株式会社誠文堂新光社のプレスリリース
株式会社誠文堂新光社(東京都文京区)は、2019年5月16日(木)に、『ナチュラルワイン』を刊行いたします。
ワインを飲むのにウンチクは不要。
映画や読書を楽しむように、好きなワインを好きなように楽しめばいい。
そんなカジュアルなワインの楽しみ方を提案し、ナチュラルワインをいち早く日本に紹介した、六本木の老舗ワインバー「祥瑞(しょんずい)」のオーナー勝山晋作さん。
彼を中心にインポーター、クリエイターが集まって立ち上げたのが「FESTIVIN(フェスティヴァン」。
年に一度、世界各国のナチュラルワインが一堂に揃うイベントを実行し、年々その愛好家は増えています。
「ナチュラルワイン」とは、なるべく自然に近い形で作られたワインのことで
土、ぶどう作りから醸造まで、工場生産ではなく、手づくりに近い形で生産されます。ぶどうを育てるときに農薬をなるべく使わない、ワインの酸化防止剤 SO2(二酸化硫黄)を無使用、または最低限にとどめるなどの、生産者のこだわりが強いワインが多い。
気候やさまざまな要素に左右される(というより、その自然に寄り添って生産される)ので、味わいは毎年異なります。また、ボトルの中で発酵を続けているので、コルクを開けてから飲み続けるうちにさまざまな味の変化を楽しめる、まさに「生きたワイン」!
そんなワインが生まれるのは大工場ではなく、ほとんどが小さな醸造所で、自分たちで土から作り、ぶどうを育て、醸造、瓶詰めまで行います。生産者たちはみな極めて個性的。
本書は、いま日本で買える、飲める、ナチュラルワインと、その生産者の横顔を紹介する一冊。
ワインの背景にあるストーリーを知ることで、よりナチュラルワインが味わい深くなります。
フランスはもとより、オーストリア、イタリア、チェコ、スロベニア、スペイン、ドイツなど広くヨーロッパを取材し、アメリカ、オーストラリアのほか注目の日本の生産者も紹介。
「大量生産ではない、自然のリズムで作られる職人のワイン」の魅力をあますことなく伝えます。いま知っておきたい、旬の生産者を網羅。現地写真も多数掲載しました。
日本全国180店以上の「ナチュラルワインが飲める店、買える店」のリストつき!ですぐにお楽しみ頂けます。
ナチュラルワインをもっと楽しみたい方、必携の一冊です。
※本書は、2013年12月に誠文堂新光社が刊行した『ヴァン・ナチュール 自然なワインがおいしい理由』に、追加で45人の造り手の方に取材を行い、80ページ増で13カ国119人に登場してもらった、増補改訂版。
【編者・著者プロフィール】
編者:FESTIVIN(フェスティヴァン)
自然派という新しいワインのジャンルを日本に紹介したパイオニア、六本木の老舗ワインバー「祥瑞」のオーナー勝山晋作をリーダーに、インポーター、クリエイターが集結。ナチュラルワインを日本に広めることに努めている、基本、年に一度開催しているワインのお祭り「FESTIVIN(フェスティヴァン)」は、今年で10年目を迎えるが、年々その知名度と人気は高まっている。
文:中濱 潤子(なかはま・じゅんこ)
取材、執筆はフェスティヴァン実行委員の中濱潤子。「ワイン生産者追っかけ」を自称し、文筆家としてフード&ワインについて雑誌などで活躍中。
【書籍概要】
書 名:ナチュラルワイン
編 者:FESTIVIN
著 者:中濱 潤子
仕 様:A5判、272ページ
定 価:本体2,400円+税
配本日:2019年5月16日(木)
ISBN:978-4-416-51794-9
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