eiicon companyのプレスリリース
eiicon company(所在地:東京都港区南青山、代表:中村 亜由子)が運営する日本最大級のオープンイノベーションプラットフォームAUBA(アウバ、以下AUBA)は、2021年5月11日(火)より、キユーピー株式会社(本社所在地:東京都渋谷区、代表取締役 社長執行役員:長南 収、以下 キユーピー)とともに、食の新たな可能性を探る、
『kewpie Open Innovation 2021(キユーピー オープン イノベーション 2021:以下、本プロジェクト)』
< https://eiicon.net/about/kewpie-oi2021/ >を始動し、同日より、アイデアの募集を開始することを発表いたします。
AUBAは、キユーピーとともに本プロジェクトを運営。企画・設計・運用から、PR戦略の構築、専用Webサイト設置など、プログラム全体を強力にサポートしております。
■『kewpie Open Innovation 2021』始動の経緯
食品業界では現在、食品ロス等の食に関係するさまざまな社会課題があります。
「健康的な食生活を送ってほしい」という思いから、野菜をサラダで食べるという新しい食文化を普及させてきたキユーピーグループ。キユーピーグループは、これらの社会課題の解決に向き合いながら、世界の食と健康への貢献をめざし、多様化する価値観やニーズに応えることで、新たな食生活と食文化の創造を実施しています。
これまでのキユーピーグループの研究開発本部は、自社が保有していない技術や足りない分野を補完する共創を行ってきましたが、これからはアイデア段階から、さまざまな業界のパートナー企業と新たな食の可能性を探るため、今回新たな共創プロジェクト『kewpie Open Innovation 2021』を始動しました。
研究開発とオフィスの複合施設であり、イノベーション推進の中枢となっている仙川キユーポート。本プロジェクトを担当する、仙川キユーポートに拠点を置く研究開発本部では、国内外の幅広いパートナーとの連携を強化することによって、商品開発のスピードや、新しい発想の商品の創造を加速させています。
■キユーピー × AUBA『kewpie Open Innovation 2021』実施概要
2つの募集テーマを設定しました 。
▽募集テーマ
(1)食品ロスを解決する食品未利用部の活用
食品加工の工程で発生する野菜(キャベツの芯、キャベツの外葉、レタスの外葉、ジャガイモの皮)や卵(卵の殻)の未利用部をより良く有効活用することで、新価値創出と食品ロス低減に取り組みたいと考えています。
例えば、キャベツの芯や外葉には、普段食べている部位とは機能や量が異なるファイトケミカル(紫外線や外敵等から身を守るために植物が作り出す成分)が存在することが分かっています。
資源を再利用するというだけではなく、このような素材の価値を最大限に生かしながらも、食品ロスを低減できるような取り組みを目指しています。
求めるパートナーとの共創例:
①新たな食品開発の技術・アイデア
野菜や卵等の未利用部を活用した新商品アイデアや未利用部の価値を高める加工技術
≪例≫
子ども・ベビー向け食品、機能性表示食品、ペットフード、サプリメント、発酵食品、
食品素材加工技術(シート化、ペースト化、粉末化等) など
②食以外の新たなプロダクトや素材開発の技術・アイデア
野菜や卵等の未利用部を活用した食以外のものに生まれ変わる商品・素材に活用するアップサイクルの仕組み、技術・アイデア
≪例≫
食品包装材、工業製品の原料(繊維・染料等)、安心・安全な玩具 / 食器、肌に優しい石鹸・洗剤 など
テーマ(1)に関するキユーピーの強み・提供可能なリソース:
・野菜や卵の未利用部の供給
・調味料や調理食品に関する食品加工技術
・育児食~高齢者食、内食・中食・外食といった幅広い市場へのアプローチ
・商品・技術開発に必要な専門家とのネットワーク
(2)ドレッシングを通じた新たな食生活の創造 ※
ライフスタイルが日々変化する現代社会において、食の在り方も多様化しています。
そのような中で、キユーピーの強みであるドレッシングを調理に活用してもらうことで 、さらにおいしく・健康的な料理を、簡単に調理してもらえると考えています。
ドレッシングの新たな可能性を追求することで、家庭内での調理課題を解決し、新たな食の楽しみ方を普及させることを目指しています。
※本プロジェクトでの募集は「食品に関わる技術・アイデアのみ」となります。健康促進等の機能性素材の技術・アイデアは本テーマでは対象外となります。
求めるパートナーとの共創例:
①ドレッシングによる新たな食の楽しみ方のアイデア
ドレッシングを調理に使うことで、野菜をより多く摂取するきっかけづくりなど、食をより簡単に、健康的に楽しむプロモーション手法やアイデア。(食育サービスとの連携、フィットネス等のヘルスケア関連との連携、家庭菜園アプリとの連携、時短調理等の新しい調理方法の普及・プロモーション手法など)
②ドレッシング2.0を目指す、ドレッシングの新スタイルを開発する技術やアイデア
既存の液体のカタチに留まらない形状・形体(固体・粉末等)での新たなドレッシングの提供アイデアやそのための技術。
他の食材・商品にて活用されている素材加工技術や製造技術の応用による、調理に活用しやすい新規ドレッシング形状、ドレッシングの汎用性が高まるような技術。
テーマ(2)に関するキユーピーの強み・提供可能なリソース:
・ドレッシングシェアNo1と市場売上No1商品を保有する商品開発力(※1)
・調味料や調理食品に関する食品加工技術
・育児食~高齢者食、内食・中食・外食といった幅広い市場へのアプローチ
※1: https://www.kewpie.com/newsrelease/2020/1786/
▽スケジュール
本日2021年5月11日(火)よりAUBAにて随時、活用アイデア・技術を募集いたします。
オープンイノベーションを活用し、幅広い技術・アイデアとキユーピーグループの培ってきた食と健康に関する技術・ノウハウとを掛け合わせ、次世代の新たな食の価値・文化創造をともに取り組んでいただけるパートナー企業の参画を強く望んでいます。
■キユーピー × AUBA『kewpie Open Innovation 2021』エントリーページ
https://eiicon.net/about/kewpie-oi2021/
■キユーピー 概要 https://www.kewpie.com/
社名:キユーピー株式会社
本社所在地:東京都渋谷区渋谷1-4-13
設立:1919年(大正8年)11月
代表者:代表取締役 社長執行役員 長南 収
資本金:241億400万円
事業内容:
1.「マヨネーズソース」その他一般ソース類の製造販売
2.各種瓶缶詰食料品その他各種食料品の製造販売
3.食品添加物の製造販売
4.医薬原料、医薬品、医療機器、医薬部外品、化粧品、その他化学製品の製造販売
5.飼料、肥料の製造販売
など
■eiicon company 概要
eiicon companyは、「オープンイノベーション※」にチャレンジするすべての企業に対し、その取り組みを加速させる支援を実施しています。
1)「AUBA」: https://auba.eiicon.net/ 「価値ある出会いが未来を創る」をテーマに、オープンイノベーションのパートナーを探すことができる、ビジネスマッチングプラットフォーム。登録数18,000社。課題・事業成長に必要なリソースなど自社情報を登録、相互に発信し、企業の新たなつながりを実現します。
2)「TOMORUBA」: https://tomoruba.eiicon.net/ 事業を創るビジネスパーソンのための“事業を活性化するメディア”。全国各地あらゆる業界のスタートアップ・中小企業・大手企業から地方自治体・大学まで、資金調達・資金提供・共同研究などの様々な情報や事業を創るためのノウハウ情報などを配信しています。
3)「SHABERUBA」: 「AUBA」が提供する、会員専用コミュニティ。バーチャルコワーキングスペースで会員同士の会話や商談、各種イベント参加やコミュニティ支援実施まで、オフラインでの活動をオンライン上で実現しています。
4)「event」: ビジネスパートナー企業との出会いの場をリアルに創出します。
5)「Sourcing Support」: 専門コンサルタントがオープンイノベーションチャレンジを支援します。
以上5つの軸で、日本に新規事業創出手法「オープンイノベーション」を根付かせるサービスを提供しています。
名 称:eiicon company (エイコンカンパニー) https://eiicon.net/about/corporate/
代 表:中村 亜由子
所 在 地:〒107-0062 東京都港区南青山1-15-5
事業内容:
オープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」の運営、
イベント企画・支援サービス、ソーシングサービスなど
電話番号:03-6370-8360(代表)
メールアドレス:info@eiicon.net
■運営会社
社名:パーソルイノベーション株式会社
本社所在地:〒107-0062 東京都港区南青山1-15-5
資本金:5,500万円
代表者:代表取締役社長 長井 利仁
事業内容:新規事業創造・オープンイノベーション推進、グループ会社の経営計画・管理並びにそれに付帯する業務
※オープンイノベーション
2003年(米)ヘンリー W. チェスブロウが提唱した、「企業内部と外部メディア・技術を組み合わせることで、革新的な新しい価値を創り出す」イノベーション方法論。社内の資源に頼るばかりでなく、社外との連携を積極的に取り入れるべきであるという主張の方法です。