株式会社秋川牧園のプレスリリース
畜産における生産・加工・流通までをワンストップで担う生産者であり、宅配サービスを行う株式会社秋川牧園(本社:山口県山口市、代表取締役社長:秋川正、以下:秋川牧園 証券コード:1380)は、内閣官房及び農林水産省が選定する「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」にて準グランプリを受賞!
●受賞詳細
準グランプリ コミュニティ部門 「株式会社秋川牧園と飼料用米生産者グループ」
●受賞理由
6次産業化を達成している畜産業者の秋川牧園が挑戦した「近隣農家と共に鶏に食べさせるエサ(飼料米)まで作る7次産業化(1+1+2+3=7次産業)への取組み」が、主に、畜産側と地域農家側との連携から実現した「サーキュラーエコノミー(循環型経済)」の取組みの優良事例として評価されました。
秋川牧園は、1927年の創業時より、安心・安全な食べ物づくりのパイオニアとして、いち早く6次産業に取り組み、「動物性の原料を一切含まない植物性飼料の開発」や「鶏の無投薬飼育」、「栽培時の農薬不使用・無化学肥料栽培」「ポストハーベスト無農薬」「non-GMO(遺伝子組み換えでない)飼料」などを実現してきました。
また、平成21年より国内食糧自給率の向上にも貢献する「飼料用米プロジェクト」として地域の農家の方々と連携し、安心・安全な国産飼料となる飼料用米(家畜のえさになるお米)の生産と利用を通して、地域循環の仕組みを作ることに挑戦。
農林水産省が一般社団法人日本飼料用米振興協会と共催する「飼料用米日本一コンテスト」では、毎年入賞者を輩出しており、平成29年には「農林水産大臣賞」を受賞。報道機関からは、「こんなモチベーションの高い生産者集団は、全国でも稀有」と評価を受けました。
このプロジェクトは、耕作放棄地の解消だけでなく、日本の美しい水田を守り、日本らしい原風景を守ることにも繋がるなど、地域資源を活用した循環型農業の実現に貢献しています。
次世代へ技術を継承していくため、飼料用米生産者が、お互いの飼料米圃場をチェックし合い、技術を高め合う場として、毎年2回の飼料用米視察会を実施しています。
また、消費者の方に秋川牧園についての理解を深めていただくことを目的として、2020年4月にブランドリニューアルを行い、CI、ブランドビジョン・コンセプト、タグラインを一新。
リブランディングにはNOSIGNER(神奈川県横浜市)をパートナーとして迎え入れ、創業からの理念や取り組みをわかりやすく伝える方法をデザインの力で表現しました。
<リブランディングへ込めた想い>
秋川牧園は、生産者、宅配サービスのみならず、総合的な食づくり(生産-加工-流通)を行うパイオニアとして、創業以来脈々と受け継げられてきた「口に入るものは間違ってはいけない」という信念に沿い、「安心・安全な食べ物を自らつくり、届けること」、家畜が食べるエサや育て方、野菜の堆肥にまでこだわり、「食べ物が口に入るまでの安心・安全性への約束と、その大切さ」を、より多くのお客様にお伝えしたいという想いを込めています。
1.CI・アイデンティティ
(大地)をそのまま口に入れている状態を表現。
山(大地は、鶏肉、卵、牛乳、野菜、豚肉、牛肉など、秋川牧園の食べ物全てを作り出している。また、山口を拠点に安全な食のふるさとをつくっていくという使命も表現しています。
2.ブランドビジョン・コンセプト
本当に豊かな暮らしを考えたとき、そこに毎日の食を供給してくれる「農」の存在を欠かすことはできません。
秋川牧園は、総合的な食づくり(生産-加工-流通) を行うパイオニアであり続け、農業の枠に捉われず豊かな社会や暮らしを目指す、新しい「FARM」というポジションを確立し、サステイナブルな暮らしを「農ある暮らし」として、農のもつ豊かさを発信していきたいと考えます。
3.タグライン
秋川牧園では、自社で育てた飼料用米を鶏に与え→お肉や卵を生産し→その鶏糞を堆肥にして→野菜や飼料米を育てる田んぼの肥やし(堆肥)にしています。この取り組みは、国内自給率の向上にも繋がり、さらには安心・安全な食べ物を作る仕組みづくりとして秋川牧園の基盤となっています。
4.自社商品のパッケージデザインを刷新
創業以来一貫している理念や取り組みを、食の安全を求める現代の消費者とつなげるデザインに。
デザイン:NOSIGNER https://nosigner.com/
プロダクトイメージ:CCDN (久次雄一)
◆本リリースに関するお問い合わせ
株式会社秋川牧園 マーケティング室 永井
e-mail:nagai@akikawabokuen.co.jp
◆株式会社秋川牧園について
会社名:株式会社秋川牧園
所在地:山口県山口市
代表者:秋川正
設立:1979年
事業内容:農業
URL:https://www.akikawabokuen.com