一般社団法人日本野菜ソムリエ協会のプレスリリース
この企画はANAグループ社員の自発的提案活動の中から生まれたもの。ファーストクラスの顧客には身体が資本のビジネスパーソンが多い中、「本当に身体に良いものを機内でも食べていただきたい」というANAのキャビン・アテンダントの想いからスタートしました。
各地の生産者が心をこめて作った本当に美味しい野菜や農産加工品を、いちばんよい状態で収穫出来た時だけ限定で提供するサービスを目指しており、顧客だけでなく、生産者や地域への貢献を意識した取り組みです。
今回の取り組みをはじめ、当協会では生活者の健康維持・増進に役立つ食材と食の情報提供に引き続き努めてまいります。
提供品目:愛知県田原市のPatch Farmが栽培しているカブ「あやめ雪」。
茎に近い実(胚軸)の上部が綺麗な明るい紫色をしたカブで、
2017年2月開催の野菜ソムリエサミットで金賞を受賞。
パリッとした歯ごたえ、緻密な肉質、
そしてみずみずしい甘さが特徴。
提供期間:2019年12月16日~25日(10日間)
提供場所:国際線ファーストクラス(1日13便)
提供方法:サラダやチーズの付け合せとして提供
2017金賞受賞あやめ雪
■生産者
Patch Farm(パッチファーム)(愛知県田原市、代表:中川 貴文氏)
2015年4月に設立。大自然広がる渥美半島の温暖な気候の下、パッチワークのようにカラフルでかわいい野菜を年間50種類以上栽培しています。「食べておいしい!来て楽しい!もらって嬉しい!」を合言葉に旬を大切にした健康野菜作りに励んでいます。
http://patchfarm.biz/
中川さんご家族
■野菜ソムリエサミットとは
野菜ソムリエサミットは、野菜ソムリエによる「野菜・果物とその加工品の品評会」です。
全国各地から出品されてくる青果物やその加工品を野菜ソムリエが「美味しさ」を軸に絶対評価形式にて評価し、食味が優れたものを認証します。価値ある青果物や加工品を評価・認証し、広く世の中に発信することにより、生産者を応援し、日本の農業の活性化に寄与することを目的としています。
毎月1回開かれ、「味覚」「表現力」テストで一定の基準を満たし選ばれた「評価員」である、野菜ソムリエらが各地からエントリーされた青果物の食味審査を行います。
総合評価された点数により「最高金賞」「金賞」「銀賞」が付与されます。
https://www.vege-fru.com/contents/hp0055/?No=87&CNo=55
■「野菜ソムリエサミット」のこれまで
2007年 5月 『べジフルサミット』として開始。
テーマ野菜を集結させてNo1を決定。
第1回テーマ野菜:トマト。
「アメーラ」は受賞をブランディングに有効利用し有名に。
2010年 4月 『野菜ソムリエサミット』に名称を変更。
2011年 12月 野菜ソムリエサミットが
フード・アクションニッポンアワード2011を受賞。
2013年 2月 テーマ野菜を設けるスタイルで3カ月に1回実施し、
開催実績はのべ17回に。
2014年 7月 旬を逃さぬようリニューアル。
毎月実施かつ品種品目も限定せず絶対評価方法に変更。
2017年 1月 北海道「なよろ星空雪見法蓮草」に最高金賞を授与
(野菜ソムリエサミット最高得点)。
2017年 7月 青果物の特性をいかした加工品を対象に、
「加工品部門」をスタート
2019年 6月 トマトのみを評価する
「野菜ソムリエサミットトマトグランプリ」を開催。
■「野菜ソムリエ」とは https://www.vege-fru.com/
野菜・果物の知識を身につけ、その魅力や価値を社会に広めることができるスペシャリストです。『野菜ソムリエ』の使命は、生産者と生活者の架け橋となること。
現在、キャリアアップ・キャリアチェンジ、家族や社会貢献を目指す多くの方々が挑戦しています。
■一般社団法人 日本野菜ソムリエ協会について
創立 :2001年8月7日
理事長:福井 栄治
所在地:東京都中央区築地3-11-6 築地スクエアビル7階
「食を日常的に楽しめる社会の創造」のミッションの下、野菜や果物の魅力や価値を生活者に伝える野菜ソムリエを育成するほか、各種講座やコンテンツの企画開発・提供をしています。