアールエス』による調査」である旨の記載

・エムアールエス(https://mrs-os.co.jp/)へのリンク設置

「流通・小売業界での働き方・人材派遣に関するアンケート」調査概要

調査手法:インターネットでのアンケート

調査期間:2026年8月12日 ~ 8月20日

調査対象者:事前調査で「流通・小売業界で働いた経験がある」と回答した全国の男女

有効回答:100サンプル

質問内容:

質問1:流通・小売の仕事を選んだ理由・きっかけをすべてお選びください。(複数回答可)

質問2:流通・小売の仕事を選んだ理由・きっかけを具体的に教えてください。

質問3:流通・小売で働くうえで、不安や課題に感じている(感じていた)ことをすべてお選びください。(複数回答可)

質問4:流通・小売で働くうえで、不安や課題に感じている(感じていた)ことを具体的に教えてください。

質問5:繁忙期(年末年始・お盆・セール・イベント時など)の勤務について、どのように感じますか(感じていましたか)。

質問6:その理由を教えてください。

質問7:「人材派遣」という雇用形態に対して、全体としてどのようなイメージを持っていますか。

質問8:派遣会社に「あってよかった・あってほしい」と思うサポートや研修をすべてお選びください。(複数回答可)

質問9:派遣会社に「あってよかった・あってほしい」と思うサポートや研修を具体的に教えてください。

質問10:流通・小売の仕事を「長く続けられる職場」にするために必要だと思うことをすべてお選びください。(複数回答可)

質問11:流通・小売の仕事を「長く続けられる職場」にするために必要だと思うことを具体的に教えてください。

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

■47.0%が、仕事を選んだきっかけは「場所が通いやすかった」と回答

はじめに、流通・小売の仕事を選んだ理由やきっかけについて聞いてみました。

最も多かったのは「場所が通いやすかった」で47.0%でした。

次いで「未経験でも始めやすい」が24.0%、「シフトの自由度が高い・都合に合わせやすい」が20.0%、「すぐに採用が決まった・採用されやすい」が19.0%と続きます。

上位に並んだのは、通いやすさや、始めるまでのハードルの低さでした。

特別な資格や経験がなくても始められる点は、採用面での大きな強みといえます。

しかし、「入りやすい」ということは、裏を返せば「他の職場にも移りやすい」ということでもあります。採用しやすいからといって、長く働いてもらうための対策を後回しにすると、入社しては辞める状態を繰り返すことになります。

理由やきっかけについて具体的な理由も聞いてみたので、一部を紹介します。

流通・小売の仕事を選んだ理由・きっかけを具体的に教えてください。

・人と話す仕事をしたかった。(20代・男性)

・家から近いことと、事務は嫌だったから。(20代・女性)

・空いた時間に働ける。(30代・男性)

・靴が好きで、自分が好きなものでお客様が喜んでくれるのをみることができるから。(30代・女性)

・人見知りを直すため。(30代・男性)

・自宅から通いやすい所に店があったのと、時給の高い夜勤がコンビニにあるから。(40代・男性)

通いやすさや空き時間の活用といった、生活とのバランスを重視する声が目立ちました。

こうした理由で入った人材をいかに定着させるかが、採用コストを抑えるうえでの鍵になります。

■39.0%が、働くうえで「立ち仕事・体力的にきつい」ことを不安・課題に感じたと回答

続いて、流通・小売で働くうえで、不安や課題に感じている(感じていた)ことを聞いてみました。

最も多かったのは「立ち仕事・体力的にきつい」で39.0%でした。

次いで「土日祝・年末年始に休みにくい」が38.0%、「給与・時給が低い」が31.0%と続きます。

体への負担や休みにくさ、給与の低さは、仕事を辞めるきっかけにもなりやすい問題です。

こうした結果からも、従業員が働きやすい環境づくりを見直すことが大切だとわかります。

具体的にどのような点を不安・課題に感じていたかについても聞いてみたので、一部を紹介します。

流通・小売で働くうえで、不安や課題に感じている(感じていた)ことを具体的に教えてください。

・覚えることが細かく大変だった。(20代・男性)

・何時間も立ちっぱなしなのが疲れました。(30代・男性)

・休日に電話が掛かってきたり休日出勤等、常に人不足。(30代・女性)

・シフトの融通が利かない。(30代・男性)

・時給が低く、長期で働くには難しいこと。(40代・男性)

とくに注目したいのは、「休日に電話がかかってくる」「常に人不足」といった声です。

給与を上げるには予算が必要ですが、シフトの組み方や人員配置、忙しい時期の応援体制などは、店舗運営の工夫によって改善できる可能性があります。

人手不足になると、一人ひとりの負担が増えます。

その負担が原因でさらに人が辞めると、ますます人手が足りなくなります。こうした悪循環を防ぐためにも、働き方や人員体制を見直すことが大切です。

■33.0%が、繁忙期の勤務を「大変だが仕方がないと思う」と回答

続いて、年末年始やお盆、セールやイベント時など、いわゆる繁忙期の勤務について、どのように感じているかを聞いてみました。

最も多かったのは「大変だが仕方がないと思う」で33.0%でした。

次いで「忙しいが、やりがいや達成感がある」が25.0%、「できれば避けたい・休みたい」が23.0%と続きます。

注目したいのは、「やりがいを感じる」人が25.0%いる一方で、「できれば避けたい」と考える人も23.0%いる点です。すべてのスタッフに同じ対応をするのではなく、それぞれの考え方や状況に合わせて働き方を考えることが大切です。

それぞれの回答理由について聞いてみたので、一部を紹介します。

「大変だが仕方がないと思う」と回答した方

・儲け時だから。(40代・女性)

・お金を稼ぐためには我慢するので。(50代・男性)

・家族と過ごせないけど仕方ないとあきらめている。(60代・女性)

「忙しいが、やりがいや達成感がある」と回答した方

・人が多いと売り上げをあげやすいので楽しい。(30代・女性)

・暇よりも時間が早くすぎるから良い。(40代・男性)

・やはり売り上げアップしたら達成感あり。(40代・女性)

「できれば避けたい・休みたい」と回答した方

・忙しいからやりたくない。(20代・男性)

・プライベートを優先したいから。(40代・女性)

・正月に働くとかナンセンス。(50代・男性)

繁忙期は売上を伸ばしやすい時期ですが、スタッフに無理をさせると、「できれば働きたくない」と考えている人が辞めるきっかけになる可能性があります。

そのため、繁忙期こそ既存のスタッフに負担をかけすぎず、必要な人数を確保することが大切です。

たとえば、外部の人材を活用することで、売上のチャンスを逃さず、スタッフが働き続けやすい環境づくりにもつながります。

■65.0%が、人材派遣に対して「どちらともいえない」と回答

続いて、「人材派遣」という雇用形態に対して、全体としてどのようなイメージを持っているかを聞いてみました。

「良いイメージ」が3.0%、「どちらかといえば良いイメージ」が11.0%でした。

一方、「どちらともいえない」が65.0%、「あまりイメージがわかない・よく分からない」が21.0%となっています。

ここで重要なのは、明確に「悪いイメージ」を持つ人はいなかったという点です。

多くの人が「どちらともいえない」「よく分からない」と答えていることから、人材派遣そのものが嫌われているのではなく、働き方や仕組みが十分に知られていないと考えられます。

働く側にまだ十分知られていないのであれば、企業側でも人材派遣の活用方法が十分に知られていない可能性があります。うまく活用すれば、人手不足を補うだけでなく、スタッフの負担を減らし、店舗運営を支える方法の一つになります。

■36.0%が、派遣会社にあってほしいサポートは「給与・待遇の交渉サポート」と回答

続いて、派遣会社に「あってよかった・あってほしい」と思うサポートや研修を聞いてみました。

最も多かったのは「給与・待遇の交渉サポート」で36.0%でした。

次いで「仕事の悩みを相談できる担当者・窓口」が34.0%、「職場でのトラブル・ハラスメント対応のサポート」が31.0%、「就業前の実務・接客研修」が28.0%と続きます。

この結果から、働く人は「困ったときに一人で抱え込まずに済むサポート」を求めていることがわかります。

これは、企業が派遣会社を活用するメリットの一つでもあります。

給与や待遇の交渉、仕事の悩み相談、トラブルやハラスメントへの対応、就業前の研修などは、直接雇用の場合、店長や人事担当者が対応することになります。

こうした業務を派遣会社に任せることで、店舗側は店舗運営に集中しやすくなり、人事担当者の負担も減らせます。

具体的にどのようなサポートを求めているのか聞いてみたので、一部を紹介します。

派遣会社に「あってよかった・あってほしい」と思うサポートや研修を具体的に教えてください。

・徹底的に研修を行うこと。(20代・男性)

・こまめな研修サポート。(20代・男性)

・こまめなサポートがあってほしいです。頼ることができなくて、続けるか悩んだことがあったので。(30代・女性)

・派遣社員にかわっての交渉全般。(30代・男性)

・トラブル対応。人間関係でトラブルがあると働きづらいから。(40代・男性)

「頼れる相手がいるかどうか」は、長く働き続けるうえで大切なポイントです。研修や普段のフォローまで対応できる派遣会社を活用すれば、教育にかかる負担を減らしながら、スタッフが働き続けやすい環境づくりにもつながります。

■61.0%が、長く続けるために「給与・時給の改善」が必要と回答

最後に、流通・小売の仕事を「長く続けられる職場」にするために必要だと思うことを聞いてみました。

最も多かったのは「給与・時給の改善」で61.0%でした。

次いで「良好な人間関係・職場の雰囲気」が46.0%、「シフトの柔軟さ・希望の通りやすさ」と「十分な人員・人手不足の解消」がともに45.0%、「休みの取りやすさ(土日祝・連休)」が41.0%と続きます。

6割を超える人が「給与」を挙げていますが、その次には「人間関係」「シフト」「人員」など、働く環境に関する項目が続いています。

給与を大きく上げるには、そのための費用が必要です。一方で、「人間関係」「シフトの柔軟さ」「十分な人員」については、店舗の運営方法を見直したり、外部の人材を活用したりすることで改善できる可能性があります。

具体的にどのようなことが必要だと思うか、一部を紹介します。

流通・小売の仕事を「長く続けられる職場」にするために必要だと思うことを具体的に教えてください。

・給料が上がるとやりがいがある。(20代・女性)

・時給が上がれば続くと思う。(20代・男性)

・良好な人間関係。辞める時も続ける時もほとんど人が一番関係しているから。(30代・女性)

・給与と休みの適正なバランス。(30代・男性)

・一番は続けられる人間関係だと思っています。その上で、自分の希望が通りやすいと嬉しいです。(40代・女性)

十分な人数を確保できれば、一人ひとりの負担を減らし、希望に合わせてシフトを組みやすくなります。また、余裕を持って働けることで、職場の雰囲気がよくなることも期待できます。

給与だけを見直すのではなく、まず人員体制を整えることで、いくつかの課題をまとめて改善できる可能性があります。

■まとめ:定着率向上と売上機会の最大化を両立する「店舗運営体制」の構築へ

今回の調査から、小売り現場のスタッフが求めるのは単純な昇給だけでなく、「シフトの柔軟性」「良好な人間関係」「十分な人員配置」といった働きやすい環境であることが判明しました。

繁忙期による人員不足や、これに伴う既存スタッフへの負荷増大は、さらなる離職を招く負のループを生み出します。店舗側でこれら全ての課題(採用・教育・シフト管理)を抱え込むことは、店長・エリアマネージャーの大きな負担となり、本質的な店舗改善の妨げとなります。

解決の鍵は、小売り特化の外部パートナーの戦略的活用です。小売業界の現場ノウハウを持つ人材派遣会社を活用することで、教育コストを最小限に抑えつつ、繁忙期の販売チャンスロスを防ぎ、自社スタッフの定着率の向上を実現できます。

貴社の店舗運営体制・人手不足対策の見直しにぜひ『エムアールエス』のサービスをご活用ください。

<記事等でのご利用にあたって>

・引用元が「株式会社NEXER Groupと食品・小売り特化の人材派遣『エムアールエス』による調査」である旨の記載

・エムアールエス(https://mrs-os.co.jp/)へのリンク設置

【エムアールエスについて】

社名:株式会社エムアールエス

所在地:〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-18-20 代々木フォレストビル6階

代表取締役:河原 郁夫

Tel:03-5315-4890

URL:https://mrs-os.co.jp/

事業内容:小売業特化の人材派遣。創業以来、スーパーマーケットやホームセンター百貨店などの小売業に特化し、即戦力となる人材の派遣を展開。業界特化型の手厚いフォロー体制により、店舗の省力化・売上最大化・人手不足解消を強力にバックアップします。

【株式会社NEXER Groupについて】

本社:〒170-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F

代表取締役:宮田 裕也

URL:https://www.nexer.co.jp

事業内容:SEO、Webブランディング、Web広告、サイト制作、メディア

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