十字屋グループのプレスリリース
「共生」を理念に掲げ、SDGs(持続可能な開発目標)に取り組む十字屋グループ(岡山県真庭市、グループ代表:牧 一穂 以下、十字屋)は、大正5年に岡山県真庭市に創業以来、自然エネルギーの活用やごみの再利用、エコ農業など地域の人々が助け合う環境とコミュニティづくりを通じ、地域貢献へつながる取組みを行って105年になります。
十字屋のSDGsの活動が評価され、岡山県内の産学官でつくる「おやかまSDGs研究会」主催の「おかやまSDGsアワード」初となる受賞団体に選ばれました。この受賞を記念し、この受賞を記念し、生ごみやし尿、汚泥などをメタン発酵させて作った肥料(バイオ液肥)を使った「バイオ液肥野菜」とサイズが合わないなどの理由から販売ができない野菜を少しお節介な真庭のおばあちゃん達が下ごしらえを済ませた「お節介野菜」の詰め合わせセットをプレゼントするキャンペーンを2021年3月24日(水)より開始いたします。
十字屋がある岡山県真庭市は岡山県の最北部に位置し、南北に約50km・東西に約30kmと縦に広がるその地形は、同じ季節でも北と南で異なる景色を見せる、自然豊かな中山間地域です。近年、この真庭市は過疎化・高齢化が進み、2015年時点で65歳以上の高齢者人口が36%と日本の「2040年問題」でいわれる高齢者割合(35%)をすでに超えています。市はこの課題解決のため地域分散型モデル地域を目指す活動を取り組んでおり、2018年に内閣府より「SDGs未来都市」に認定、特に優れた取り組みを行う自治体として「自治体SDGsモデル事業」の認定を受けました。
十字屋はこの真庭市に創業して今年で105年になります。地域の人々そして自然と生きることを目指す「共生」の理念により、一般廃棄物事業・浄化槽維持管理を主業務として一般廃棄物の資源化を行う環境衛生事業や太陽光エネルギーの再利用、農業支援のための販売所づくりなど地域社会へ貢献するために事業を展開させて参りました。真庭市の課題解決はまさに十字屋の使命であり、真庭市および共同企業や団体等と協働し先進的かつ持続可能な地方モデル創造を目指すSDGsの達成に尽力しています。
- 十字屋のSDGsの取り組み
■ごみの再利用 持続可能なバイオマスモデルの構築
少子高齢化により、ごみ処理にかかる費用や人材不足がごみ処理事業に大きな影響を及ぼします。十字屋は、生ごみ、し尿、汚泥などをメタン発酵によりバイオガス化させて発電へ利用するだけではなく、バイオ液肥化させ、それを地域の農家へ無料で提供。バイオ液肥を使って育てた野菜は十字屋で買取り、販売を行っています。地域の人は、その野菜を食べ、そのごみが土地の肥やしとなる、循環型社会づくりをつくり真庭市の農業・環境保全を支援しています。
■自然エネルギーの活用 クリーンで住みよい未来へつづくまちづくりの実現
太陽光発電をはじめ、メタン発酵によるバイオガス発電、また膜ろ過技術を活かした地下水や雨水などの水処理事業により、地域の水環境と衛生環境の保全を行っています。また、次世代の人々に環境保全への関心を高めてもらうことで豊かな自然を未来へつなげられると考え、住民参加型のワークショップや環境絵画コンクールの開催など実施しています。
■誰も取り残さない お節介コミュニティ化
105年に渡り、市域を回り住民の方と声をかけ合って地域密着型の事業を行う中で住民が抱える生活の困りごとを聞くことがありました。内容は、お庭の草刈りから日用品の買い出しと多岐に渡りますが、問題の大小関わらずなんでも解決したいと「なんでもし隊」を発足し15年以上活動をしています。「なんでもし隊」が地域を巡回することが、地域住民の孤立を防ぎ、見守りの役割を持つようになりました。
この地域とのつながりが農家さんと真庭のおばあちゃん・おじいちゃんたちをつなげ、規格外で売れなくなったお野菜をおばあちゃん達がカット加工できる加工場を整備しました。そして、おばあちゃん達が作るカット野菜を「お節介野菜」と名付けて商品化し、販売するためのお店を作りました。今では上は92歳、平均年齢85歳の真庭の元気でお節介なおばあちゃんたちが活躍しています。
- おかやまSDGsアワード初の受賞
岡山県内の産学官でつくる「おかやまSDGs研究会」が主催をする「おかやまSDGsアワード」において、十字屋の「共生」の理念を基に取り組むバイオマスモデルの構築、自然エネルギーを活用したまちづくりなどの循環型社会実現の活動が評価を受け、受賞団体として選ばれました。
- おかやまSDGsアワード受賞記念 バイオ液肥野菜プレゼントキャンペーン
十字屋の「おかやまSDGsアワード」受賞を記念し、「バイオ液肥野菜」と「お節介野菜」の詰め合わせセットをプレゼントするキャンペーンを2021年3月24日(水)より開始いたします。
◆プレゼント内容
<バイオ液肥野菜>
家庭の生ごみや汚泥、し尿などをメタン菌で分解し、殺菌処理をした後、菌の分解機能を使って液肥化した液肥(バイオ液肥)で育てたお野菜です。
<お節介野菜>
サイズが合わないなどの理由から販売ができない野菜を、農業支援のため少しお節介な真庭のおばあちゃん達がカットして下ごしらえを済ませた野菜。皮のごみが出ず、そのまま調理ができるのが特徴です。
◆募集要項
応募期間:2021年3月24日(水)~2021年4月23日(土)
当選者数:20名様
商品内容:バイオ液肥野菜(2~3点)+お節介野菜(2点)
応募方法:キャンペーンページよりご応募ください。
▼キャンペーンページ・ご応募はこちら
https://www.jyujiya-group.com/sdgs/
※抽選・当選発表:厳正な抽選により当選者を決定いたします。当選者の発表は、賞品の発送をもってかえさせていただきます。賞品発送については、5月上旬頃を予定しております。
※都合により賞品の発送が遅れる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※住所、転居先不明・長期不在などにより賞品をお届けできない場合には、ご当選を無効とさせていただきます。
- 十字屋グループについて
十字屋グループは、真庭市を拠点とした一般廃棄物収集運搬や浄化槽維持管理を主業務とする真庭環境衛生管理株式会社をはじめ、業務は環境衛生、エネルギー、販売、飲食、建築、農業など多岐に渡るグループです。教育、福祉、地域文化発展への出資も通して幅広く活動を展開し今年で創業105年になります。
「共生」の理念を基に地域課題の解決と、先進的で持続可能な地方モデルの創造を目指し、真庭市及び賛同企業や他団体と協働し情報の発信や地域づくりを行っています。
グループ名:十字屋グループ
所在地:〒719-3145 岡山県真庭市西河内696-43
主な事業内容:環境衛生、エネルギー、販売、飲食、建築、農業など
設立年月日:大正5年4月
資本金:6800万円
代表者:牧 一穂
ホームページ:https://www.jyujiya-group.com/