【2019カレートレンドセミナー開催報告1】

株式会社カレー総合研究所のプレスリリース

日本で唯一のカレー情報発信機関である株式会社カレー総合研究所(代表:井上岳久/東京都渋谷区)は、『カレー記念日(6月2日)』を祝して、カレー業界を活性化するため、5月30日(木)によみうりカルチャー恵比寿(JR恵比寿駅上)で「2019カレートレンド発表&解説セミナー」を開催しました。
トレンドに関して、簡単に報告させていただきます。

6月2日はカレー記念日。
この日を記念して5月30日(木)、よみうりカルチャー恵比寿にて特別講座が開催されました。
今回のテーマは「2019カレートレンド情報 今年ブレイクするカレーはこれだ!」。

特別講座は2部構成になっており、第1部は井上学長によるカレートレンドの解説、第2部は「カレー大學エンタメ部」の発表記者会見が行われた。
カレー業界関係者、メディアを中心に約50名が集まり、満席で立ち見がでるほどの盛況ぶりでした。

 

 

 

●2019年のカレートレンドは、新・カレー専門店ブームとカレーホームパーティー
2019年のカレートレンドは外食部門と内食部門に分かれる。カレー大學を運営するカレー総合研究所がカレーメーカーやカレー店、小売店、ネットショップなど1000以上の関係者および企業にヒヤリング、実態調査したデータを基に、トレンドが発表される。2019年のトレンドは、以下の通りです。

【外食編】新・カレー専門店ブーム
2001年に開館した「横濱カレーミュージアム」とともに巻き起こったカレー専門店ブーム(※)。
あれから約20年を経て、第2次カレー専門店ブームが到来しています。近年、全国各地でカレー専門店が開店。
その数は、ここ数年で500店舗以上。
昼間のみひっそりオープンする間借りカレー店、不定期に出現するゲリラカレー店、実店舗を持たないゴーストカレー店などがあるため、カレー店数の正確な把握は不可能となっています。
なかでもスパイスカレーや創作カレー、スリランカカレーなど多岐にわたる個性派カレーを作る専門店が支持を得ています。そして、カレー専門店のカレーが次々とレトルトカレー化され、いずれも販売好調。SNSなど情報発信が進展したこともあり、日本各地で頭角を現し、これが本格的なブームにつながったとされる。

↑福島のカレー専門店の注目店「笑夢」カレー

またカレー愛好者だけでなく、一般消費者でもスパイス個々の味が理解できるようになったのも大きな要因となりました。(※第1次カレー専門店ブームとは…それまでカレー専門店は数が少ない上に、メディアが取り上げることもすくなかったため、カレー専門店があることすら一般人には知られていなかった。2001年1月の横濱カレーミュージアム開館に伴い、続々とカレー専門店がオープンした)

【内食編】カレーホームパーティー(略称:カレパ)
内食では、自宅でカレーホームパーティ(以下、カレパ)を開催する家庭が急増している。
欧米のホームパーティの浸透、訪日外国人の増加による日本食でのもてなしや、働き方改革による自由な時間の増加などが要因となり、ホームパーティでカレーを振る舞っていることが判明。メイン料理を1~2品、レトルトカレーを2~3品、サラダや付け合わせなど複数のカレーを大皿でシェアして食べるスタイルが基本である。これは家庭では多種多様なカレーの作り方が浸透したこと。また気軽に食べられるレトルトカレーの増加で、より手軽にカレパが行われるようになった。2020年の東京オリンピック開催を控え、海外からの旅行者も増加。今後ますますカレパの需要は高まるのではないだろうか。詳細を知りたいメディアの方はお問い合わせください。

 

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