2019年ジボダン社シェフズ・カウンシルプログラムのテーマは 「プロテイン・チャレンジ」

ジボダン ジャパン株式会社のプレスリリース

世界的に著名な4人のシェフがジボダン社の専門家と共同で、
食肉と植物性タンパク質の新たな調理の概念を探求し、「食」の未来を開拓

ジボダン ジャパン株式会社(東京都品川区、取締役副社長、フレーバー事業部門管掌:増本 聡)は、フレグランスとフレーバー業界のリーディングカンパニーであり、味と香りの専門家でもあるジボダン社(スイス)が、今回のジボダン社シェフズ・カウンシルのテーマを「タンパク質」にすると発表しました。今回は、世界的に著名な4人のシェフが、食生活に大きな変革をもたらし食品業界最大のイノベーションにもなりうる、植物由来の代用肉を美味しく調理するとともに、従来の食肉製品に新風を吹き込んでその概念を再定義することに挑みます。

2006年に始まり、業界初の試みとして注目を集めるジボダン社シェフズ・カウンシルは、世界のカリナリー分野で最もクリエイティブなシェフを一堂に集め、その時の話題のテーマに挑む場です。他に先駆けたこのアプローチにより、ジボダン社は過去10年間にいくつもの革新的な躍進をカリナリー分野にもたらしてきました。この伝統にならい、ジボダン社はこの10月、これまでの数々の成功をバネにさらなる飛躍を図ります。カリナリー分野の専門知識とインスピレーションが、動物由来でないタンパク質の摂取量の増加を消費者に促す力になり、植物由来の身体に優しい料理を消費者に届けるうえで役立つ、とジボダン社は考えています。だからこそ、今回のテーマとして明確な選択でした。

今年10月にゲストとして参加していただくシェフは、次の4人です。

・シャンテル・ニコルソン(トレッドウェルズ)、英国・ロンドン
・クリスティーナ・ボワーマン(グラス・ホスタリア)、イタリア・ローマ
・ヘレナ・リッゾ(マニ・レストラン)、ブラジル・サンパウロ
・アマンダ・コーエン(ダート・キャンディ)、米国・ニューヨーク

シェフの一人ひとりが、植物性タンパク質に注目して考案した、インスピレーションをかき立てる食のアプローチを紹介する予定です。植物性プロテインスナックやモダンバーベキューなどの食品や料理を取り上げるほか、肉のスロークッキングの技法とメリットをどのように代用肉に応用するかを考えることにより、次世代の植物由来食品を創出します。

セイボリー・フレーバーズ・アンド・ナチュラル・イングレディエンツのグローバル・カテゴリー・ディレクター(Global Category Director Savoury Flavours and Natural Ingredients)のフラヴィオ・ガロファロ(Flavio Garofalo)は、次のように述べています。「今回、参加するシェフは全員が、植物由来の素材を使った料理とタンパク質の専門家です。そのため、タンパク質をテーマにした今回のイベントで彼らが紹介してくれるアイデアやソリューションを目にするのをとても楽しみにしています。ジボダン社シェフズ・カウンシルは、これまでこうした独創的なチャレンジから確かな商業的成果を生み出し、注目を集めてきたプログラムです。好評を博している『リッチネス』、『フレッシュネス』、『ビヨンド・スイートネス』をはじめとする当社の製品はいずれも、ジボダン社シェフズ・カウンシルから生まれました。今回もきっと新たな製品が誕生するはずです。」

ミシュランの星付きシェフのクリスティーナ・ボワーマン氏からは、次のようなコメントをいただきました。「このイベントのためにアイデアを練り、植物由来の素材を使ったメニューと新しい食べ方を考えることは、本当に刺激的です。植物由来の素材を使った料理づくりは、独創性を発揮し、驚くような新しい風味を創り出す機会を与えてくれます。2019年のジボダン社シェフズ・カウンシルに参加できることを楽しみにしています。」

今回の開催地ロンドンは、今最も活気がある食文化のメルティングポットの一つであり、新たな食肉の概念と植物由来の代替タンパク質を生み出すのにぴったりの場所です。ジボダン社シェフズ・カウンシルについて詳しくは、 https://www.givaudan.com/flavours/meeting-your-needs/givaudans-chefs-council をご覧ください。またジボダン社シェフズ・カウンシルについては現地からのライブ中継など、定期的に更新していきますので、ジボダン社のLinkedInやFacebook、Twitterのフォローもぜひお願いいたします。

■注記
グローバルなフードシステムが今、急激に変化するなか、植物由来の素材をふんだんに使った食事が、環境にも健康にもよいことが広く知られるようになってきました。よりヘルシーで、より持続可能な植物性タンパク質を求める消費者ニーズも高まっています。こうした食生活の変化をさらに促し、人々がより栄養豊富な食事をとれるようにするには、フードチェーン全体の連携が欠かせません。

「A sense of tomorrow」は、持続可能性に対するジボダン社のアプローチです。この業界の持続可能な未来づくりに向けた3つの注力分野「共有価値を追求する調達」、「責任あるイノベーション」、「環境保護活動」への実行を約束しています。 ジボダン社は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」への貢献に取り組んでおり、植物性タンパク質に焦点を当てることは、目標2「飢餓をゼロに」と目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」の推進に貢献します。「A sense of tomorrow」について詳しくは、 https://www.givaudan.com/sustainability をご覧ください。

■ジボダン社について
ジボダン社は、フレグランスとフレーバー業界のリーディングカンパニーです。食品・飲料・家庭用品・香水のメーカーなどと密に連携し、世界各地のお客様に喜んでいただける味と香りを開発しています。お客様の嗜好を把握したいという情熱と、革新的製品へのあくなき探求心を基に、フレグランスとフレーバー業界のリーディングカンパニーとして「engage your senses(あなたの感性を魅了する)」フレグランスとフレーバーを創り出してきました。2018年の売上高は55億スイスフランに上ります。ジボダン社はスイス本社のほかに、145を超える地域に拠点を構え、従業員も全世界で約13,600名を擁しています。日本市場には1920年代に参入し、1973年にはジボダン ジャパン株式会社を設立、幅広く日本で事業を展開しています。ジボダン社の詳細は、 https://jp.givaudan.com をご覧ください。

■ジボダン ジャパン フレーバー事業部について
1970年創業のジボダン ジャパンは、東京都心に立地する業界最高水準の技術センター兼オフィスを拠点に事業を展開しています。総床面積4,000平方メートルのこの拠点には、研究部門、営業・マーケティングおよびサプライチェーン機能が集約し、調香研究、応用研究、フレーバーサイエンス、官能評価など、ジボダン社のあらゆる技術サービスを提供しています。ジボダン ジャパン フレーバー事業部の詳細は、 https://jp.givaudan.com/flavours をご覧ください。

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