被災農家支援の「チバベジ」が法人化 農家支援の仕組み化を目指す  一般社団法人野菜がつくる未来のカタチとして加工品製造を開始

一般社団法人野菜がつくる未来のカタチのプレスリリース

これまで台風15号によって被害を受けた千葉県の農家支援を行っていた「チバベジ」が、令和元年10月23日、一般社団法人野菜がつくる未来のカタチ(所在地:千葉県佐倉市、代表理事:鳥海孝範、安藤共人)を設立登記いたしましたのでご報告いたします。

被災農家支援の「チバベジ」

■設立の背景
台風15号による千葉県の農林水産被害額は過去最高の411億6,700万円(10月4日付、千葉県発表)にのぼり、暴風雨の影響から県内のビニールハウスの多くは折れ曲がり、倒壊、ビニールハウスの被害額は200億721万円といわれております。現状では冬野菜向けの苗植えさえできない状況にあり、多くの農業経営者は廃業か存続か選択の岐路に立たされています。
本団体は「チバベジ」と銘売って、これまでクラウドファンディングを活用し、地域住民のご支援ご協力を得ながら、被災後に17の農家20の飲食店と連携し、スーパー、飲食店に販売して参りました。そしてこの度、持続的な支援活動ならびに廃棄野菜の加工生産とブランディングを行うため、法人化し「一般社団法人野菜がつくる未来のカタチ」として設立することといたしました。

■チバベジについて
台風15号被災直後から農家支援を開始し、延べ4,500キロの廃棄野菜を買取、完売して参りました。今後は傷ついた農作物の買取量を増やし、ジャム・ピクルスといった加工品製造に着手します。現在、クラウドファンディングを活用し加工のための資金を募集。地域の飲食店と連携した加工品製造により、野菜の直売以上の収益を確保し、農家への利益還元を行いながら、持続的で全国で模倣可能な農家支援のカタチを組み立てます。

西日本豪雨や今回の台風15号、台風19号のような被災が今後、いつどこで起こるか分からない中、私たちは被災対策を強化していかなければなりません。その為、災害対策とは農業支援であり、まちづくり支援であり、子育て支援であり、地域活性のなかで進められているすべての取組は少なからず連携することが求められます。
チバベジはフードロスを無くし、農作物が廃棄されず流通されること、被災時の農家支援、多種多様な農作物の生産が持続的なまちづくりに繋がることを目的とし、地域と農家を繋ぎ、新規就農を促し、千葉を起点として全国の新たな農業のカタチをアップデートすることを標榜し、事業を進めています。

■クラウドファンディングを実施中
MOTION GALLERYを活用しクラウドファンディングを実施しています。

▼クラウドファンディングページ:
https://motion-gallery.net/projects/chiva_vege

「台風15号千葉県被災 農業支援」チバベジ-野菜がつくる未来のカタチ-
実行者 :一般社団法人野菜がつくる未来のカタチ
目標金額:500万円
形式  :寄附型 / All-in
公開期間:2019年9月26日(木)~12月9日(月)
資金使途:廃棄野菜購入費、加工品製造費、新規就農支援塾の開催費、その他各種イベントの実施費用

■今後の展開
クラウドファンディングの支援額に応じて、廃棄野菜の流通量、加工品生産量を増加させつつ、地域の自治体や大学との連携、協力企業を募りながら、新規就農者支援を進めて参ります。特にSDGsの17の目標の内、「2.飢餓をゼロに」「11.住み続けられるまちづくりを」「12.つくる責任 つかう責任」「13.気候変動に具体的な対策を」「15.陸の豊かさも守ろう」「17.パートナーシップで目標を達成しよう」の6項目に取組み、SDGsに則した地方創生事業として、地域の活性に取り組んで参ります。

チバベジブランド品:トマトジュース(サンプル)

倒壊したビニールハウス内でのトマト収穫(山武市)

左:代表理事 安藤共人 右:代表理事 鳥海孝範

チバベジはSDGsに則した地方創生事業です

■団体概要
名称  : 一般社団法人野菜がつくる未来のカタチ
理事  : 代表理事 鳥海孝範
      代表理事 安藤共人
      理事   堀恵宮郁
所在地 : 〒285-0023 千葉県佐倉市新町168
設立  : 2019年10月9日
事業内容: 農作物の仕入、販売、加工、これに付随する事業
URL   : <クラウドファンディングページ>
      https://motion-gallery.net/projects/chiva_vege
      <Facebook>
    : https://www.facebook.com/chivavege/

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