ウミトロン、豊かな海と美味しい魚を未来へ繋ぐシーフードアクション「うみとさち」を開始。

ウミトロン株式会社のプレスリリース

ウミトロン株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役:藤原謙、以下ウミトロン)は、豊かな海と美味しい魚を未来につなぐため、水産に関わるサプライチェーン全体で協働してより持続可能な水産業の実現を目指すシーフードアクション「うみとさち」を2020年11月25日(水)より開始いたします。「うみとさち」の活動を通じて、生産者、流通、小売業、外食業や認証制度、そして消費者がそれぞれ持続可能性につながる選択を積み上げることで、海のあしたをよりよく、未来に豊かな海と美味しい魚食文化をつなぐために行動の輪を広げていくことを目的としています。多くのステークホルダーと共に、海の持続可能性について、知り、考え、共に行動していく機会を共創していきます。

ウミトロンは「うみとさち」第一弾の取り組みとして同日、海の未来を考える料理人集団「一般社団法人Chefs for the Blue(シェフスフォーザブルー、所在地:東京都渋谷区、代表理事:佐々木ひろこ、以下Chefs for the Blue)」との共催で、

  1. 生産者の匠の技や、彼らを支えるテクノロジーによって、より環境や労働に配慮された魚
  2. Chefs for the Blueに所属するミシュランシェフをはじめとする様々なジャンルのトップシェフによる「素材を生かしたスペシャルお家レシピ」
  3. 普段知ることのない養殖魚の生産現場の裏側や、Chefs for the Blue所属シェフによる海の未来を考える勉強会、海洋環境や魚食について学ぶ子供向けコンテンツなど、オンライン動画コンテンツ

をセットで支援者に先行提供するクラウドファンディングを開始しました。知って作って味わって、まるで小旅行に行ったかのような感覚で海の豊かさ、持続可能性について考える体験を消費者に提供します。

シーフードアクション「うみとさち」開始の背景
ウミトロンは、これまでAIやIoT、衛星リモートセンシング技術を活用したサービスを養殖魚の生産現場に提供し、生産性向上に加え、環境負荷及び生産者の労働負担の軽減に取り組んできました。スマート給餌機UMITRON CELL(ウミトロン セル)は、独自に開発した魚の食欲解析技術とリモート給餌技術を活用し、魚の食欲活性が高い時に餌を与えることでより自然に近い状態での生育の実現に貢献しています。また、魚の食欲活性が低いタイミングで餌を与えないことで海に餌が流出することを防ぎ、環境への負荷も軽減できます。さらに生産者の現場労働を効率化することで、味や品質の向上に注力する時間を捻出できるようになります。
衛星データを活用した海洋モニタリングサービスUMITRON PULSE(ウミトロン パルス)では、環境変化に敏感な魚の生育管理やリスク管理をより綿密に行い、より最適な餌やりの実現を目指しています。
 

「こうした技術開発を行う中で、養殖魚が消費者に届けられるまでに関わる、生産者をはじめとする様々なステークホルダーの環境や安全性に配慮するこだわり、美味しさの裏側に秘められたストーリーに気づく機会がたくさんありました。より多くの人に、環境や安心安全に配慮して丹念に育てられた魚の美味しさとストーリーを届けたい。自然界の海洋資源が減少している現状や私たち一人ひとりの今日の行動が、未来の海の豊かさにつながることを知ってほしい。そんな想いから、海のあしたを想うシーフードアクション「うみとさち」を立ち上げました。(ウミトロン マネジング・ダイレクター 山田)」

■うみとさちウェブサイト
https://www.umitosachi.umitron.com
 

クラウドファンディングについて
本クラウドファンディングは、環境や安心安全に配慮した生産者の取り組みや海洋資源の持続可能性について消費者が知り、考え、さらに生産者こだわりの美味しい養殖魚を家庭で調理し味わうことで魚食普及と持続可能性への行動のきっかけをつくることを目的とし、シーフードアクション「うみとさち」第一弾の企画として取り組みます。支援者には下記のリターンをセットでお届けします。限定数量の先行提供のため、大変お得に「うみとさち」の体験を堪能できます。
 

1. 鮮度抜群、匠の魚: ウミトロンのテクノロジー活用やASC(Aquaculture Stewardship Council:水産養殖管理協議会)認証等のGSSI(FAO(国際連合食糧農業機関)のガイドライン)を満たす認証を取得した養殖魚
- 真鯛として世界で初めてASC認証を取得した鮮度抜群、内海水産の真鯛
- 餌の持続可能性やトレーサビリティ取得、環境に配慮した生育にこだわった旨味たっぷり、本多水産のクエ

2. トップシェフ直伝レシピ:海の未来を考えるトップシェフ集団「Chefs for the Blue」所属シェフが制作する、リターンで提供予定の養殖魚を使った、素材を生かした自宅で美味しく再現できる特別料理レシピ

3. オンライン体験ツアー:「うみとさち」で取り扱う養殖魚の生産現場の裏側や、Chefs for the Blue所属シェフによる海の未来を考える勉強会、海洋環境や魚食について学ぶ子供向けコンテンツ等のオンライン動画配信

その他にも「うみとさち」の魚を使った豪華企画多数

本企画の発起人の一人で、今話題のサステナブルシーフードレストラン「シンシアブルー」を手掛けるミシュランシェフの石井真介シェフが、シンシアブルーで「うみとさち」の魚を使ったスペシャルコースを提供します。
またChefs for the Blueのトップシェフ自らが出張をし、好みに基づいた特別な料理を作ってくれる各1組様限定の豪華特別企画もご用意しています。

■クラウドファンディングプロジェクトサイト(Makuake)
https://makuake.com/project/umitosachi/
募集期間 : 2020年11月25日~2021年1月17日

一般社団法人Chefs for the Blueについて
Chefs for the Blueは、東京を代表する若手トップシェフ30人とフードジャーナリストからなるグループです。減少を続ける日本の水産資源の現状を多くの人に伝え、さまざまな企画や事業を通じて対話、啓発、教育を行っています。日本の水産資源を保全し、魚食文化を次世代に引き継ぐべく、それぞれの店の営業と並行して、日々水産資源の現在とサステナブル・シーフードの学びを重ね、イベントなどさまざまな活動を通じて世の中に発信しています。
 

 

■本企画を手がけるシェフのご紹介
「うみとさち」限定レシピ

「うみとさち」スペシャルコース

■Chefs for the Blue ウェブサイト
https://chefsfortheblue.jp/

「うみとさち」活動の輪を広げ、みんなで海の豊かさを未来へつなぐ
クラウドファンディング終了後、「うみとさち」シーフードアクション第二弾として、量販店での持続可能性に配慮した養殖魚の販売を計画しています。
持続可能な水産業の実現を目指す本シーフードアクションには、ウミトロンのような技術提供者だけでなく、養殖事業者の方々をはじめ流通、小売、外食業、消費者など様々なステークホルダーとの協働が欠かせません。環境に配慮したこだわりの養殖魚やサスティナビリティにご関心のあるパートナー企業様を広く募集しておりますので、お気軽にプレスリリース記載のお問い合わせ先、もしくはウミトロンお問い合わせフォームよりお問い合わせください。

ウミトロンについて
ウミトロンは、成長を続ける水産養殖にテクノロジーを用いることで、将来人類が直面する食料問題と環境問題の解決に取り組むスタートアップ企業です。シンガポールと日本に拠点を持ち、IoT、衛星リモートセンシング、機械学習をはじめとした技術を用い、持続可能な水産養殖のコンピュータモデルを開発しています。私たちは世界中の養殖ノウハウを集積したコンピュータモデルを開発・提供することで、より安全で、人と自然に優しい「持続可能な水産養殖を地球に実装する」ことを目指しています。

- お問合せ先 -
広報/取材について:UMITRON  広報担当窓口  Email:pr@umitron.com
うみとさち及びクラウドファンディングについて:Email:umitosachi@umitron.com
事業連携について:UMITRON  サービス担当窓口  Email:info@umitron.com

ーうみとさち公式SNSー
Facebook:https://www.facebook.com/umitosachi
Instagram:https://www.instagram.com/umitosachi/
Twitter:https://twitter.com/umi_to_sachi
Note:https://note.com/umitosachi

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