おからパウダー市場、前年比128%伸長!

一般社団法人 日本乾燥おから協会のプレスリリース

一般社団法人 日本乾燥おから協会(東京都渋谷区、代表 石川伸)は去る5月27日(水)に第5回定時総会を行い、各社の生産量を発表しました。加盟8社の年度別生産量は、合計2,817トン、昨年比128%の大幅アップとなりました。協会設立時(2015年)から比べると約3倍の生産量となっております。

乾燥おから(以下、おからパウダー)とは、豆腐や豆乳をつくる際に残る「おから」を特別な機械を用いて短時間で乾燥させたもので、低糖質ながら食物繊維やたんぱく質が豊富なヘルシー食材として注目されています。

おからパウダーの生産量は年々増加傾向にありましたが、近年、手軽に食材にふりかけて食べるスティックタイプや味付けタイプなどの新商品により活用の幅が広がったことや、食品大手メーカーが参入したこともあり、当協会設立時の2015年度と比較すると、およそ3倍の市場規模まで拡大しています。

おからパウダーは豆腐や豆乳・油揚げをつくる際の副産物であるため、急激な需要増に一時品薄状態になることもありました。現在、加盟各社では生産設備を増強し、安定供給に向けた取り組みを始めています。また、当協会ではおからパウダーの品質保持のために自主規格を定め、毎年自主調査を行っており、品質に関して加盟メーカーは全社クリアしています。今後は規格に見合う商品には協会認証マークを掲示するなど、消費者が安全・安心におからパウダーをお使いいただくための取り組みを推進していきます。

 

 

<おからパウダー市場大幅アップの背景>
● ダイエット、健康食材としてレシピ本の発売やメディアへの露出で話題に。
● 豆乳、高野豆腐メーカーなど大手が参入。おからパウダーの安定供給が可能に
● スティックタイプ味付けタイプなどが発売。消費者の選択肢が広がった。
● 日持ちがするため、コロナ太り解消、巣ごもり生活の健康食材として注目され需要増加。

 

<日本乾燥おから協会とは>
乾燥おからの健全な普及により、乾燥おからの価値を創造して業界の活性化を図ることを目的に、
2015年に発足。
乾燥おからを製造・販売するメーカー(8社)のほか、乾燥機器メーカーなど(協賛・協力会員9社)
計17社が加盟し、乾燥おからに関する規格の作成や自主品質調査のほか、レシピ開発や宣伝活
動など乾燥おからの普及活動を行っている。2020年度より4月8日をおからの日に制定した。

一般社団法人日本乾燥おから協会 ホームページ:http://okara.or.jp/

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