株式会社Agrinosのプレスリリース
株式会社Agrinos(本社:静岡県榛原郡)は、東京都目黒区の洋菓子店「アントワーヌ・カレーム」とのコラボレーション商品「川根本町産 柚子のショコラ」の販売を開始いたしました。
■『幻の柚子』とは
静岡県川根本町で耕作放棄地を活用し栽培されている柚子。南アルプスの麓に位置する同町では、寒暖差の激しい気候で育った香り高い柚子が収穫されます。毎年人口が減り続け衰退してしまっている町を柚子産業で救おうと、町を上げて地域活性プロジェクトを行っています。農業を“儲かる魅力的な産業”にする仕組みを確立することで農家を増やし、町の課題である“耕作放棄地”を活用した農地拡大に繋げ町の再生を目指しています。柚子産業は川根本町の課題解決に繋がり、町を救うキーワードとなる作物であることから同町で生産された柚子を『幻の柚子』と呼んでいます。
■口いっぱいに香り広がる、柚子のショコラが新登場
静岡県川根本町産の柚子を使用したチョコレート。
ころんとした柚子の形の愛らしいひと粒を口に含めると、やわらかな食感とともに立ち上る、柚子の爽やかな香りが味わえます。ひと粒でもしっかりと果実感が感じられ、柚子のほのかな酸味と苦み、チョコレートのコクのある甘みが一体となり、フルーティな味わいが口いっぱいに広がります。
■川根本町産 柚子のショコラ 概要
価格:¥1,850(税別)
販売先:婦人画報のお取り寄せサイト
https://fujingaho.ringbell.co.jp/shop/g/g118F-011/?utm_source=yrecipe&utm_medium=brand&utm_campaign=yrecipe_pr
■柚子のショコラ誕生背景
「La Yuzu(株式会社Agrinos)」は、静岡県川根本町で町に広がる耕作放棄地を2,000本のゆず農地に変え、町の再生を目指し活動しています。かつて茶産業で賑わっていた町は現在、『莫大な広さの耕作放棄地』『後継者不足』といった課題を抱えています。絶対になくなってはいけない『農業』を魅力的な仕事に変える仕組みづくりを川根本町で実現することに取り組んでいます。この仕組みを全国へ横展開し、日本の食料自給率をあげることを目標に活動しています。
そんな中、ご縁があり東京都目黒区にある洋菓子店、「アントワーヌ・カレーム」の甲谷氏と出会います。“カカオ・トレース認証”*1のチョコレートを使用し、生産者へ強いられる過酷な労働、栄養失調といった社会課題を減らす取り組みに参加するなど、サステイナブル食材を積極的に取り入れた商品づくりを行っている甲谷氏。社会課題に対する解決意識を強く持つ両者の『食で社会課題の解決を図る』という共通ミッションが交わり、この度「La Yuzu」のゆずと「アントワーヌ・カレーム」のショコラのコラボレーションに至りました。サステイナブルな取り組みが求められる昨今。「食べること」から持続可能な社会活動への参加ができるサステイナブルスイーツ、「柚子のショコラ」が誕生いたしました。
*1 カカオ生産者の栽培技術支援を行うサステイナブル・プログラム
■アントワーヌ・カレームについて
東京都目黒区に店舗を構える洋菓子店。目黒区下目黒にオープンして以来、お客様に喜んでいただけることを励みにスペシャリテのオランジェットをはじめ、すべての商品を丹精込めて作り続けています。材料の厳選・衛生管理など細心の注意を払っており、いつも作りたての風味とおいしさをお客様のお手元にお届けしたいと想いながら日々努めています。
【店舗名】アントワーヌ・カレーム
【所在地】東京都目黒区下目黒6-1-27
【URL】 https://www.antoinecareme.com/
■株式会社Agrinosについて
株式会社Arinos(本社:東京都港区、代表取締役社長:古家由也)の関連会社であり、静岡県川根本町で活動する農業法人。町に広がる耕作放棄地を活用し、ゆず栽培、加工開発、販売を行っております。川根本町は毎年約200人が減り続ける、人口約6,500人のお茶で知られる小さな町です。お茶の価格下落、後継者不足等による耕作放棄地課題を解決するため、耕作放棄地をゆず農地に変え、町を真っ黄色に染まった町へ再生しようと取り組んでいます。地方での人口減少は「魅力的な仕事の不足」が真の課題であると考え、必要不可欠である「働き口」「魅力的な産業」を創出すべく、農業の儲かる仕組みづくりに挑戦しています。
【会社名】株式会社Agrinos
【所在地】静岡県榛原郡川根本町奥泉392
【URL】 http://agrinos.co.jp/