お花見のお供に。通常は飲むことができない、搾ったばかりのお酒を瓶詰め。 ~コロナ禍で見出した「かたふね」の可能性を追求~

清酒「かたふね」を製造販売している合資会社竹田酒造店は、2021年3月18日(木)に新商品「かたふね 彩生 sai sei」を新たに発売します。

○概要○
2020年、コロナ禍で普段通りの生活を送ることが難しい一年でした。宴会や会合が軒並み中止になり、清酒出荷量も前年から大きく落ち込み、常に『今後「かたふね」はどうなっていくべきか』を考えさせられました。その中で見えてきたのは『「かたふね」の新しい可能性を見出し、さらに前進したい』ということです。コロナ禍で外食は控える傾向にあり、家で飲酒をすることが増えています。家庭向け、個人向けの商品で新しいことにチャレンジしたいと考えました。

十代目蔵元の竹田春毅(はるき)が蔵に戻り約10年、父であり現社長杜氏の成典(しげのり)とともに酒造りをしてきました。その父の姿、仕事の様子から学んだことを生かし、今までの「かたふね」とは違ったものを提供したいと発案しました。

搾った直後のお酒は微発泡で、まるでフルーツのような香りをまとい、若々しさにあふれ、日本酒ではないような軽い口当たりです。ただ、そのお酒を口にすることができるのは杜氏が味を確認するときだけで、通常他の人が口にすることはありません。その味を知ってもらいたい、日本酒の可能性を知ってもらいたいと思い、搾った直後のお酒を瓶に詰め、出荷することにしました。通常、出荷する際は搾ってから3~4か月熟成期間を設けます。今回は1か月程度しか搾ってからの時間は経っていません。飲んでみると、まさに搾りたての微発泡のフレッシュさ、マスカットのような香りが楽しめます。

来年以降も続編を製造しシリーズ化を考えています。そして、毎年異なった仕込みに挑戦していきます。つまり、毎年が初挑戦、初めての味、となります。今年の「彩生」が、来年、再来年、その先に繋がっていき、「かたふね」を突き詰めていくことにつながると信じています。飲んでくださる皆さんにも「今年はどんな酒になっただろうか」と期待をもってもらい、前進していく「かたふね」を応援してもらいたいです。

また、地元に愛され、育ててもらった「かたふね」故に、地元、特に酒類小売店を応援する気持ちも込めました。飲食店にお酒を卸していた酒類小売店は、宴会などが中止になり大きなダメージを受けています。そのため、販売店を新潟県上越市(一部妙高市)に限定し、併せて、弊社での店頭販売を今回見送ることで、上越の酒類小売店の売り上げが上がるように後押ししていきたいです。

○商品名について○
ラベルの三角のモチーフは再生マークをイメージしています。「彩生」はシリーズ化し、仕様の異なった新しいお酒を毎年リリースする予定です。新しい物語(時代)が始まる(動き出す)、というテーマを示唆しています。
毎年新しい“彩り”のお酒を“生み出す”ということで、「彩生」と名付けました。

○商品詳細○
原材料:米(国産)、米こうじ(国産米)
アルコール度数:16度
※あえて詳細なスペックの開示はしません。数値を見て、味を想像して飲む人が増えています。まずは飲んでみて、おいしいかどうかを確かめてほしいです。
内容量:720Ml
希望小売価格:1,815円(税込)
数量限定(約500本)
販売店舗限定(新潟県上越市および妙高市、合計13店舗)

○販売店舗○
上越市12店舗
1:まいど屋酒店(春日新田)、2:横川酒店(春日新田)、3:増井酒店(西本町)、4:立原酒店(栄町)、5:大山酒店(大町)、6:ほていや酒店(西城町)、7:三上酒店(東城町)、8:岡村酒店(平成町)、9:宮崎酒店(大潟区潟町)、10:平原商店(大潟区犀潟)、11:丸田屋商店(頸城区百間町)、12:かじや酒店(三和区下中)

妙高市1店舗
1:山岸酒店(諏訪町)
住所、電話番号、ホームページ及び通販サイトの有無については、弊社公式サイトの「彩生」商品紹介ページ(下記URL参照)をご覧ください。
https://www.katafune.jp/products/#saisei_shop

○会社概要○
商号  :合資会社竹田酒造店
代表者 :代表社員 竹田成典
所在地 :〒949-3114 新潟県上越市大潟区上小船津浜171
創業  :1866年
URL  :https://www.katafune.jp/

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