宇都宮市の伝統野菜「新里ねぎ」の出荷が始まりました!

宇都宮ブランド推進協議会のプレスリリース

地理的表示(GI)保護制度(※1)に栃木県内で初めて登録された宇都宮市の新里地区で生産されている伝統野菜「新里ねぎ」の出荷が、12月1日から始まりました。

新里ねぎの歴史は古く、江戸時代から地域に伝わる在来種を自家採種し栽培されてきた伝統野菜です。
新里地区の土は、粘性の高い粗い土質のため、植替えし、浅く掘った溝に斜めに寝かせて曲げることで、柔らかさと甘みが生まれると言われます。出荷時期は12月~2月で、12月下旬に最盛期を迎えます。
今年は、新型コロナウイルス感染症の影響により、毎年開催していた「新里ねぎときのこまつり」が中止となりましたが、品質は良好とのことです。
なお、新里ねぎはうつのみや農産物ブランド推進協議会のブランド農産物(※2)に認定されています。

新里ねぎ

○新里ねぎ情報(新里ねぎ生産組合より(令和元年度))
・生産量    約28t
・栽培面積   約2.5ha
・組合員    15名
・主な売り先  道の駅うつのみやろまんちっく村、新里地区の直売所等

○生産者への取材は、生産者へ電話連絡をしていただければ可能です。
・氏名     新里ねぎ生産組合 組合長 麦島 弘文(むぎしま ひろぶみ)
・取材場所   宇都宮市新里町丙1170
・取材時間   午後希望
・連絡先    090-8944-5091

※1:地理的表示(GI)保護制度
気候や風土などの生産地の特性が、大きさや食味などの品質等の特性と結びついている農産物等の名称を、知的財産として保護する制度です。新里ねぎは、県内初、平成29年5月に登録されました。

※2:ブランド農産物
宇都宮農業協同組合管内で生産されている農産物のうち、「豊富な生産量等により『農業王国うつのみや』のイメージに繋がるもの」「宇都宮ならではのもの」「特に高品質なもの」の3つに区別し、新里ねぎは「宇都宮ならではのもの」として、令和元年10月にうつのみや農産物ブランド推進協議会により認定されました。

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