パーク ハイアット 東京のプレスリリース
パーク ハイアット 東京(総支配人:エルヴェ マゼラ、所在地:東京都新宿区西新宿3-7-1-2)は2020年3月30日(月)、食品安全マネジメントシステムの国際標準規格であるISO22000:2018 の認証を取得いたしました。
ハイアットホテルズはグローバルホテルチェーンとして、2012年より食の安全・安心を追求する取り組みを展開しています。パーク ハイアット 東京でも、食品安全マネジメントシステム(Food Safety Management System)を強化する社内チームを構築し2016年には食品衛生管理のガイドラインであるHACCP認証を取得いたしました。
さらに、HACCPをより確実に運用するため、生産から出荷までのプロセスをきめ細かくチェックしつつ全社的に改善を重ねることで、フードチェーン(食品が消費者へ提供されるまでの全段階)を通して、品質から製造環境、社内体制まで包括的に管理する国際基準規格であるISO22000:2018の取得に至りました。
2015年5月に国内ホテルとして初めて、MSC(海洋管理協議会)およびASC(水産養殖管理協議会)によるCoC認証(Chain of Custodyの略。加工、流通過程を通じて確実に認証品を管理するトレーサビリティ制度)を受けたことに始まり、サステナブルシーフードの使用も推進しています。あわせて、レストラン・ショップで提供するストロー、梱包材はもとより、厨房器材や社員個人が使うペットボトルにいたるまで、プラスチック製品の削減にも励み、一貫して環境保全への貢献にも努めています。
国際的に食品の安全やサスティナビリティへの関心が高まる中、パーク ハイアット 東京ではこれからも、より高い意識で食を通じたおもてなしを提供してまいります。
食品安全マネジメントシステムおよびISO22000について
食品安全マネジメントシステム(Food Safety Management System 略称 FSMS)は、安心・安全な食品を消費者に届けるため、それを脅かすハザード(危害)を適切に防ぐ仕組みです。ISO22000は、食品の生産、輸送、保管、包装、さらに販売やサービスなど、消費者に届くまでの全段階を対象とした食品安全マネジメントシステムの国際規格で、品質マネジメントシステムISO9001とHACCPの概念を融合しており、さらに環境管理の要素も含まれています。ISO22000:2018導入により、HACCPの手法が強化され、より安全な食品の提供が期待できます。
HACCPについて
HACCPとは、食品等事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入等のハザード(危害)を把握した上で、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程で、それらの危害要因を除去または低減させるために特に重要な工程を管理し、製品の安全性確保を目指す衛生管理の手法です。