株式会社アルト・アルコのプレスリリース
ノンアルコール市場の現状
昨今、世界中で酒離れが声高に叫ばれているが、それはヨーロッパも例外ではありません。現在ロンドンに住む成人の5人に1人は禁酒主義者(Teetotaler)とも言われ、宗教的理由は以外にも、QOL向上を目指した健康面での理由から断酒をする人も珍しくないと言われています。そのような背景から昨今人気を集めているのが、お酒のように飲めるオルタナティブアルコール市場です。
シュラブとは?
株式会社アルト・アルコは、輸入の第一弾として、その起源をオスマン帝国まで遡ることのできるシュラブの販売を予定しています(2018年10月販売開始予定)。フルーツビネガーをボタニカルや果実でフレーバー付けした飲料を指すシュラブは、ロンドンでは1747年のジェントルマンズ・マガジンでその名前を確認することができる非常に歴史的背景の面白い商品です。ビネガー特有のまろやかながらもガツンとキックのある酸味がユニーク。創業1年ほどのメーカーでありながら、英国大手新聞社販売インデペンデント紙や英国Vogue誌でも取り上げられるなど高い注目を集めています。
アイテムとしては以下の四アイテムを予定。
以降の輸入予定商品としては、同じくロンドンで造られるノンアルコールのジンや南アフリカのオーガニック原料をもとに造られたノンアルコール・ジントニック、ドイツで造られるノンアルコールワインを予定しています。
日本の国税庁の調べによると、20代の若者で飲酒習慣のある人は15%にも満たないといわれています。酒類消費量も平成のピーク時から20%近くの下げ幅。従来のノンアルコールと一線を画し、世界中で人気が過熱するオルタナティブアルコールが日本で脚光を浴びるのも時間の問題と言えるでしょう。