「未利用魚」問題に、南伊豆の漁師が立ち上がった!!クラウドファンディングに挑戦中

SENA株式会社SENA株式会社のプレスリリース

SENA株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:生畑目星南)、株式会社南崎漁師倶楽部(本社:静岡県賀茂郡南伊豆町、代表取締役:平山文敏)、株式会社食STORY(本社:東京都千代田区、代表取締役:米倉れい子)の三社がタッグを組んで、南伊豆で獲れるブダイを使った商品開発プロジェクトに取り組み、クラウドファンディングにも挑戦中しています!

プロジェクトページ  https://camp-fire.jp/projects/view/430065
 

  • 未利用魚とは?

漁で捕られた魚のうち、大きさがバラバラだったり、一定の出荷量が揃わない為に一般の市場には出回らず、捨てられたり、地域のみで消費されている魚を「未利用魚」といいます。
 

  • 商品開発のきっかけ

プロジェクトのきっかけは、SENA株式会社が開催している「スポカン会議」でした。
スポカン会議とは、地域企業の社長と全国の各種クリエイターをマッチングするオンラインイベント。
企業の持つ課題を、クリエイターの皆さんから解決策を提案しよう!というもの。
URL:https://spcm.jp/ 
 

スポカン会議vol.9会議風景

 

スポカン会議vol.9の企業側に、株式会社南崎漁師倶楽部の平山社長をお迎えしました。

そこで、企業の抱えている課題としてあげられたのが
 「伊勢海老漁で一緒に獲れる地魚が、未利用魚となる現実を変えたい、もっと多くの人に食べてもらいたい」
ということでした。
これに対して、クリエイターの皆様から様々な解決策が提案されました。

さらに、スポカン会議後に平山社長の考えに賛同した、クリエイター側で参加された株式会社食STORYの米倉社長と、米倉社長率いるチーム食STORYの皆様、そして弊社の三社で、地魚を多くの人に食べてもらうためのプロジェクトが立ち上がりました。
 

  • ブダイの商品開発のはじまり

 

何度も会議を重ね、未利用魚の中でも、一番多く獲れるブダイを商品化することが決定しました。

南伊豆に集合し、関東から集まったメンバーが、初めてブダイを試食した時は、

「近所のスーパーで食べたタイやスズキなどの白身魚とは全く違う食感!!」
「お魚の味もしっかりと感じて、とても美味しい!!」

と、ブダイの魚らしからぬしっかりとした歯ごたえと濃い味わいに感動しました。

 

そこから、チーム食STORYの皆様を中心に「ブダイを美味しく、手軽に食べてもらうために」
をテーマに食べ方が検討され、南伊豆で集って試食会も複数回実施しました。

南伊豆での試食会の様子

 

そして生まれたのが・・・

平山さんが津本式で下処理してフィレにしたブダイと、美味しく手軽にたべられる専用レシピ!

※津本式とは、宮崎県の津本さんが開発した、魚の鮮度を保ち、臭みを消し、うまみを引き出すために考えつくされた下処理方法で、平山さんが宮崎県まで行き、開発者ご本人から教えていただいた「津本式究極の血抜き」方法。

ブダイのフィレ

レシピカードの見本

 

  • ブダイのフィレとソースで作る専用レシピ!

 

どれもブダイの特徴を生かして、美味しく手軽に食べるために考えられたレシピばかり。

こちらのフリットは、子どもから大人まで人気の一品!

 

 

ブダイのフリット

 

 ブダイの身の食感だけでなく、存在感のある皮もしっかり食べてほしい…
豪快に衣をつけて、身はふわっ、ザクザク感を楽しめる揚げ衣をつけたフリットレシピです。

お魚をさばけない人、面倒だという人、どう料理するか分からない人
そんな方たちにも、手軽に作っていただける内容になっています!!
 

  • クラウドファンディングの概要

 

<プロジェクトページ>
https://camp-fire.jp/projects/view/430065

<期 間>
2021年5月14日(金)〜6月30日(水)

<ブダイの新商品開発にかける想い>
~株式会社南崎漁師倶楽部 平山文敏~

伊勢海老漁をしているととても身近なダイですが、市場では良い値段が付きません。
これは刺網で傷がついたり、大きさがバラバラだったりして一定のロットが揃わない為です。
なので伊勢海老漁をしている漁師はブダイは市場には出さず、知り合いにあげたり中には捨てられるものもあります。食べれば歯応え良く、噛めば噛むほど旨味が出てとても美味しい魚です。
このブダイを未利用魚にするにはとてももったいないと思い、今回商品化にチャレンジしました。 

~株式会社食STORY 米倉れい子~

チーム食STORYの皆様(右から二番目米倉社長)

元々、食に関する魅力や、潜在的な価値、それにまつわる人の想いを、STORY仕立てに見える化していくという仕事を通し、これまでも食育に長く携わってきました。
この取組の中で、美味しいものを食べたり、作って紹介していくことももちろん大切なんですが、この美味しい食事を安全に、そして持続的にできる環境を、これからは自分たちも自ら整備していかなくてはいけないのでは…と思うようになっていた矢先に、平山さんの想いを伺うスポカン会議に参加させていただきました。
平山さんから聞く未利用魚の問題を目の当たりにして、社会環境や自然環境にも直結するこのプロジェクトに、自分としても何かできることがあるのではないかと考え、平山さんを支援できたらと思いました。

~SENA株式会社 生畑目星南~

現在、スポカン会議を静岡県にある南伊豆町という地域の事業者を中心に開催をしております。
南伊豆の地域に根を張る事業者と、全国のクリエイターをマッチングして、事業者の抱える課題を解決する糸口となる提案をすること、そして、会議後も課題解決に向けたプロジェクトの発足、サポートを行っております。今回の商品開発プロジェクトを通して、地域内外の多くの方に南伊豆町や未利用魚の存在を多くの方に知っていただけるよう全力でサポート致します。

<リターンの一例>
新商品をはじめ、漁師さんならではのメニューもあります!
 

【会社概要】
会社名:SENA株式会社
所在地:神奈川県横浜市保土ヶ谷区月見台7-12
代表者:生畑目 星南(なばため せいな)
設立:2019年7月8日
URL:https://senadesign.xsrv.jp/
事業内容:WEBマーケティング事業、経営コンサルティング事業、地域にぎわい事業、スポカン事業

【お客様からのお問い合わせ先】
SENA株式会社 生畑目
HP:https://spcm.jp/
TEL:070-5571-7210(平日9:00-18:00)
e-mail:info@senadesign.jp

【本リリースに関する報道お問い合わせ先】SENA株式会社 担当:赤井
e-mail:同上
 

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