和紙原料以外の破棄されていた楮(こうぞ)が新たなブランド「KOUZO」として生まれ変る!有楽町 micro FOOD&IDEA MARKETにて食品の先行販売とイベントを開催

KOUZOのプレスリリース

団体名でもあるKOUZO(代表:池田 あや、本社:高知県高知市杉井流16番5号 俵屋ビル6階D号)は、土佐和紙の原料となっている楮(こうぞ)の和紙として利用できない部分に多くの美容・健康成分が含まれるという点に着目しました。それらを活用することで商品価値を高めつつ生産者を増加させ、売り上げを楮や土佐和紙を守る活動に活かしたいと考えています。そして、KOUZOは土佐和紙に食や芸術など様々な次世代に継承できる可能性も見つけました。その可能性のかけらをこの有楽町 micro FOOD&IDEA MARKETのイベントで、皆様に見つけていただけたら幸いです。

現在、高知県の楮(こうぞ)生産量は高齢化に伴う生産者の減少により数年で消滅してもおかしくない状態です。和紙原料の楮に新たな価値を持たせることにより、安定的な量の確保が実現できる状態を目指しています。
楮の和紙として利用できない部分を活用することで「商品価値を高めつつ生産者を増加させ、商品価値の向上を図り、売り上げを楮や土佐和紙を守る活動に活用したい。」と考えて活動しています。
今回、その活動の第一歩として、有楽町 micro FOOD&IDEA MARKET(三菱地所株式会社)にて、土佐和紙原料の楮を加工したパウダー・菓子(鬼皮(おにかわ)スノーボールクッキー・またぎのおやつ(こうぞいもスナック)の先行発売イベントを開催いたします。
 

●楮鬼皮(こうぞおにかわ)パウダー
楮の一番外側の皮の部分を乾燥させて使いやすいパウダーにしました。日差しの強い南国の太陽を浴びた外側の皮は、ポリフェノール・鉄分・カルシウムを豊富に含んでいます。
一袋3g:価格896円(税込)
※食品はすべて手作りのため数量に限りがあります。
※ヴィーガン対応・グルテンフリー商品です。
 

●鬼皮(おにかわ)スノーボールクッキー
楮の香ばしい薫りが口の中で広がる、米粉を使用したヘルシーなクッキーです。甘さ控えめで塩のきいた味なので、甘い物が苦手な方にもぴったりです。タンポポ等の野草茶やコーヒーにも良く合います。
一袋3個入:価格680円(税込)
※食品はすべて手作りのため数量に限りがあります。
※本品製造工場では乳製品、小麦、卵、ピーナッツを含む製品を生産しています。
※ヴィーガン対応・グルテンフリー商品です。
 

●またぎのおやつ(楮芋スナック)
楮と相性の良いさつま芋を合わせ、スナックにしました。昔から楮を蒸して剥ぐ時には、同じ蒸し器でさつま芋を蒸しておやつに食べるのが習わしでした。みんな「楮の香味が芋に移り、芋が美味しくなる。」と言い食べています。
この商品名は、東北の猟師(またぎ)が楮をおやつの様に食べていたという伝承から名付けられました。
そのままでも充分美味しく召し上がって頂けますが、天然塩やきび砂糖など好きな味付けでもお楽しみ頂けます。
クルトンやフライドオニオンの様にお料理に使うのもオススメです。
一袋50g:価格1,166円(税込)
※食品はすべて手作りのため数量に限りがあります
※ヴィーガン対応・グルテンフリー商品です。
 

お菓子は、高知の食材こだわって自然なお菓子を作っているお店に作成してもらいました。
 

●有楽町 micro FOOD&IDEA MARKET
有楽町 micro FOOD&IDEA MARKETは様々な人・アイデア・文化・食に出逢える多機能型市場です。地方発のおもしろい物やこと、アートやカルチャーを発信し、有楽町・丸の内を訪れる方々に好奇心を提供する事をコンセプトに作られたお店です。
 

Possibility of TOSAWASHI  土佐和紙の可能性展
FOOD+Installation×Contemporary dance×Music×Photograph
~様々な分野から探る土佐和紙の可能性 ~

期間:  5月18日~5月31日まで
場所:  有楽町 micro FOOD&IDEA MARKET
営業時間:11:00~18:00 (LAST ORDER Food 17:00 Drink 17:30)

【イベント内容】様々な分野と土佐和紙のコラボレーションを予定しています。
・食(楮パウダーと楮食品の販売) 
・アート(土佐和紙のインスタレーション展示) 
・ラジオ(有楽町マイクロ限定ラジオトークショー) 
・音楽(音楽家西井夕紀子による高知県の自然や工房の音から作られた音楽)
・写真(写真家飯野高拓の「ふんどし日和×土佐和紙」写真展示など) 
・アーティスト(ATELIER T_treeの楮プレートや手すき和紙職人の和紙や和紙雑貨の販売)
・芸術活動で土佐和紙を守る団体「Washi+」の活動紹介
*コンテンポラリーダンス(ダンサー北川結)は緊急事態宣言延長により延期になりました

●ラジオ:Sally’s Bar☆BAND (さりーずばーばんど)
有楽町マイクロ限定で放送する特別ラジオを制作しました。今回のイベントを開催するKOUZO(こうぞ)代表の池田と芸術面からも土佐和紙を守る活動を行うWashi+(わしぷらす)代表浜田が出演する形で番組が進行し、流れるCMなども全て今回のためのオリジナルです。
高知の追手筋にあるミュージックスポット”サリーズバー”を拠点にオールディーズ〜J.POPまで 幅広いジャンルで、イベント、ディナーショー、テレビ、ラジオなどに出演中。老若男女問わず、みんなで楽しめるバンド。
四国アイランドリーグ、高知ファイティングドッグスの公式応援ソング“奇跡の水”が入った初のミニアルバム「FIRST」を全国リリースし現在多方面で活躍中。

● 音楽:西井夕紀子(にしい ゆきこ)
土佐和紙の産地高知県いの町で和紙漉きや自然の音を録音し作成したものを店内で流します。
1983年生まれ。作曲家。
東京芸術大学音楽学部音楽環境創造学科卒業、同大学院修了。
東京国際芸術祭参加演劇作品『アトミック・サバイバー −ワーニャの子どもたち−』(演出:阿部初美、2007)、ドキュメンタリー映画『おとなのかがく』(配給:Studio Q-Li、監督:忠地裕子、2014)、フェスティバル/トーキョー20参加作品『わたしたちは、そろっている。』(モモンガ・コンプレックス、2020)など、舞台、映画への楽曲提供を行うかたわら、人が音楽を奏ではじめる瞬間・作りはじめる瞬間に魅力を感じ、学校、文化施設、福祉施設でセッションや曲作りを実施。
 https://www.yukikonishii.com/
 

●写真:​飯野高拓(いいの たかひろ)
土佐和紙の産地高知県いの町で楮の蒸剥ぎや和紙漉きを体験し、清流仁淀川でダンサー五十嵐結也を撮影した“ふんどし日和×土佐和紙”などの作品を展示。
1983年生まれ。写真家・ダンサー。山形県酒田市出身。
日本大学藝術学部写真学科卒業後、株式会社博報堂プロダクツに入社。
そののち、フリーランスとして独立。
フォトグラファーとして活動する一方、ダンスエンターテインメント集団「梅棒(うめぼう)」に所属しダンサーとして活動も行う。
2017年、桜の下で舞うふんどし姿のツイートが、3万件以上リツイートされSNS上で話題となり、TV、雑誌などで取り上げられた。「ふんどし日和」とは、布一枚で活性化を合言葉に、日本各地の美しい景色を広くアピールする活動である。
 撮影時、「町の美しい景色を広めてくださるなら、是非撮影してほしい。」と会話したことがきっかけで、全国の景色を多くの方に知っていただく活動として精力的に創作するようになる。

●アーティスト:ATELIER T_tree(あとりえてぃーつりー)

楮の葉をイメージした商品を依頼し、コラボレーション商品を制作。大きさによりデザインを変えて作成しており、オブジェとしてだけではなくプレートとしても使用できる。店頭で購入可能。
ATELIER T_treeは、鉄やその他の金属、樹脂等を素材としたものづくりをおこなう。
日々の生活のなかに花を添えるような存在になることを願っている。
https://www.katsukotamaki.com/atelier-t-tree

活動紹介:washi+(わしぷらす)
2015年よりいの町を拠点に舞台芸術を使って和紙の魅力を再発見すること、また、地域における舞台芸術の可能性を広げていくことを目標に活動しています。特定の演出家を持たず、公演ごとに演出家や作家を募るプロデュース形式で舞台公演を行っています。いの町に滞在しながら和紙の製造現場を実際に体験した上で舞台を作る滞在制作型の作品づくりを行っており、これまで演出家として鈴木竜(コンテンポラリーダンサー・振付家)、Tze Chien Chong(シンガポール/作家・演出家)などをはじめとする国内外で活躍するアーティストを招聘してきました。
舞台公演の他にも、県外アーティストの公演・ワークショップ開催の補助や、和紙を使ったワークショップなど地域と芸術、地域と和紙が接点となるような様々な活動を行っています。(2019.9.12 ふたりっこプロデュースから、Washi+に名前を変更しました)
https://washiplus.wixsite.com/home

●アート:ikedaya(いけだや)
日本最古の和紙工芸である継ぎ紙をイメージした作品などを店内に展示。様々な種類の土佐和紙をみて触れていただけます。
KOUZO代表池田による個人ユニット。祖母が手隙和紙工房の生まれであった事から、幼い頃より土佐和紙に親しんで育つ。土佐和紙の伝統に、舞台芸術を掛け合わせ新しい価値と体験を生み出す活動を行う「Washi+」のメンバーとしても活動している。

●コンテンポラリーダンス:北川結(きたがわ ゆう)
ダンサー・イラストレーター(KOUZO”マタギのおやつ”のイラストも担当している)
6歳からモダンバレエをはじめる。桜美林大学にてコンテンポラリーダンスを木佐貫邦子に師事。
2008年より白神ももこ主宰のモモンガ・コンプレックスにメンバーとして参加。以後、ほぼ全ての作品に出演。
2011年から2016年まで21世紀ゲバゲバ舞踊団でも活動する。
これまでに木佐貫邦子、伊藤千枝、小野寺修二、岩渕貞太、酒井幸菜、横山彰乃、政岡由衣子、京極朋彦など様々な演出家、振付家の作品に出演する。
また近年では、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、長塚圭史演出による舞台やTristan Sharps演出によるアートパフォーマンスに出演し活動の幅を広げている。
2017年、横浜ダンスコレクション コンペティションⅠにて奨励賞を受賞。
映画への振付提供や、ダンスWSなども行っている。

店舗情報
有楽町 micro FOOD&IDEA MARKET

営業時間:11:00~18:00
住所:東京都千代田区有楽町1-10-1 有楽町ビル1F 
※緊急事態宣言期間中はアルコールおよびディナーメニュー(コース含む)の提供を中止しております。
(LAST ORDER Food 17:00 Drink 17:30)

今、あなたにオススメ