株式会社 酒商菅原のプレスリリース
株式会社酒商菅原(本社:福岡県中央区、代表取締役:土師知子)は、ウイスキーの専門家に世界に唯一無二と言わしめた奇跡の新ジャンルスピリッツ「菅原水鏡」の第三弾として”後熟シリーズ”に続くもう一つの「菅原水鏡」、『菅原水鏡 水鏡シリーズ 黒(ノワール)レーベル』をクラウドファンディング「Makuake(マクアケ)」にて、2020年12月28 日(月)~2021年2月27日(土)の期間で支援募集を行い、限定で先行販売中です。
公開7時間で目標金額を達成し、一度は完売してしまった人気の3つのプランを、支援者の皆様の強いご要望におこたえし先行販売数を追加いたしました。
■日本の最高級スピリッツ「菅原水鏡」とは
「菅原水鏡」は、ウイスキーやラム、テキーラのような世界の著名なスピリッツへの挑戦から生まれた奇跡の新ジャンルのスピリッツです。
ニンジン焼酎と樽熟成との相性の良さを見出し、さらに、樽熟成麦焼酎を加えることにより、いっそうの華やかな香りと厚みが加わって複雑味が増すことを発見し、酒商菅原が、2018年に初代「菅原水鏡14年」を商品化いたしました。
■世界で称賛された唯一無二の新ジャンル ”ヴェジタブルスピリッツ”
今日、ジャパニーズウイスキーは、世界的に高い評価を受けていますが、一方でウイスキーと同じ大麦を原料に用いた本格麦焼酎は世界のマーケットではほとんど認知されていません。そこで、樽熟成本格焼酎を上手くブレンドできたら、ジャパニーズウイスキーのように海外にも認められるのでは無いか、世界の名だたる著名なスピリッツに伍するものができるのではないか、この思いから「菅原水鏡」のトライアルが始まりました。
幾度となく、試作を繰り返し、やっと誕生した「菅原水鏡」。2019年には、G20福岡のレセプションに公式出品し、各国の参加者から称賛の声が多く寄せられました。
(※醸界タイムス記事中には「KOJI WHISKY」という記述がございます。これは弊社が商標登録行っていたためです。「菅原水鏡」は酒税法上、リキュールに分類されるため、誤解を避けるため現在は「KOJI WHISKY」「麹ウイスキー」の名称は用いておりません。)
■スピリッツのプロジェクト史上過去最⾼、673%の目標達成率を更新した『菅原水鏡(後熟シリーズ)』
初代「菅原水鏡14年」は、多くのお客様に称賛されたものの、“日本伝統のスピリッツである焼酎の可能性を、極限まで引き出すことで世界と勝負できるお酒に育て上げたい”という私たちの想いを実現するにはまだまだ課題が残るものでした。なぜなら、本格麦焼酎を樽熟成したお酒は、ウッディーさはあってもウイスキーのような、深く複雑で多彩な味わいが得るのが非常に難しかったからです。そこでウイスキーの専門家監修のもと、ベースとなるニンジン焼酎の品質特性を生かすために、樽にとことんこだわった「菅原水鏡 後熟シリーズ」が2020年に新たに誕生しました。
クラウドファンディング「Makuake(マクアケ)」にて、2020年3月と8月に「菅原水鏡 後熟シリーズ」の先行販売の申し込みを行ったところ、第一弾と第二弾も、公開初日で目標金額を達成し「Makuake」スピリッツプロジェクト史上過去最⾼の達成金額を更新しました。また、商品の発送後に購入者にむけて実施したアンケートでも5段階中4以上の評価を記録しました。
■日本らしさにこだわり”米”をベースにしたもう一つのシリーズ
ニンジンをベースにした独自の製法により、ウイスキーやラム、テキーラのような世界の著名なスピリッツに勝るとも劣らない複雑で豊かな香味を実現し、「Makuake」で1,000万円以上の支援を二度も達成した「菅原水鏡 後熟シリーズ」ですが、「菅原水鏡」には、“米”をベースにしたもう一つのシリーズが存在します。それが「菅原水鏡 水鏡シリーズ」です。
今回、「菅原水鏡 後熟シリーズ」で培った見地ををもとに、“米”をベースにした『菅原水鏡 水鏡シリーズ 黒(ノワール)レーベル』を新たに発売します。
■リターン一覧
スピリッツ(spirits)とは、英語で蒸留酒のことです。特に酒税法を意識する必要がない場合、例えば「世界のスピリッツ」と言った場合には、ウイスキーもブランデーも焼酎も泡盛も含まれます。ウォッカ、ジン、ラム、テキーラを「世界4大スピリッツ」ということがありますが、これは酒税法に配慮した日本独特の呼び方で、英語圏では、ウイスキー、ブランデーに、カシャーサ、メスカル、アブサン、グラッパのどれかひとつが入って「7大スピリッツ」と呼ぶこともあるようです。
残念ながら、世界でメジャーとされているスピリッツ( spirits=蒸留酒)には、焼酎も泡盛も入っていないのですが、蒸留酒生産の世界ランキングの一位は日本なのです(二位ブラジル、三位ロシア、四位イギリス、2010年総務省調べ)。しかし、日本を代表する蒸溜酒である焼酎を生産する中小蔵はほとんどが苦境にあえいでおり、売上減に苦しんでいます。それは、焼酎が海外市場ではほとんど受け入れられていないからです。これは、中小蔵が技術革新の中心となって国内外の高級清酒市場を牽引している日本酒業界と対象的な構図です。
そこで、焼酎を世界基準のスピリッツ、ウイスキーのように樽熟成を行い、世界とも勝負できる日本の蒸留酒を実現するという使命感で、『菅原水鏡』を造りました。日本の蒸留酒の未来を拓く歴史ある新しい味を、どうかご賞味下さい。
■『菅原水鏡 水鏡シリーズ 黒(ノワール)レーベル』
●ミズナラ樽フィニッシュ(8年・25年)
白檀(ビャクダン)の香りで知られていますが、特徴としては、まったりした甘さ、そしてクリーミーが楽しめます。
● ピーテッドスコッチモルト樽フィニッシュ (8年・25年)
米の蒸留所にスモーキーを迎い入れた時どのような変化が生じるか、新しいライス・スピリッツの世界をご堪能下さい。
●シェリー樽フィニッシュ(8年)
シェリー樽からのタンニンが、深みのある複雑で充実した味わいをもたらします。
●トリプルカスクフィニッシュ(25年)
現在のスパニッシュ・オーク、リムザン・オーク、アメリカン・オークのトリプルオークが醸すケミストリーを味わって下さい。
■「酒商菅原」について
福岡・天神地区の和酒専門店。 かつての日本には、単に酒を仕入れて販売するのではなく、様々な蔵元から仕入れた酒を独自にブレンドしてそのお店だけのお酒として勝負する酒商という業態の酒屋が多くありました。この伝統を今も継続しているのが「酒商菅原」です。
<酒商菅原> http://sakasyo-sugawara.jp/