高知で45年愛された「スパゲティハウス アーリオ」を事業承継、9月20日グランドオープン

1981年創業の味と想いを次世代へ。9月10日11時よりプレオープン

合同会社エクスライドのプレスリリース

アーリオの看板前に立つ店長・黒澤泰嘉。長く地域に親しまれてきた店を受け継ぎ、新しい一歩を踏み出します。

1981年の創業以来、高知市中心部で45年にわたり親しまれてきた「スパゲティハウス アーリオ」を、合同会社エクスライド(高知市)が事業承継し、新たなスタートを切ります。2026年9月10日(木)11時からプレオープン営業を開始し、9月20日(日)にグランドオープンします。

今回の承継で大切にしてきたのは、店名やレシピだけを受け継ぐことではありません。前オーナーが長年築いてきたお客様との関係、取引先とのご縁、店の空気、そして「アーリオで過ごした時間」という一人ひとりの記憶まで、できる限り丁寧につないでいくこと。そのうえで、これまでの人気メニューを残しながら、高知の新鮮な食材や若い料理人の感性を取り入れた新しい料理を加え、次の世代にも長く愛される店を目指します。

45年続いた一軒の店を、次の世代へ。事業承継の背景

アーリオの事業承継が動き始めたのは、2025年11月。高知県事業承継・引継ぎ支援センターを通じた後継者募集がきっかけでした。1981年創業のアーリオは、約30種類のスパゲティを提供し、親子、さらにその子どもへと、世代を超えて通うお客様がいる店として長年親しまれてきました。

後継者募集を知り、店を次につなぐ可能性を検討する中で、白羽の矢が立ったのが、現在店長を務める黒澤泰嘉です。黒澤は以前から「いつか自分の店を持ちたい」という夢を持っていた若い料理人。前オーナーの宮﨑さんご夫婦との面談を重ね、店の歴史、料理、お客様への想いを聞きながら、承継への意思を固めました。

2025年11月の出会いから、約10か月。新店をゼロからつくるのとは違い、長く愛されてきた店を受け継ぐからこそ、急いで形を変えるのではなく、「なぜこの店が45年続いたのか」を理解する時間を大切にしてきました。

長年、高知市本町で親しまれてきたアーリオ。店の歴史そのものも、今回の承継で受け継ぐ大切な資産です。

レシピだけではない。7月から厨房に入り、“店のストーリー”を引き継ぐ

事業承継というと、店舗設備やレシピ、屋号を譲り受けることに目が向きがちです。しかし、長く続いてきた飲食店には、数字やモノだけでは表せない価値があります。どんなお客様が、どの料理を楽しみに来てくださるのか。前オーナーが常連のお客様とどんな会話をしてきたのか。どの取引先と、どのような信頼関係を築いてきたのか。

そこで黒澤は2026年7月から、前オーナーのもとで実際にアーリオの厨房に入り、営業に参加しながら引継ぎを受けてきました。味や調理手順だけでなく、接客、仕込み、オペレーション、お客様との距離感まで、現場でしか分からないものを一つずつ学んできました。

今回の承継で大切にしているのは、「店を継ぐ」のではなく、「そこにあるストーリーまで継ぐ」ことです。学生時代に通った思い出、家族で食事をした記憶、久しぶりに街へ出た日に食べた一皿。長く続く店には、お客様それぞれの人生のワンシーンが積み重なっています。新しいアーリオは、その記憶を大切にしながら次の時間を重ねていきます。

アーリオの厨房で調理する黒澤。実際の営業に入りながら、味と店の流れを学びました。
仕込みも含め、現場の仕事を一つずつ引き継いできました。

「何を残し、何を新しくするのか」― 新しいアーリオが大切にしたこと

今回、準備の中で最も難しかったのは、「何を残し、何を新たに加えるのか」という判断でした。すべてを昔のままにするだけでは、これから先の時代に店をつなぎ続けることは難しい。一方で、運営が変わったからといって、長年愛されてきたものをすべて新しくしてしまえば、それはアーリオではなくなってしまいます。

そこで、これまでのお客様が大切にしてきた人気メニューや店らしさを残しながら、黒澤が料理人として培ってきた経験と、高知ならではの食材を少しずつ加える方針を取りました。昔からあるものと、新しく加わるもの。そのどちらかを否定するのではなく、同じ店の中で自然に共存させることを目指します。

受け継ぐ人気メニュー。アーリオの記憶を一皿に

ランチの中心となるスパゲティでは、これまでアーリオで多くのお客様に親しまれてきた味を引き継ぎます。「ツナとベーコンのパスタ」「炭焼き風カルボナーラ」は、その代表的なメニューです。長年食べ続けてきたお客様にとって、料理は単なる商品ではなく、店の記憶そのもの。新しい体制でも、その味を大切に守っていきます。

【受け継ぐ人気メニュー】ツナとベーコンのパスタ
【受け継ぐ人気メニュー】炭焼き風カルボナーラ

高知の食材を、アーリオらしい一皿へ。新メニュー「高知しらすと大葉のペペロンチーノ」

一方、新しいアーリオとして、高知らしさを感じていただけるメニューにも挑戦します。その一つが「高知しらすと大葉のペペロンチーノ」。しらすの旨味と大葉の香りを生かし、シンプルだからこそ素材の良さが伝わる一皿に仕立てました。

今後も、高知県産の旬野菜や魚介など、その季節においしい食材を取り入れながら、イタリア料理の技法で新しい楽しみ方を提案していきます。「高知で食べる意味があるイタリア料理」を、肩肘張らず、日常の中で楽しんでいただくことも新しいアーリオのテーマです。

【新メニュー】高知しらすと大葉のペペロンチーノ。高知の食材を生かし、これからのアーリオを象徴する一皿に。

11月からディナーも通常営業。スパゲティ専門店から広がる、夜のアーリオへ

9月・10月はランチ営業を中心とし、ディナーは予約制でスタートします。11月からは17時30分から21時30分まで、ディナーも通常営業を開始する予定です。

夜のアーリオでは、これまで大切にしてきたアーリオのコンセプトを大切にしながら、高知の新鮮な食材をイタリア料理の技法で表現します。ハーブや香味野菜を使って食材そのものの味を引き出し、前菜、肉料理、魚料理、パスタ、デザートまで、ランチとは少し違うパスタ以外の料理も楽しめるお店を目指します。

また、料理に合わせて気軽に楽しめるワインやカクテルなどのドリンクもご用意します。特別な日のコースだけではなく、ご家族でのお食事、友人との集まり、仕事帰りの一杯など、日常の延長で使っていただける店にしていきます。

これまでのアーリオらしさを残しながら、料理とドリンクを組み合わせて楽しむ、新しい「夜のアーリオ」。黒澤の料理人としての経験や感性も生かしながら、ランチとは少し違った楽しみ方をご提案していきます。

コース料理はご予算やご希望に応じてご相談を承ります。料理内容、アレルギー、お子さま向けのお料理についても、事前にご相談いただければ可能な範囲で対応いたします。

肉・魚・野菜など、高知の旬をイタリア料理の技法で表現。ワインやカクテルとともに楽しめます。
ディナーコースの一例。前菜、スープ、パスタ、デザートなどを組み合わせ、気軽に楽しめる構成を提案します。

昔からのお客様にも、初めてのお客様にも。完成させるのではなく、育てていく店へ

45年間積み重ねられてきたものを受け取る以上、「前のアーリオの方がよかった」「味が変わった」と感じるお客様がいるかもしれません。そうした声も含め、店として真摯に受け止めながら、新しいアーリオをつくっていきます。

大切なのは、オープン初日から完成した店をつくることではありません。昔からのお客様の声に耳を傾け、初めて来てくださる若い世代やご家族にも選んでいただき、働くスタッフや取引先と一緒に、少しずつ店を育てていくことだと考えています。

前オーナーが45年かけて守ってきたもの。アーリオを愛してくださった皆さまの記憶。長年関わってきた取引先とのご縁。そして、これから店を担う若い料理人の夢。

そのすべてを大切につなぎながら、次の45年に向けて、新しいアーリオの一歩を踏み出します。

落ち着いた雰囲気の店内。昔からのアーリオらしさを残しながら、新しいお客様も迎えていきます。

一つの店の灯りを消さず、地域の中で次へつないでいく

今回のアーリオの承継は、一軒の飲食店のリニューアルにとどまりません。地域で長く愛され、事業として続く可能性がある店でも、後継者がいなければ閉店せざるを得ないケースがあります。店がなくなれば、そこで働く人だけでなく、食材や商品を納める取引先、店を目的に街へ足を運ぶお客様とのつながりも失われます。

一つのお店の灯りが消えないこと。そこで人が働き、地域の食材が使われ、お客様が街に足を運ぶこと。一つひとつは小さくても、その積み重ねが地域の経済を動かし、街の魅力を支える循環につながります。

長く積み重なってきたものを、簡単になくしてしまうのではなく、次の担い手へつなぐ。今回のアーリオが、地域で長く愛されてきた店を次世代につなぐ、事業承継の一つの事例となることを目指します。

9月10日(木)11時プレオープン、9月20日(日)グランドオープン

グランドオープンに先立ち、9月10日(木)11時からプレオープン営業を開始します。プレオープン期間中、9月14日(月)・15日(火)は休業します。

店舗情報 

スパゲティハウス アーリオ

所在地:〒780-0870 高知県高知市本町2丁目1-34 MSビル3F
TEL:088-824-7211
Instagram:https://www.instagram.com/aglio.kochi/

プレオープン
2026年9月10日(木)11:00~
※9月14日(月)・15日(火)は休業します。

グランドオープン
2026年9月20日(日)11:00~

9月・10月の営業時間
ランチ 11:00~15:00(L.O.14:30)
ディナー 予約制
定休日 月曜日・火曜日
※9月21日(月・祝)・22日(火・祝)は営業します。

11月以降の営業時間
ランチ 11:00~15:00(L.O.14:30)
ディナー 17:30~21:30(L.O.21:00)
定休日 月曜日・火曜日

ディナーのご予約、コース内容、ご予算、アレルギー、お子さま向けのお料理などについても、お気軽にご相談ください。

メディア関係者の皆さまへ 

プレオープン期間中は、店長・黒澤泰嘉へのインタビュー、調理風景、店内撮影などの取材に対応いたします。

また、今回の事業承継について調整可能です。

45年にわたり高知で親しまれてきた店が、次の世代へ引き継がれ、新しい一歩を踏み出す現場を、ぜひご取材いただければ幸いです。

【報道・取材のお問い合わせ】
スパゲティハウス アーリオ
店長 黒澤 泰嘉(Taiga Kurosawa)
TEL:088-824-7211

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