キリンホールディングス株式会社のプレスリリース
キリンビール株式会社(社長 布施孝之)は、国内で初めて※1ビールで「糖質ゼロ」※2を実現し、2020年10月6日(火)に発売した「キリン一番搾り 糖質ゼロ」の販売数量が、発売から約半年となる3月下旬時点で当社過去10年のビール新商品で最速となる累計300万ケース※3を突破しました。今年1~3月の販売数量も年初計画の約3割増、4月の製造予定も年初計画の約6割増と好調に推移しています。
※1 ビールで糖質ゼロを実現した国内で初めての缶商品(Mintel GNPDを用いた当社調べ)
※2 100ml当たり糖質0.5g未満のものに表示可能(食品表示基準による)
※3 大びん換算
※4 麦汁ろ過工程において最初に流れ出る一番搾り麦汁を使う製法
■好調の要因
1、「一番搾りブランド」のおいしさへの納得
当商品購入者のうち、5割以上が「一番搾りブランドだから」、約4割が「一番搾り製法だから」を飲用理由※5にあげており、「一番搾りブランド」だからこその「おいしさ」が納得され、選ばれています。
※5 キリンビール調べ
2、糖質ゼロビールに対する潜在需要を「おいしさ」で顕在化
当商品購入者のうち、約6割が普段糖質オフ・ゼロ系ビール類以外を飲む方※6からの流入でした。ビールの糖質は気になるが、糖質オフ・ゼロ系のビール類にはおいしさの面で不満を抱えていたお客様の「糖質ゼロビール」への潜在需要を「おいしさ」という価値によって、顕在化することができました。
※6 発売前後3カ月間での飲用実態による(インテージSCI)
3、外部環境変化を捉えた提案
コロナ禍による健康志向の高まりで、糖質を気にする方が増えており、糖質オフ・ゼロ系ビール類は好調に推移しています。また酒税改正によってビールカテゴリーが減税され、お客様のビールカテゴリーに対する関心が高まっています。当社は、お客様のニーズを捉えた施策を展開し、環境変化に適切に対応することで、販売増を実現しています。
キリングループは、自然と人を見つめるものづくりで、「食と健康」の新たなよろこびを広げ、こころ豊かな社会の実現に貢献します。
-記-
1. 商品名 「キリン一番搾り 糖質ゼロ」
2. 発売地域 全国
3. 容量・容器 350ml缶、500ml缶
4. 価格 オープン価格
5. アルコール分 4%
6. 酒税法上の区分 ビール
7. 販売予定数 約430万ケース(55,000KL)※大びん換算
8. 製造工場 キリンビール取手工場、名古屋工場、岡山工場(3工場)