医療従事者を食で応援する「WeSupport」が、フィリップ モリス ジャパン合同会社より活動費2000万円の寄付を受領

オイシックス・ラ・大地株式会社のプレスリリース

 新型コロナウイルス感染症の治療にあたる医療従事者へ食品を無償支援するプラットフォーム「WeSupport」(代表:高島宏平)は、フィリップ モリス ジャパン合同会社(本社:東京都千代田区、社長:シェリー・ゴー、以下 PMJ)より活動費として2000万円の寄付を受領いたしました。活動費は、医療従事者のニーズがあり協賛品で賄えない商品購入や、配送費用などに使用されます。

・寄付契約日:6月1日
・金額:2000万円
・想定使用用途:WeSupport活動費
 (医療従事者のニーズがあり協賛品で賄えない商品購入費や弁当関連費、配送費、センター費、寄付金調達等にかかる管理費)

 「WeSupport」は本年4月20日に設立され、食品を無償協賛するサポート企業80社の協力をうけ、新型コロナウイルス感染症の予防や治療にあたる東京都および神奈川県の感染症指定医療機関を中心に、現在までに66カ所の病院へ、週2回程度の頻度で継続的に食品をお届けし、支援数は7月3日現在延べ18万食分を超えています。

 全都道府県にて、緊急事態宣言は解除されましたが、医療現場は引き続き感染予防や診療などの業務にあたっており、当社食品の支援を通じて、医療体制の継続の一助になればと考えております。
「WeSupport」公式サイト:https://wesupport.jp/

■参考:「WeSupport」の設立趣旨
 新型コロナウイルス感染症の予防や治療にあたる医療現場での課題として、医療従事者へのストレスケアが大きな課題となっています。中国河北省で新型コロナウイルス感染症患者の治療を行う医療施設で働く医療従事者へのメンタルヘルスの調査(※)によると、対象者の50.4%にうつ状態、44.6%に不安障害、34%に睡眠障害があるという結果となり、精神的な負担の大きさがうかがえます。
 「WeSupport」が行った医療機関へのヒアリングからも、寝る間も惜しんで感染予防や診療などの業務にあたっているため、「満足に食事を取れていない」「栄養バランスを考慮した食事が取れていない」などの声があり、このような状況が続くと、医療提供体制の継続が危惧されます。
 このような背景を踏まえ、応援をしたい企業から個別に医療機関に連絡や物資が届くなどの負担を最小限にするため、医療従事者が欲しい食品の情報と、支援を希望する企業や団体をマッチングし、物流を取りまとめる役割を果たすために、一般社団法人RCF、オイシックス・ラ・大地株式会社、ココネット株式会社(セイノーホールディングスグループ)が連携して「WeSupport」を立ち上げました。この取組を通して医療従事者を支援することで、危機的状況にあるとされる医療体制の継続の一助になればと考えております。
※引用元:『JAMA Network Open』2020年3月23日(調査対象者:1257人、看護師61%、医師39%)

▲「WeSupport」の仕組み

<「WeSupport」運営企業・団体紹介 ※五十音順>
■一般社団法人RCF
所在地:東京都港区/代表理事:藤沢烈
2011年4月、東日本大震災からの復興支援のための調査団体として発足。その知見・経験を生かし、社会課題解決に向けた立案・関係者調整を担う「社会事業コーディネーター」として、外資系金融企業や大手飲料メーカー等、10社以上の企業、30以上の被災県/市町村および省庁とともに地域活性化プロジェクトを推進しています。

■オイシックス・ラ・大地株式会社
所在地:東京都品川区/代表取締役社長:高島宏平
有機・特別栽培野菜、添加物を極力使わない加工食品など安心・安全に配慮した食品の宅配サービスを
「Oisix(おいしっくす)」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」の3ブランドで展開しています。
「これからの食卓、これからの畑」を理念に掲げ、食に関する社会課題をビジネスの手法で解決する事業を推進しています。

■ココネット株式会社
所在地:東京都中央区/取締役社長:河合秀治
社会課題である買い物弱者解消のため、スーパーなど小売店から食料品・日用品の買い物お届けサービスを全国に事業展開しています。その他、貧困家庭に食をお届けする「こども宅食」など、物流の力で社会課題解決に繋がる活動を展開しています。
 

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