アサヒグループ、水源地保全活動の取り組み拡大!アサヒ飲料・富士山工場が、静岡県と富士山クラブと「しずおか未来の森サポーター協定」を締結6月より水源地保全活動「森づくり活動」を始動

アサヒグループホールディングス株式会社のプレスリリース

 アサヒグループホールディングス株式会社(本社 東京、社長 小路明善)の飲料子会社であるアサヒ飲料株式会社(本社 東京、社長 米女 太一)の富士山工場(所在地 静岡県富士宮市、工場長 杉野 英昭)は、静岡県(静岡県 くらし・環境部長 市川 敏之)と、認定特定非営利活動法人富士山クラブ (山梨県、理事長 野口 健)と3月15日(月)に「しずおか未来の森サポーター」協定を締結し、6月より「森づくり活動」を始動します。

 アサヒグループでは、“水”に関わる飲料や食品を製造・販売していることから、特に水の保全活動を環境の取り組みの中で大きなテーマとして位置づけています。様々な自然の恵みを用いて事業活動を行う企業として、水は製品を生産する上で最も重要な資源であり、水資源の保全は企業としての社会的責任であると考えています。

 「水源地保全活動」は、2004年にアサヒビール株式会社四国工場が「自分たちで使う水は自分たちで保全する」という考えのもと自発的に水源地の森保全活動を開始したことに始まり、これを皮切りにアサヒグループ各社に活動が拡大し、2020年までの活動実績は、全国14ヵ所、187回、延べ8,209人が参加しています。今回のアサヒ飲料・富士山工場の活動開始で、15ヶ所目となります。
 アサヒ飲料では、地域の水源を守る活動「森づくり活動」を2017年から北陸工場(富山県下新川郡入善町)と2019年より、岡山工場(岡山県総社市)で実施しており、富士山工場は3工場目となります。

しずおか未来の森サポーターの協定内容
(1) 目的:富士山麓に広がる豊かな森づくりを通じて、ここで行われる環境教育、水源地保全活動により、参画者が環境保全の重要性を理解し、体感する場とします。この活動と想いを未来の世代へつなげ、豊かな自然環境を継承していくことを目的としています。
(2) 対象森林:富士宮市北山 約1.63ha(認定特定非営利活動法人富士山クラブが富士宮市と別途協定を結び、北山工業団地内で管理する森林)
(3) 期間:令和3年3月15日から令和8年3月31日まで(以降、1年ごと自動更新)
(4) 役割:
【アサヒ飲料株式会社富士山工場】
植栽、下草刈り、除伐、間伐、更新伐等の森林整備活動、環境教育活動、
林内環境整備活動、森林整備への資金提供等
【静岡県】
指導・助言、情報発信、活動認定
【認定特定非営利活動法人富士山クラブ】
活動場所の提供、森林整備の計画、実施、活動サポート業務

 アサヒグループは、持続可能な社会の実現に向け、自然の恵みを次世代につなぐことを目的に「環境ビジョン2050」を策定しました。2050年までに、事業活動における環境負荷ゼロ(ニュートラル)を目指すとともに、独自技術や知見を生かした新たな環境価値創出(プラス)に挑みます。工場での水の使用効率を高めて使用量の削減を進めるとともに、アサヒグループの社有林「アサヒの森」を中心とした森林保全により、水の涵養(森が水を育み蓄える能力)を進めます。

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