有限会社齋藤アルケン工業のプレスリリース
介護施設への食事の提供を展開する「有限会社 齋藤アルケン工業(島根県浜田市)代表取締役社長 齋藤憲嗣」は、介護施設の毎日の食事に飽きてしまう悩みを解消するため、島根県立浜田水産高校食品流通科(島根県浜田市)の三年生(女子生徒4名)と取り組んで開発した「サバカレーパン」を商品化し、昨年10月の販売開始以降、週1回の販売で2000個以上を販売いたしました(毎週土曜日のみの販売)。この度、新たに市内のスーパーマーケット2店舗での販売も始まりますが、反面、浜田漁港の水揚げ不漁が影響し、価格の見直しをいたしました。
介護施設への食事の提供を展開する「有限会社 齋藤アルケン工業(島根県浜田市)代表取締役社長 齋藤憲嗣」は、介護施設の毎日の食事に飽きてしまう悩みを解消するため、島根県立浜田水産高校食品流通科(島根県浜田市)の三年生(女子生徒4名)と取り組んで開発した「サバカレーパン」を商品化し、昨年10月の販売開始以降、週1回の販売で2000個以上を販売いたしました(毎週土曜日のみの販売)。この度、新たに市内のスーパーマーケット2店舗での販売も始まりますが、反面、浜田漁港の水揚げ不漁が影響し、価格の見直しをいたしました。
お客様の声を反映して形状を丸く
揚げる前のひと手間でサクサクの仕上がりに!
女子校生のアイデアで誕生した「サバカレーパン」を作るのは、地元の障がい者就労支援事業所「プチマタン」の障がい者の方々です。就労支援に協力できないかとの思いで製造をお願いしました。
販売開始後、お客様から「ラグビーボール型だと食べ難く、パン生地と中身の具を一緒に食べられない」との声が多くあり、どこから食べても中身のカレーの具が食べられる丸型に改良いたしました。また、障がい者就労支援事業所で製造のため、形状を丸型に変えたことで、障害のあるスタッフが失敗する頻度が低くなり、効率よく製造できるようになりました。
「サバカレーパン」は、地元浜田漁港で水揚げされたサバを使ったサバ缶を使用し、血合いや骨を取り除いたサバをフレーク状にし、水に浸して塩分を抜いてからカレールーの中に混ぜ合わせています。この作業で、しっかりとサバの旨味と風味が感じられるようになっています。また、カレーパンの揚げ方にひと手間加え、コロッケを揚げる要領で卵とじに一度浸してから衣をつけ、揚げています。このひと手間で時間が経ってもサクサク感を味わえ、パン生地の甘さを感じられる仕上がりになります。
お陰様で毎週土曜日のみの販売ですが、販売開始から半年で2000個以上を売り上げています。
サバの水揚げ不良で高校生製造のサバ缶がピンチ!
仕入れ先変更で価格もやむなくリニューアル
昨年度の浜田漁港の水揚げ量は、浜田市役所HPにデータがある昭和30年からみて過去最低の12,563tの漁獲高で、水揚金額も過去最低。その影響で、サバの入手が困難になり、島根県立浜田水産高校食品流通科の生徒が製造していたサバ缶の製造が難しくなりました。
地元のサバを使った「サバカレーパン」にこだわっているため、市内の缶詰工場に依頼し、何とか製造は継続できましたが、高校生が実習で作っていたサバ缶と原価が大きく違うため、やむなく価格を値上げしています。値上げ後の売れ行きが心配でしたが、即日完売で販売前に並ばれるお客様がいらっしゃるほど、地域に親しまれる人気商品になりつつあることを実感しています。
毎週土曜日限定で「スーパーダップス(浜田市田町)」「プチマタン(浜田市金城町)」での販売でしたが、5/16(土)より、新たに浜田市内の「キヌヤ笠柄店(浜田市笠柄町)」、「キヌヤプリル店(浜田市黒川町)」での販売が開始しました。当日も店頭に並べた50個が1時間足らずで完売する人気商品になっています。
今後は冷凍での全国発送を目指し、浜田市の「赤てん」に続く浜田のソウルフードになるように多くの方々に「サバカレーパン」を届けていきたいと思います。
■サービス概要
「サバカレーパン」の主な内容
・揚げる前に卵に浸して衣をつけるひと手間
・冷めてもサクサク食感
・骨や血合いを取り、水に浸すことでサバの旨味と風味がしっかり感じられる
・地元浜田漁港で水揚げされたサバで製造したサバ缶を使用
・障がい者就労支援事業所「プチマタン」が製造
・毎週土曜日に浜田市内で数量限定販売
・5/16(土)より新たに2店舗販売開始し、計4店舗にて毎週土曜日販売
・220円/個(税別) ※180円/個(税別)から変更
■会社概要
会社名:有限会社 齋藤アルケン工業
住所:島根県浜田市下府町327-119
連絡先:0855-22-1773
URL:https://hohoemilife-shimane.com/