「TABETE」を運営する株式会社コークッキング、営業活動においてキリンビール株式会社と協働

株式会社コークッキングのプレスリリース

株式会社コークッキング (社長:川越一磨、以下コークッキング)の展開するフードシェアリングサービス「TABETE(タベテ)」(https://tabete.me/、以下TABETE)は、キリンビール株式会社(社長:布施孝之、以下キリンビール)と営業活動において、持続可能なサプライチェーンの実現に向けて協働します。両社は、自社サービスの顧客店舗や関連企業に対して、コークッキングが運営する「TABETE」及び、キリンビールが提供する「Tap Marché(タップ・マルシェ)」の取り組みを双方で紹介し合い、お互いのサービスの拡大展開を図ります。

■取組内容
株式会社コークッキング
1.「TABETE」参加店舗へ、キリンビールが提供する「Tap Marché」の取り組みを紹介する。
2.SNSやメールマガジンを活用し、キリングループのCSVの取り組み(岩手県遠野市“ビールの里構想”など)を社会に伝える

キリンビール株式会社
顧客の抱えるフードロス課題に対し、解決策としてTABETEを紹介する。

■背景 ー持続可能なサプライチェーンの実現に向けてー
コークッキングは、酒類、飲料、医薬、バイオケミカルという多様な事業を展開するキリンホールディングス株式会社(社長 磯崎功典)のノウハウを活用しながら、健康的で豊かな未来の創造に向けて起業家・事業家と協働するプログラム「キリンアクセラレータープログラム」で、同社の顧客や顧客候補に対してTABETEを紹介する機会をいただいていました。TABETEとしては良質な参加店舗と知り合うことができ、またキリンビールとしては自社の顧客がフードロス削減に取り組むきっかけや手段を提供することができるということで、互いに意義のある協力体制を敷いてきました。
この度、キリングループがCSVとして取り組んでいるホップやビールを通じたまちづくり(岩手県遠野市「ビールの里構想」など)に感銘を受け、また小ロット提供により在庫過剰に起因するロス削減が期待される「Tap Marché」に共感し、キリンビールとの営業連携をさらに強化することとなりました。

■キリングループのCSVの取り組みについて
<持続可能なビールづくり>

ビールの原材料であり魂ともいえる「ホップ」の生産量を世界規模でみると、日本産ホップの生産量は、わずか0.2%です。背景にはホップ農家の減少があり、岩手県遠野市でも1974年に239戸あったホップ農家が2018年には33戸にまで減少しています。

今、その希少な日本産ホップが、注目を集めています。

キリングループでは、安定的に品質の良い、奥ゆかしい香りが特徴の日本産ホップを守り育てるため、日本有数のホップ産地である同市で「ビールの里構想」やTK(遠野×キリン) プロジェクト(ホップやビールを通じたまちづくり)に取り組んでいます。

この活動は、日本産ホップの生産量維持だけでなく、遠野産ホップの収穫を祝う「ホップ収穫祭」や実際にホップ畑を訪問する「ビアツーリズム」などの実施により、日本産ホップの価値化にも取り組んでいます。日本産ホップをより魅力あるものとして世の中へ伝え、遠野市民の誇りにするためにも、さまざまな取り組みを実施しています。

<日本産ホップの強みが生かされるクラフトビールの提供>
同社では、ビール市場の活性化に取り組んでいます。2018年10月には、同年夏に遠野で収穫した、フレッシュな日本産ホップを生のまま凍結し使用した「ホップフェスト2018」を発売し、今年の10月には「SPRING VALLEY BREWERY Hop Fest」を発売するなど、日本産ホップの価値化に取り組んでいます。
さらに「Tap Marché」を介した、日本産ホップを活かしたクラフトビールの販売が注目を集めています。
 
「Tap Marché」は、「Marché(市場)」のように、個性豊かで多様なクラフトビールと多くのお客様が出会い、気軽に楽しんでいただく「場」を実現することで、新たなビール文化の創造を目指す取り組みとなっております。

また、同社が開発した専用ディスペンサーでは小容量(3L)のペットボトルを使用しています。コークッキングでは、「Tap Marché」が小ロットでの仕入れを可能にして各店舗におけるロスの削減にも繋がると考えており、この取り組みを多くの飲食店さんに広めていきたいと思っています。

■フードシェアリングサービス「TABETE(タべテ)」とは
フードシェアリングサービス「TABETE(タべテ)」は、まだ美味しく食べられるのに「捨てざるを得ない危機」にある飲食店の食事を、ユーザーが「1品」から「美味しく」「お得」に購入することによって「レスキュー」出来る仕組み(プラットフォーム)です。現在、20〜40代の働く女性を中心とした約16万人のユーザー・飲食店や惣菜店を中心とした約350店舗にご登録いただき、累計で約1万1千食の食品ロス削減(CO2換算で約15トン)に成功しました。

また、「TABETE(タべテ)」は、サービスコンセプトとして「フードロス削減」を掲げており、予想外のできごとや急な予約のキャンセルなどによって頻繁に発生し、完全な対策が難しいと言われる飲食店や惣菜店に於けるフードロスの削減に寄与する仕組みをつくっています。「TABETE(タべテ)」は、「想い」を込めて準備した食事を無駄にせず、ユーザーの多様な食事の選択肢にも繋がるという、「これからの新しい食のあり方」を提案していきます。

「フードロス削減」は、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標であるSDGs(Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標)の目標12「持続可能な消費と生産」(つくる責任つかう責任)の一環としても位置づけられており、日本政府(SDGs推進本部)が掲げる「SDGs実施方針」優先課題としても「食品廃棄物の削減や活用」の一環として「食品ロス削減=フードロス削減」が位置づけられています。 
 
■「TABETE(タベテ)」​アプリ
・Android  https://tabete.page.link/android-prtimes
・iOS  https://itunes.apple.com/jp/app/tabete/id1392919676?mt=8

■会社概要
社名: 株式会社コークッキング
本社所在地: 東京都港区南麻布3-3-1 麻布セントラルポイントビル3階
代表者氏名: 川越一磨
事業内容:
フードロス削減のためのプラットフォーム「TABETE」運営事業、イベント・ワークショップ事業、パターン・ランゲージ制作事業
メールアドレス: contact@cocooking.co.jp
URL:​ https://cocooking.co.jp

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