シングルモルト・スコッチウイスキー 「ブルックラディ ベア・バーレイ2010」、アメリカのウイスキー専門誌が選ぶ年間トップウイスキー20の第15位に入賞

レミー コアントロー ジャパン 株式会社のプレスリリース

ウイスキー・アドヴォケイト誌は年間何百ものウイスキーをテイスティングして誌面で紹介する、アメリカで発行されているウイスキーの専門誌です。膨大な数のテイスティングにおいて100点満点中90点以上を獲得したウイスキーから、様々な適合基準に従ってボトルを選出し、年間トップ 20の審査が毎年行われています。
審査は世界各地の審査員たちによって厳格なブラインド・テイスティングにて行われます。その評価点に加え、価格や市場在庫なども考慮してランキングが決定します。毎年発表されるこのランキングは、世界中のウイスキーファンに注目されています。

第15位となった「ブルックラディ ベア・バーレイ2010」について、シニア・ウイスキースペシャリストであり同誌の編集を務めるスザンナ・スカイヴァー・バートン氏は「希少な穀物を使用するウイスキー造りは米国では一般的になりつつあるが、スコットランドでは非常にまれである。古代品種の大麦であるベア種から造られたこのユニークなシングルモルトをリリースすることで、ブルックラディは原料に由来するウイスキーのフレーバーについて改めて考えることを提唱している。香り高い松の枝、塩味のアーモンド、トロピカルフルーツがアロマとして現れ、濃厚なチョコレート、胡椒、シトラスオイル、松の樹液、香水のようなカモミールの風味がクリーミーな口当たりとともに続く。フルボディでまろやかなフィニッシュには、バラの花びら、白胡椒、バニラが感じられ、繊細でありながらはっきりとした骨格を包み込んでいる」と評しています。
*詳細ページ http://whiskyadvocate.com/top20/2019/15-bruichladdich-bere-barley-2010/

ブルックラディ蒸留所は、2011年の蒸留所再開以来、スコットランド産の大麦を100%使用することに加え、大麦が育つ土壌、土地、天候の影響や相互作用を含む、テロワールというコンセプトを開拓してきました。この【大麦探求プログラム】の一環として、「どこで」「どんな品種を」「どのように」育てるかを3つの柱としてウイスキー造りを行っています。2006年以来大学の農学研究所と協働して栽培するベア種大麦をシングルモルトウイスキーに使用できる唯一の蒸留所です。

■  商品詳細

 

□商品名:ブルックラディ ベア・バーレイ2010(BRUICHLADDICH  BERE BARLEY 2010)
□アルコール度数/容量:50度/700ml
□希望小売価格(本体):9,500円
□大麦:100% ベア・バーレイ(古代品種の六条大麦)
□モルティング:ノンピート     
□酵母菌株:マウリ、ケリー
□蒸留:2010年に蒸留、シングル・ヴィンテージ
□熟成樽:バーボン樽(アメリカンオーク)
□熟成年数:8年
□ボトリング:アイラ島の湧き水を使用、ノン・チルフィルター、着色料無添加
□アルコール度数:50度
□世界限定:18,000本

六条大麦のベア種の起源は、5,000年前にまで遡ることができます。ベア種は英国の最も古い栽培穀物で、スコットランドで蒸留が行われ始めた頃から何世紀もの間使用されてきました。しかし20世紀に入り、効率と商業的利益に重きが置かれ、味わいよりも生産量が追求されるようになると、最大限の収穫高が得られ、かつ生育が容易で生産効率が高い品種が栽培されるようになったのです。
常に味わいを重視し極めたいと考える私たちは、2006年以来、ハイランズ&アイランズ大学の農学研究所と協働し、シングルモルトウイスキーの蒸留に再びベア種を用いてきました。ベア種は屈強な穀物で、やせた土壌や日照時間が限られ生育期が短い環境にも適応できます。同研究所は、気候変動により穀物の生育が困難になる状況に備え、この古代品種に食糧としての可能性も期待しているため、ブルックラディ蒸留所とパートナーシップを結び、スコットランド北部のオークニー諸島にて地元農家との栽培に協力してくれています。
非常に力強い風味を持つ大麦がウイスキーとなったときに示す特徴的な個性は、樽の影響がウイスキーの味わいの70%を占めるという既成概念に囚われない、多様なウイスキーの在り方を示しています。

WE BELIEVE TERROIR MATTERS. ―私たちはテロワールが重要だと信じている。
ブルックラディ蒸留所は、ヘブリディーズ諸島、アイラ島の西海岸沿いにあり、1881年に設立された当時のままの伝統的な蒸留設備と、革新的なウイスキーづくりが見事に融合した蒸留所です。
ブルックラディのウイスキーには蒸留所の信念が語られています。それは、ウイスキーは信頼性を持つべきだ、という考えです。どこで蒸留され、どこで熟成されたのか。テロワールはそれがつくられた土地や原材料の大麦や水について語り、人の魂がスピリッツに命を与えるのだと信じています。
テロワールを重んじ、徹底して原産地を追及したブルックラディのウイスキーは、100%スコットランド産の大麦を原料につくられています。また、アイラ島大手の中では唯一全てのウイスキーをアイラ島内で熟成し、ノンチルフィルター、着色料無添加でボトリングしています。

今、あなたにオススメ