津南醸造株式会社が酒蔵のデジタルトランスフォーメーション (DX)を推進するため、代表取締役を含む役員人事の変更を実施。12/6開催の株主総会にて決定し新体制での酒蔵運営をスタート。

津南醸造株式会社のプレスリリース

津南醸造株式会社がDXを推進する酒蔵へと変化するため役員人事の変更を実施。
地域資源活用・ソリューション型商品開発を推進する株式会社FARM8を展開する樺沢敦が津南醸造株式会社の代表取締役に就任。

津南醸造株式会社(本社:新潟県中魚沼郡津南町)は、コロナ禍による市場の変化に対応するため、DX化推進を目的とした経営体制の変更を実施しました。

これまで9年間代表取締役を務めた古澤有三にかわり、2019年より取締役を務めた樺沢敦が代表取締役に就任しました。役員人事の変更については、2020年12月6日に新潟県津南町にて開催された第67期津南醸造株式会社 株主総会にて承認され、体制変更を決定しました。
 

 

 

新潟県津南町に在る津南醸造株式会社

 

 

新しいDXでの酒造りの可能性を検討

【背景】
2020年は、コロナ禍においてこれまでの日本酒市場の流れが大きく変化した年となりました。
人々の暮らし方が変わり、新しい生活様式がしかれるようになったことで、日本酒を愉しむシーンにも変化が生じてきており、顧客のより細かいニーズに対応するため酒蔵でもITやデータ管理を駆使したデジタルトランスフォーメーション(DX)を積極的に導入する必要があると考え、2020年9月期より積極的に取り入れて参りました。
2020年初旬にインターネット販売に限定した形でスタートした新ブランド「郷(GO)」の販売も好調で、経常損失を前年対比で改善して67期を終えることができ、さらなくDX推進の加速による経営改善にスピードを増すため、経営体制および役員人事の変更を実施しました。
 

 

【役員変更後の新体制】
(新任)
・代表取締役 樺沢 敦( 取締役より変更)

(継続)
・取締役 吉野 徹
・取締役 佐久間善太郎
・取締役 村山 太一

(退任)
・古澤有三(代表取締役より執行役員に変更)
・涌井荘七郎(取締役を退任)

【具体的な方針】
・顧客ニーズをしっかりと把握するためにインターネット販売を通じた双方向D2Cの強化
・利用シーンを抜本的に見直した全く新しいマーケット戦略
・SDGsに対応した持続可能な酒造りの推奨

【今期スタートから新たな事業展開】
2020年10月より第68期をスタートし、前期よりインターネット限定展開を始めていてブランド・郷(GO)シリーズの純米吟醸酒 GO DOLCEが2020年

 

 

ロンドン酒チャレンジにて金賞を受賞したことを皮切りに、インターネット経由での販売を加速し、製造現場・流通・販売ならびにバックオフィスのデジタル化で事業の効率化を推進しています。

ロンドン酒チャレンジ2020において金賞を受賞した津南醸造の「郷DOLCE」

 

津南醸造の代表取締役に就任した樺沢敦

 

【新 代表取締役 略歴】
津南醸造株式会社 
代表取締役 樺沢敦(かばさわあつし)

新潟県長岡市出身 1979年生まれ。
株式会社FARM8 代表取締役。
地域資源活用をテーマに、新潟県をベースに食品開発事業を展開。日本酒普及のきっかけ作りとなる商品開発や、酒蔵からでる酒粕を再利用したスイーツ展開など、循環型ビジネスを確立している。
2019年より津南醸造株式会社の取締役に就任し、1年をかけてD2Cブランド構築および酒蔵の新しいマーケティングを実施し、2020年12月より代表取締役に就任。
 

【企業概要】
津南醸造株式会社
〒949-8313
新潟県中魚沼郡津南町大字秋成7141
ホームページ:https://tsunan-sake.com/

 

 

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