ぶどうポリフェノール健康レター

アサヒ飲料のプレスリリース

●今年は24年ぶりの猛暑日到来!

関東甲信越では、平年より22日も早く梅雨が明け、連日厳しい暑さが続きます。
日本気象協会によると、7月前半で35度以上が180地点を超えたのは1994年以来24年ぶりとなりました。
8月後半も平年よりも気温が高い酷暑が続き、高気圧による強い日差しが照り付けそうです。

気象庁の発表している,日にち別の最大紫外線量では既に、
1990年から2017年までの累年平均値を大きく超える日がほとんどです。

8月後半も紫外線量に注意が必要となりそうです。


データの見直しなどで図が変わることがありますので、最新のものを御利用下さい。
●は観測値、細実線は1990年から2017年までの累年平均値を表しています。 

http://www.data.jma.go.jp/gmd/env/uvhp/link_daily_uvindex_obs.html

●シミ・しわ・乾燥。お肌のトラブルを加速する紫外線

紫外線といえば、気になるのがお肌への影響。
紫外線は波長によって分類され、A波(UVA)、B波(UVB)、C波(UVC)の3種類が存在します。
日焼けは主にB波によって生じます。皮膚が紫外線を浴びると、その損傷から自己を守るために、
表皮という皮膚の最外層が厚くなって紫外線を遮ります。
また、色素を作る皮膚細胞のメラノサイトは、メラニンを多く作るようになり、
その結果皮膚の色が黒っぽくなります。

紫外線の影響は日焼けだけではありません。
皮膚の老化が早まるともいわれているのです。

長時間、紫外線にさらされることで生じる皮膚の変化は
「光老化」といいます。細かいしわ粗いしわ、不規則な色素沈着、
黄ばみ、ゴワゴワした質感なども生じてしまう可能性があります。

もちろん、皮膚の色素などにより、紫外線への耐性は人によって
さまざまです。しかし、多くの量を浴びてしまうと、誰にでも皮膚に変化が生じます。

(参考:MSDマニュアル家庭版「日光と皮膚障害の概要」)


正木, J. Soc. Cosmet. Chem. Jon.,
Vol.47, No.3, 2013, 197-201. より作成

●紫外線の害を抑えるポリフェノール

そんな、紫外線からお肌を守ってくれるのがポリフェノール。
ポリフェノールとは、「分子内にフェノール性水酸基を複数もつ植物成分」の総称です。

紫外線による酸化ダメージから、植物が身を守るために備わった機能であるとされており、
ヒトが受けた紫外線による活性酸素の害にも作用します。

特に、紫外線による肌への酸化ダメージにおいて注目のポリフェノールが、レスベラトロールです。

ぶどうのポリフェノールに含まれる成分で、摂取を続けることにより、
シミスコア、すなわち肌表面におけるシミの面積値の減少や、肌のメラニン色素量の減少も見られました。


※イメージ図

●ぶどうポリフェノールを摂るなら
「色の濃いぶどう」を「まるごとジュースで」

ぶどうにはレスベラトロールの他にも、タンニンやアントシアニンなど、
さまざまなポリフェノールが豊富に含まれています。
特に、子孫を残すための種子や、日によくあたる皮の含有量は高いです。

ポリフェノールの多くは色素成分であり、果皮の色が濃いほど、ポリフェノールは多く含まれています。
たとえば、ワインでも、色が濃いほど、抗酸化能は高くなります。
ポリフェノールをたっぷり摂りたいなら、白ぶどうよりも赤ぶどう、黒ぶどうのほうがおすすめです。

ぶどうジュースによく使用されるコンコードグレープは、
黒ぶどうの中でも特に皮の色が濃く、ポリフェノールを最も多く含む「種」のサイズが大きいのが特徴です。


ワインのポリフェノール含量と活性酸素ラジカル消去能(SOSA)は相関係数0.9686と極めて
高く、ワインSOSAの本体がワインに含まれるポリフェノールであることが明らかとなった。

特にオススメなのは種と皮をまるごと絞ったジュース。
ワインと同等のポリフェノール濃度が期待できます。

佐藤充克先生
山梨大学大学院医学
工学総合研究部 
ワイン科学研究センター
特任教授・農学博士 

赤ワインもぶどうの種類や醸造の方法によって、含まれるポリフェノールの量は大きく異なります。
ぶどうジュースも製法によってジュースに残留するポリフェノール量は差があります。
赤ワインは果肉、種、皮をまるごと絞ってつくりますが、ぶどうジュースのなかでも、
種と皮をまるごと絞ったジュースを選ぶとよいでしょう。ワインと同等のポリフェノール濃度が期待できます。

ぶどうポリフェノールの情報がたっぷりのサイトはこちら!
「ぶどうポリフェノールライフ」
https://smile100.jp/grape/

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