合同会社らくらくシェフのプレスリリース
2015年4月、食品の表示について定めた新しい法律「食品表示法」が施行されました。それにより、パン、菓子、惣菜などの加工食品事業者は、経過措置期間を経て2020年3月31日までに 新法に対応しなければならなくなりました。これは、加工食品事業者の大半を占める中小零細の事業者にとって、対応するために 多くの時間と費用また専門的な知識も必要となるなどたいへん大きな負担になっていて、そのせいもあり経過措置期間終了まで2年をきった現時点においても、対応出来ている企業が非常に少ないのが現状です。
<食品表示法施行による主な変更点>
1.原材料と添加物を明確に分けて表示
2.栄養成分(たんぱく質、脂質、炭水化物、塩分相当量)と熱量の表示が義務化
3.特定原材料(アレルゲン)の表示は、個別表示が原則に
4.最も多く使用する原材料の原産国を表示
■「らくらくシェフ」の概要
らくらくシェフは、食品表示法への対応で困っていた当事者であるパン屋が企画して、それをプログラマーが具現化していくというやり方で作っていきました。試作版をパン屋の現場で使用しながら、現場のスタッフの使い勝手がよくなるように修正を重ね、約2年かけて完成したクラウドサービスです。
<らくらくシェフが出来ること>
1.食品表示データの作成
・食品表示基準に則った表示データを自動作成します。
2.商品規格書の作成
・取引先(卸し先やデベロッパー)に提出できる商品規格書を自動作成します。
3.生産性指標の算出
・商品1個あたりの原価や利益額等を自動計算します。
<らくらくシェフの特長>
実際に食品表示に困っていたパン屋が企画して作ったサービスなので、製造現場や売場で役に立つ特長をたくさん備えています。
1.経営の負担にならない超低価格
・初期費用ゼロ、月額使用料3,980円(税別)という低価格なので、中小零細企業でも無理なく導入できる圧 倒的な低価格です。また、ウェブサイトからのお申し込みで、その日からすぐに利用出来ます。
2.分かりやすいユーザーインターフェース(UI)
・パソコン操作が苦手なパティシエやパン職人でも簡単に使えるように、工夫を重ねたUIになっています。
3.食品表示の省略ルールを自動で適用
・複合原材料や遺伝子組換え農産物の省略ルールを踏まえ、可能な限り短い表示データを自動で作成できます。
4.食品添加物の登録が安心
・食品添加物は全て登録してあるので、選択肢から正しく選択が可能。複数名称の添加物も名寄せして正しい順
番で表示します。
5.自家製材料の登録が便利
・フィリング、惣菜、ソース等、自家製材料を中間材料として原材料と別登録できます。また、中間材料の登録
機能を使って、弁当のおかずや菓子セットなども正しく表示できます。
6.商品開発時に役立つ生産性指標計算
・1個当たりの原価率や、人件費や包材費を含めた利益率も自動計算できるので、数字を確認しながら新商品の
レシピを考案できます。
7.製造小売業に便利な機能
・デベロッパーや卸し先などに提出できる商品規格書を自動作成できます。また、売場のタブレット等でアクセ
スすれば迅速なお客様対応が可能になります。
8.パン屋に便利な機能
・生地の登録はベーカーズパーセントで入力可能。また、発酵種法、ストーレート法の両方に対応できます。
<ユーザーイメージ>
・加工食品(洋菓子、和菓子、パン、惣菜、弁当など)を包装して製造、販売する中小企業
■食品表示の無料診断実施中
・サービスの開始を記念して、食品表示を無料で診断するサービスを行っています。お使いの食品表示シールな どをデータもしくはスマホで撮影して送って頂ければ、食品表示法に則って正しく作成できているのか否か、 間違えているとするとどこが違っているのかを診断するとともに、どのように対応すればいいのかご提案し ます。ご希望の方は、公式ホームページからお申込みいただけます。
※らくらくシェフ公式ホームページ http://www.rakuchef.net
※らくらくシェフは、東京都中小企業振興公社の「評価事業」および「ニューマーケット開拓支援対象製品」に採択されています。