【J-オイルミルズ・東急・伊豆急HD 業務提携】J-オイルミルズが、東急グループの「伊豆オリーブみらいプロジェクト」に 新たに参画

株式会社J-オイルミルズのプレスリリース

株式会社J-オイルミルズ(東京都中央区、代表取締役社長:八馬史尚、以下「J-オイルミルズ」)と、東急株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長:髙橋和夫、以下「東急」)、伊豆急ホールディングス株式会社(静岡県伊東市、代表取締役社長:小林秀樹、以下「伊豆急HD」)は業務提携し、伊豆半島において東急・伊豆急HDによって行われてきた「伊豆オリーブみらいプロジェクト」にJ-オイルミルズが新たに参画し、伊豆産オリーブのブランド化のさらなる推進と、地域の活性化を目指すこととなりましたのでお知らせします。

 

 

左から、J-オイルミルズ 代表取締役社長 八馬史尚、東急 交通インフラ事業部 副事業部長 竹島道宏、伊豆急HD 代表取締役社長 小林秀樹

「伊豆オリーブみらいプロジェクト」のロゴマーク。

■   J-オイルミルズの参画の目的
J-オイルミルズは、国内オリーブオイル市場をけん引する企業として、オリーブオイル評価(官能評価・理化学分析)、保管・充填に関する高い技術やオリーブオイルの製造過程で発生するミール(搾りかす)の有効活用の知識、幅広い販売網を生かして、伊豆でのオリーブ栽培及び伊豆産オリーブのブランド化に寄与することを目的として、本プロジェクトに参画します。

なお、J-オイルミルズは静岡県内に事業所(工場、研究所の機能が含まれる)と営業所を構えており、特に静岡市清水区に位置する事業所は、旧事業会社であったホーネンコーポレーション(豊年製油)が大正6(1917)年に設立した歴史ある工場のため、静岡県はJ-オイルミルズにとってゆかりの深い土地です。

■   提携内容と今後について
東急がオリーブを栽培する圃場の近隣の農地をJ-オイルミルズが賃借し、オリーブの木を植樹し、伊豆急HDと共同で栽培管理を行います。また、共同研究を実施し、伊豆産オリーブ果実の分析評価及び、その果実から搾油されたオリーブオイルの官能・理化学評価を行うことで、伊豆産オリーブオイルの品質向上とミールの有効活用を目指します。3社が伊豆地域においてオリーブの生産を協力して行い、伊豆地域の活性化を推進します。
 

2019年3月に限定30本で販売された伊豆産100%エクストラバージンオリーブオイル

■   「伊豆オリーブみらいプロジェクト」 概要
本プロジェクトは、東急と伊豆急HDが、オリーブを通じて、農林漁業(1次産業)、製造業(2次産業)、小売業(3次産業)の事業を総合的かつ一体的に推進する、「6次産業化」による地域活性化を目指して2013年に開始した取り組みです。急増するオリーブオイル需要を追い風に、伊豆の特産品としてオリーブを商品化し、観光客を呼び込み、利用客増につなげ、また、ミカン・茶栽培の減少による耕作放棄地の再生を目指しています。

2013年には、東急と伊豆急HDが、東伊豆地域の新たな農産物としての可能性を検証することを目的に、東伊豆町とオリーブの調査・研究に関する協定を締結し、試験栽培を開始しました。

現在は、伊豆半島7か所に設けた直営の圃場のほか、協力農家とオリーブの木の植樹を進めており、2019年9月時点での栽培本数は合計で 約6,000本と順調に進捗しています。また、東急が2016年に静岡県伊東市内に設けた搾油所にて、果実から油を精油しており、2019年3月には本数限定で初の一般販売が実現し、伊豆高原桜まつりで製品のプロモーションが実施されました。

近年、東伊豆地域は、耕作放棄地の対策や農業従事者の高齢化、および後継者不在による担い手の不足など、農業におけるさまざまな課題を抱えています。これらの課題の解消およびオリーブの生産や加工などを通し、地域活性化を目指しています。

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