アイランド株式会社のプレスリリース
「減塩」に関するユーザーアンケート
近年の健康志向の高まりや高齢化にともない、機能性表示食品や特定保健用食品の国内市場では商品が充実し食品や料理に対する意識が変化してきています。そこで今回は料理への興味関心が高い「フーディスト」を対象に、料理をするうえで気を付けたい「減塩」に関するアンケート調査を実施し463名から回答を得ました。
【TOPIC】
(1)約8割が普段の生活の中で「減塩」を意識
(2)自分で作る食事の塩分量について約4割が「ちょうどよい」
(3)「減塩」のためにしていること1位:出汁をきかせる、2位:酸味をきかせる/スパイスを使う(2種同率)、4位:減塩商品を使う
(4)「減塩」に活用したいスパイス1位はブラックペパー
(5)スパイスランキングの考察コメント(ハウス食品株式会社 三宅 勇緒)
(6)検索キーワードに見る「減塩」トレンド(レシピブログ編集長 久永 千恵)
(1)普段の生活で「減塩」を心がけていますか?(n=460)
全体の約8が普段の生活の中で「減塩」を心がけていると回答しています。
(1)普段の生活で「減塩」を心がけていますか
(2)普段ご自分で作る食事の塩分量について、どのように感じていますか?(n=460)
自身の食事の塩分量について4割が「ちょうどよい」と回答。「減塩を心がけ」かつ「現状はちょうどよい」と感じている方が多い結果となりました。
(2)普段ご自分で作る食事の塩分量について、どのように感じていますか?
(3)「減塩」のためにしていることがあれば教えてください(n=372)
「減塩」のためにしていることの1位:出汁(だし)をきかせる、2位:酸味をきかせる/スパイスを使う(2種同率)、4位:減塩商品を使うとなりました。旨味の活用や調味料の使い方など、味にアクセントをつけ工夫をしている様子がうかがえます。
(3)「減塩」のためにしていることがあれば教えてください
(4)スパイス大使に聞いた「減塩」に使えそうなスパイスランキング(n=102)
2009年より「レシピブログ」上で展開する「スパイス大使(※2)」は日頃よりスパイスを活用したレシピを発信しており、同時期に減塩アンケートを実施したところ、減塩のための意識として「スパイス活用」が1位となりました。そこで、スパイス大使102人に聞いた減塩に使えそうなスパイスランキングを紹介します。
1位 ブラックペパー
2位 クミン
3位 七味唐辛子
4位 一味唐辛子
5位 辣油
6位 ガラムマサラ
7位 バジル
8位 ホワイトペパー
9位 花椒・山椒
10位 ガーリック
スパイス類(辛味や香り)によって、塩分(塩・醤油・味噌など)を減らす工夫をしている方が多いようです。
【1位 ブラックペパー活用例】
パンチ・刺激が物足りなさを補う/薄味でもひきしまる、ぼやけない/特に粗挽きが効果的
【2位 クミン活用例】
香り・カレー風味が物足りなさをカバー/香りに満足感/料理の雰囲気が変わる
【3位 七味唐辛子活用例】
辛味・香り・風味・旨味効果/仕上げにふると薄味でも深みが出る/ブレンドスパイス効果
【4位 一味唐辛子活用例】
辛さ・パンチが物足りなさを補う/輪切りより辛味が全体になじむ/和洋中何でも使いやすい
【5位 辣油活用例】
辛味・旨味・香り効果/油のコクがあり満足感がある/中華料理の減塩(麻婆・餃子等)
【6位 ガラムマサラ活用例】
香り・風味・辛味効果/味に深みが出る/カレー風味が物足りなさをカバー
【7位 バジル活用例】
清涼感ある香りの効果/トマト・トマト缶の酸味を和らげ満足感アップ/和洋幅広く使える
【8位 ホワイトペパー活用例】
中華料理、クリームソース系の減塩に/和食・野菜料理にも合う
【9位 花椒・山椒活用例】
花椒のシビれる辛さで減塩/薄味のかば焼きや照り焼きにひとふりするだけで香りがよくアクセントに
【10位 ガーリック活用例】
味付けにコクがでる/香りも味も強く感じられるので塩を抑えられる
今回のアンケートでは、「減塩」のためにしていることとして、「出汁(だし)」に次いで「スパイス」が2位となりました。香辛料として活用することが多いスパイスには、どんな減塩の用途があるのがハウス食品株式会社の三宅 勇緒さんに伺いました。
▼コメント:ハウス食品株式会社(事業戦略本部 食品事業三部 三宅 勇緒)
スパイスは、香りや風味が旨味のアクセントになるので、使い方次第で塩分を控えた料理でも満足のいく仕上がりにすることができます。例えば、普段のお味噌汁の味噌を少し減らした分、七味唐辛子をかけることで、風味が加わって物足りなさを解消することができます。
減塩に使えそうなスパイスランキングでは、馴染みのあるスパイスが多くランクインしており、減塩を手軽にはじめやすいのもポイントになっています。2位のクミンはお肉にもよくあいますし、和食とも相性が良く、例えば「ニンジンのきんぴら」などで、しょうゆの量を減らしてクミンをいれて味つけすると、エスニック風のきんぴらが楽しめます。減塩というと味的にはマイナスのイメージがありますが、スパイスを使って味を工夫することで、「楽しく減塩できる」ということが、スパイス大使の方々の発信から伺えます。
最後にレシピブログの検索キーワードから見る「減塩トレンド」に関して、編集長 久永の見解コメントです。
▼コメント:レシピブログ編集長・久永 千恵
レシピブログのキーワード検索数に見る「減塩」トレンドは、食品表示法で「食塩相当量」の食品成分表示の義務化が制定された2015年からはじまり、以降年々上昇傾向に。ここ数年は「減塩」をテーマにした料理本の出版や健康番組が頻繁に組まれるなど、私たちの暮らしの中にも日常として浸透してきており、2020年1月~3月には検索数が昨年同期比で302.68%上昇しました。
なかでも「スパイス」は、種類のバリエーションが豊富で、食材やメニューにあわせて利用するスパイスを工夫しながら減塩に活用できるうえ、風味や香りで、塩味のもの足りなさを解消できるアイテム。年々生活者の健康意識が高まるなか、減塩料理の一助として今後さらに活用が広まりそうです。
<レシピブログで実施したスパイス×減塩企画>
・スパイスでお料理上手 スパイスの辛味でおいしく減塩
https://www.recipe-blog.jp/sp/r200107a
・スパイスでお料理上手 スパイスの香りでおいしく減塩
https://www.recipe-blog.jp/sp/r191202a
■アンケート概要
「減塩」アンケート調査
調査方法 :レシピブログ・フーディーテーブルにてアンケートを実施
回答者詳細:20代~60代以上/回答者463名 ※設問により回答数が異なります
アンケート実施期間:2020年3月2日(月)正午~3月12日(木)正午
(※1)「フーディスト」及び「フーディストサービスグループ」
「フーディスト」とは、日々料理や食を楽しみながら、ブログやInstagram、TwitterなどさまざまなSNSで積極的に発信をして活躍しているインフルエンサーの方々です。当社では、2005年にスタートした料理ブログのポータルサイト「レシピブログ」をはじめ、日本最大級の料理インスタグラマーコミュニティ「フーディーテーブル」、Twitterアカウント「スグレピ」などを通じて、約28,000名の「フーディスト」をネットワークしています(2019年10月現在)。「フーディスト(R)」はアイランド株式会社の登録商標です。
(※2)スパイス大使
レシピブログとハウス食品は、ハウス食品が展開するスパイス分野において、スパイス料理への発信について高い意欲を持つ料理ブロガーや料理インスタグラマーを起用したアンバサダープログラム「スパイス大使」を展開中です。2019年度は120名のスパイス大使が活動をしていました。
https://www.recipe-blog.jp/spice/taishi/
■「レシピブログ」について( https://www.recipe-blog.jp/ )
「レシピブログ」は、「料理」をテーマとしたブログのみを集めた、日本最大級の料理ブログのポータルサイトです。「料理」「食」「暮らし」というテーマについて、ブログを開設していて高いアンテナと情報発信力を持つ高感度な“パワーブロガー”をネットワークしています。(サイトオープン:2005年/2020年1月現在 レシピブログ登録ブログ数:17,000、レシピ数:約100万件)
<iPhoneアプリ>
https://itunes.apple.com/jp/app/reshipiburogu/id503829068?mt=8
<Androidアプリ>
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.recipe_blog.android.appli
<スマートフォンサイト>
https://s.recipe-blog.jp/
<Facebookページ>
https://www.facebook.com/comu.recipeblog
<Twitter公式アカウント>
https://twitter.com/recipe_blog
<LINE公式アカウント>
https://line.me/R/ti/p/%40oa-recipeblog
■FoodieTable(フーディーテーブル)について
URL : http://foodietable.jp/
Instagram: https://www.instagram.com/foodietable.jp/
2015年にスタートした、Instagramでお料理フォトや動画の投稿を楽しむコミュニティ。編集部主催や企業とのコラボレーションによる投稿企画、リアルイベント、注目のハッシュタグ紹介などで食卓のトレンドを牽引しています。また、お料理フォトのクオリティやオリジナリティなどを通して、多くの方に愛されている人気料理インスタグラマー111名が「フーディーテーブル・アンバサダー」に就任し、さらにコミュニティを盛り上げています。
※2019年12月現在、11,000名を超える「フーディスト(料理インスタグラマー)」がメンバー登録中で、その想定月間総リーチ数は5億(※3)、Instagram公式アカウントのフォロワー数は18万人以上です。
(※3)フーディーテーブルメンバー登録者のフォロワー数合計×平均月間投稿数20回として算出(2019年112月現在)。
■アイランド株式会社について( https://www.ai-land.co.jp/ )
「レシピブログ」「おとりよせネット」「朝時間.jp」「フーディーテーブル」「スグレピ」などのサービスをはじめ、イベントスペース「外苑前アイランドスタジオ」を運営。毎日の暮らしを楽しく豊かに過ごすために「ありそうでなかった、あったら嬉しい」サービスを提供しています。
<会社概要>
商号 : アイランド株式会社
代表者 : 代表取締役 粟飯原 理咲
所在地 : 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-1-25 神宮前IKビル2F
資本金 : 1,600万円
事業内容: ・「おとりよせネット」「レシピブログ」「朝時間.jp」
「フーディーテーブル」「スグレピ」など、
ライフスタイルメディアの運営事業
・料理インフルエンサープロモーション/
料理インフルエンサーマーケティング事業
・食品ECサイト(オンラインショップ)の集客・販促支援、
食を軸にした地域創生支援事業
URL : https://www.ai-land.co.jp/
■お客様からのお問い合わせ先
https://www.ai-land.co.jp/contact/