近大産アマゴから採卵した「近大いくら」を数量限定で発売 完全養殖アマゴの卵を使用して安定供給をめざす

近畿大学のプレスリリース

近畿大学(大阪府東大阪市)と、近畿大学発のベンチャー企業である株式会社アーマリン近大(和歌山県白浜町)は、近畿大学水産研究所新宮実験場(和歌山県新宮市)で養殖研究をしている完全養殖のアマゴから採卵した「近大いくら」を、令和2年(2020年)11月18日(水)から35個限定で販売します。

【本件のポイント】
●熊野山麓の清らかな河川水で飼育した、安全・安心で美味しい「近大いくら」を発売
●地元の銘酒「熊野川」と熊野灘の「黒塩」で味付けし、地場産業に貢献
●資源保護の観点から採卵後のアマゴを養殖魚専門料理店「近畿大学水産研究所」で提供

【本件の内容】
近畿大学水産研究所新宮実験場では、昭和51年(1976年)からアマゴの養殖研究を開始しました。今回発売する「近大いくら」は、和歌山県熊野三山の山麓から流れ出る清澄な河川水を用いて飼育されたアマゴの卵を使用していますが、市販の多くのいくらは天然サケの卵がほとんどであり、近年はサケの漁獲量(回帰率)の低下によっていくらの安定供給が不安視されています。この問題に取り組むために、近畿大学では完全養殖に成功した持続可能な資源であるアマゴの卵を使用したいくらの安定供給をめざしています。
「近大いくら」の親魚となるアマゴは一生を淡水で過ごす魚のため、縁起の良い黄金色の卵が採れることから珍重されています。市販のいくらは醤油で味付けされることが主流ですが、「近大いくら」はアマゴのいくらが持つ黄金色を残しながら上品な味わいに仕上げることにこだわっています。熊野川の伏流水で仕込んだ尾崎酒造株式会社の銘酒「熊野川」と、熊野灘の黒潮を天日干しをして作る熊野黒潮本舗の「黒塩」を風味づけに使用し、地場産業の振興に貢献しています。今回販売する「近大いくら」は35個と限定発売ですが、より多くのお客様にお召し上がりいただくために、今後は安定供給をめざして増産とさらなる品質向上に取り組みます。
また、資源利用・保護の観点から採卵後のアマゴも無駄にすることなく、養殖魚専門料理店「近畿大学水産研究所」の大阪店・銀座店にて料理として提供する予定です。
黄金色に残しながら上品な味わいに仕上げた「近大いくら」

【商品の概要】
商品名  :「熊野の杜から生まれた近大いくら」
販売開始 :令和2年(2020年)11月18日(水)10:00~
販売個数 :35個限定
内容量  :100g ※ 冷凍商品
価格   :1,944円(税込)※ 別途送料1,130円(税込)
販売方法 :アーマリン近大ホームページ https://www.a-marine.co.jp
お問い合せ:株式会社アーマリン近大 TEL(0739)42-4116

【関連リンク】
近畿大学
https://www.kindai.ac.jp/
水産研究所
https://www.flku.jp/

▼本件に関する問い合わせ先
広報室
住所:〒577-8502 大阪府東大阪市小若江3-4-1
TEL:06‐4307‐3007
FAX:06‐6727‐5288
メール:koho@kindai.ac.jp

【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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