JR西日本のプレスリリース
この度、西日本旅客鉄道株式会社(大阪府大阪市北区 代表取締役社長:長谷川一明 以下、「JR西日本」)は、JR西日本グループ中期経営計画2022において掲げた、地域共生企業の具体的な手段の一つとして、西日本エリアにおける和牛文化の更なる発展と地域課題の解決を目指して、1次産業における畜産分野へ新たにチャレンジいたします。
JR西日本では、社員からアイデアを募る事業アイデア公募制度があり、2018年度に最優秀賞を獲った「お母さん牛をテーマとした事業提案(森岡社員による)」を、具現化すべく本プロジェクトがスタートしました。
新たなチャレンジとして、まずは、黒毛和種経産牛(以下、「お母さん牛」)の価値を探ることをテーマに設定し、(株)マクアケが提供するアタラシイものや体験の応援購入サービスMakuake(以下、「Makuake」)へ出品し、市場調査を行うことといたしました。ぜひこの機会に「旨味凝縮黒毛和牛」をご賞味ください。
- プロジェクトの概要
「お母さん牛」は、子牛を出産することが主な役割であり、肉牛として流通する過程においては、肉質がかたいなどの理由から市場取引での評価は低い傾向です。しかし、「お母さん牛」を再肥育(6ヶ月程度の期間で再度大きく育てること)することで、程よいサシと豊かな風味を兼ね備えた赤身のお肉にすることができます。その価値を、私たちなりの表現(「旨味凝縮黒毛和牛と命名」)で訴求することで、新たな牛の肉の選択肢になると考えています。
畜産農家の経営は不安定な状況ですが、このお母さん牛の価値を高めることが経営安定への糸口になると考えております。また、今回のプロジェクトは、「お母さん牛」の「太陽のような温もり」や、「命の輝き」がお肉となっても生き続けていることを、フランス語の赤「Rouge」で表現し、偉大なる「お母さん牛」(フランス語の母
「Maman」)にリスペクトの想いを込めて「Maman Rouge(ママン ルージュ)プロジェクト」と命名して推進していきます。
- テスト販売の内容
今回の「お母さん牛」は、鳥取県の大山の麓の牧場で生まれ、子孫を繁栄してきました。そして役割を終えたいま、岡山県津山市の協力農家様の手により、栄養価の高い飼料を与え愛情を込めて育てていただいています。
Makuakeは、「アタラシイものや体験」に共感できれば「応援購入」できるプラットフォームです。一定期間内で目標金額が達成されるとプロジェクトが成立となり、商品をお届けすることができます。今回のプロジェクトが成立しますと、和歌山県の協力加工会社様を通して随時商品をお届けする予定です。
※食品表示法に則り、今回お届け予定のお母さん牛は「鳥取県産」となります
(1)Makuake公開日
日時:3月29日(月)14:30開始
「Maman Rougeプロジェクト」:https://www.makuake.com/project/maman-rouge
(2)リターン品の各コース
【定番部位】※各コースは送料及び税込みです
・すき焼きコース(すき焼き用1kg+ヒレステーキ2枚+α) 15セット(¥20,000)
・焼肉コース(焼肉用1kg+ロースステーキ2枚+α) 25セット(¥20,000)
・特別コース(すき焼き用500g+焼肉用500g+α) 50セット(¥17,000)
【希少部位】
・タン&ハラミ&カシラコース(タン500g+ハラミ1kg+α)3セット(¥25,000)
・ローストビーフコース(200g×3本) 5セット(¥8,000)
・ホルモン&レバーコース(300g×2+α) 20セット(¥5,000)
※レバーは保健所の菌検査に合格した場合に付属します。
※全てのコースで表記しているグラム数は前後することが御座いますので予めご了承ください。
※本プロジェクトはAll or Nothing方式により実施します。数には限りがございます。
※All or Nothingとは、目標金額の到達でプロジェクトが成立となる方式のことです。
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プロジェクト参画者
■生産者
株式会社カウシン(岡山県津山市)
20年以上の経験により、繁殖から肥育までを一貫生産できることが強みです。
■加工者
株式会社Meat Factory(和歌山県和歌山市)
徹底した衛生管理はもとより、高い技術から生み出される製品加工が強みです
(URL:http://meatfactory.jp/)
■応援購入サービス
株式会社マクアケ 関西支社(大阪府大阪市)
(URL:https://www.makuake.co.jp/)
- 「プロジェクトロゴに込めた思い」
お母さん牛の「太陽のような温もり」や、「命の輝き」がお肉となっても生き続けていることをRougeで表現し、偉大なるお母さん牛にリスペクトの想いを込めてMaman Rougeプロジェクトとして推進しています。フランスでは、お母さん牛を食する文化が盛んであることから、そこにインスパイアされたことにより、フランス語で表現することとしました。
※フランス語でMaman =母 Rouge =赤