地産地消と感染症予防の“おうち時間”をサポート。宮崎県新富町の地域おこし協力隊がメキシコ料理の手作りキットを開発

こゆ財団のプレスリリース

一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(宮崎県児湯郡新富町、代表理事:齋藤潤一、以下こゆ財団という)が活動をコーディネートしている新富町地域おこし協力隊が、地元野菜をふんだんに使ったメキシコ料理(タコス)の手作りキットを開発しました。
これは、立ち飲みスタイルのワイン&メキシカンフードバー「ナナブンノニ」(宮崎県児湯郡新富町富田2-43)で商品開発を行っている地域おこし協力隊が手掛けたものです。2020年4月28日に関係者試食会を開催しており、5月中にはこゆ財団を通じてテイクアウト販売を開始する計画です。
新型コロナウィルスの感染症拡大による外出自粛、テイクアウト需要増を受けて、商品開発経験のある協力隊が地域貢献を目的として実施したもの。今回の手作りキットは、3種類のタコスが家庭で簡単に作れる内容になっています。
こゆ財団は、地域おこし協力隊の活動支援を通じて、地産地消や食品ロス削減に貢献していきます。

 

「お家でつくるタコスキット」。丸く焼かれたトルティーヤは家庭のフライパン等で軽くあぶり、お好みの具材を巻いて食べるとできたてのおいしさ。

■特徴:地域おこし協力隊が開発。地元野菜を豊富に採れる簡単タコスキット
・東京都内の飲食関連事業で経験を積んだ地域おこし協力隊2人が商品開発
・野菜類は新富町のJA児湯農畜産物直売所で仕入れることで地産地消を促進
・テイクアウト方式で外出自粛中の外食需要に応える
・在宅勤務者や休校中の子どもたちに手作りの楽しみを提供

●商品名:「お家でつくるタコスキット」
●販売価格:税込1,200円
●販売店:『ワイン&メキシカンフードバー ナナブンノニ』
●セット内容:トルティーヤ3枚、カットレタス、トッピング3種(スパイシーチキン、カーニタス、ワカモレ)、サルサソース3種(トマトサルサ、コーンサルサ、ホットサルサ)、サワークリーム、チーズ
※「タコスの作り方」説明書添付
※2020年5月中旬以降は事前予約制でのテイクアウト販売を予定
 

町内の空き店舗を活用して商品開発を行っている地域おこし協力隊の河野大樹さん(左)と本武郁也さん(右)

  
□『ワイン&メキシカンフードバー ナナブンノニ』
2019年4月から新富町地域おこし協力隊として活動している同町出身の本武郁也さん、河野大樹さんが商品開発とマーケティングを実践している拠点。2019年12月の開設以来、1週間のうち金曜と土曜(1週間の7分の2)しか稼働しないことからこの名前がつけられました。ワイン販売店勤務経験のある本武さん、東京都内の飲食店での店長経験を持つ河野さんの二人が特長を発揮しながら商品開発を行っています。
住所 宮崎県児湯郡新富町富田2-43
Facebook https://www.facebook.com/nanabunnoni/

■背景:テイクアウト市場の拡大に合わせ、役場など地域団体限定で試験的予約販売で好評
新富町内には全国チェーンの大手ファストフード店がなく、外食はイートインが主体でした。一方で、感染症拡大によりニーズが拡大しているテイクアウトについて、現在町内でも多くの飲食店が対応をはじめており、テイクアウト市場が確立しつつあります。

こゆ財団もいち早くテイクアウト情報を普及拡大させるべく、町内飲食店が提供するテイクアウトメニューをまとめたFacebookイベントページ「宮崎県新富町テイクアウト情報」を開設。役場や地域団体と連携を図りながら、売上減少に苦しむ飲食店の支援を展開しています。地域おこし協力隊による地元野菜を使った今回の商品開発もその一環で、こゆ財団では協力隊2名と連携して5月中旬をメドに一般販売を軌道に乗せたい考えです。

※参考:「宮崎県新富町テイクアウト情報」https://www.facebook.com/events/918909115235495/
 

野菜たっぷりのタコスは、いろんな食材との組み合わせが楽しめる。新富町の特産品であるピーマンやズッキーニなども合わせればオリジナルの味が展開できる。

■今後の展望:メキシコ料理と新富食材のさらなる融合

こゆ財団では今後も多様な出自と経験を持つ地域おこし協力隊と連携し、地産地消を軸とする新しい町の食文化を開拓していきます。具体的には、町内では珍しいメキシコ料理と野菜以外の新富町の食材(鶏肉、鰻、鶏卵、茶など)とを掛け合わせたコラボレーションを進め、新しい食文化を創出します。

<今後の活動(案)>
□毎月第三日曜開催の地域交流マルシェとのコラボ「こゆメキシカン朝市」開催。メキシコ料理教室、新富産フルーツとテキーラを活用したオリジナルカクテル販売など実施
□新富町産のトウモロコシを原材料に用いた「しんとみトルティーヤ」の商品化
□ローカルブランドJAこゆ牛と鶏卵を使った「しんとみ牛たまブリトー」の開発販売

<一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(こゆ財団)>
2017年4月に、持続可能な地域の実現を目指して宮崎県新富町が設立した地域商社です。「世界一チャレンジしやすいまち」というビジョンのもと、1粒1,000円のライチに代表される農産物のブランディングを通じて『特産品販売』を行い、得られた利益で『人財育成』に投資しています。ふるさと納税運営業務では、2017年から2019年までの2年間で4億円から19億円まで伸ばすことに成功しました。
*メディア掲載事例

日経新聞/日経MJ/Forbes JAPAN/月刊事業構想/月刊ソトコト/TURNS/日本農業新聞/全国農業新聞 ほか

 
▶︎こゆ財団ウェブサイト https://koyu.miyazaki.jp
▶︎こゆ財団Facebookページ https://www.facebook.com/koyu.miyazaki/
▶︎新富町ふるさと納税ページ(ふるさとチョイス)https://www.furusato-tax.jp/city/product/45402
▶︎新富町ふるさと納税ページ(楽天)https://www.rakuten.ne.jp/gold/f454028-shintomi/
▶︎新富町ふるさと納税ページ(さとふる)https://www.satofull.jp/town-shintomi-miyazaki/
▶︎新富町観光情報サイト https://koyu.media/
▶︎スマート農業推進協会 https://smart-agri.co/

※以下、メディア関係者限定の特記情報です。個人のSNS等での情報公開はご遠慮ください。

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