中部食産株式会社のプレスリリース
~岐阜県産豚肉を使用した「本格ウィンナー」を岐阜県の子供たちへ~
イメージ画像
商品画像
【「岐阜県産ポーク・ウィンナー」開発の背景】
当社ではこれまでホテル・旅館や飲食店・おせち料理等で使われる「高付加価値業務用食材」や百貨店やお土産物向けのいわば高級品に類される「ハム・ソーセージ」の開発・製造を主に行ってきました。その際に商品にもよりますが、出来るだけ特徴のある素材や地場原料を使用することも課題として取り組んでおり、岐阜県産「奥美濃古地鶏」や「飛騨なっとく豚」・「飛騨牛」等を使用した商品を数多く製造しています。
記憶にも新しい2018年から岐阜県では「CSF(豚コレラ)」が発生・蔓延し、県内の豚の相当数が殺処分されました。以降、関係者の尽力により終息し生産数は戻りつつあります。しかしながら、「コロナ禍」による需要減に伴い一部の原料が余剰してしまうことも目立ってきました。
そのため、出来るだけ安定的に且つ地元の素材を地元で消費していきたい思いと「おいしい食事を子供たちに届けたい」という思いから「岐阜県産豚肉」を使用した学校給食向けの「ウィンナー」を当社の長年培ってきた技術を用いて開発する事を考えました。
その際に、学校給食用の食材として使いやすい規格・味等のノウハウを、ご縁のあった昭和3年より給食向け食材卸を行う株式会社金定(所在地:岐阜県羽島郡、代表取締役:宮本 誠司)にご協力を仰ぎ共同開発として進めてきました。学校給食として求められるサイズや品質・使い勝手等の改良を繰り返したのち、この度完成に至りました。
【「岐阜県産ポーク・ウィンナー」の特長】
1. 岐阜県産豚肉のみを使用
主原料である「豚肉」は岐阜県内で育った豚のみを使用し「地産地消」に貢献します。
2. 本格的ウィンナーの製法
乳たん白や大豆たん白などの異種たん白を使用した増量を行わず、昔ながらの長期熟成法で塩漬を行っているため、肉本来の美味しさが味わえます。また、添加物に頼らず、豚肉と脂肪をカッティング技術のみで乳化させ口当りをなめらかに仕上げています。
ケーシングには天然の羊腸を使用しているため、やや不揃いですがパリっとした食感を楽しめます。
3. 減塩タイプ・7大アレルゲン不使用
日本食品標準成分表2020年度版(八訂)の豚肉ウィンナーソーセージ(焼き)[食塩相当量:2.0g(100gあたり)]に対して約35%減(食塩相当量:1.29g(100gあたり))となっております。また、他社競合品に対しても、約14%~28%程度の減塩となっています。(当社調べ)
また、昨今のアレルギー対策のため、特定原材料7品目不使用、特定原材料に準ずるもの21品目のうち該当する項目は「豚肉」のみです。
4. 安全な製法
包装後に74℃15分の低温加熱殺菌を行うことで、クオリティーを落とさず細菌対策を強化。調理時の加熱不足によるリスクを低減しています。
5. 扱いやすい3サイズ
一般的に「学校給食」で多く使われているサイズ20g/本・30g/本・40g/本をラインナップ。
6. 主原料・製造・流通をオール「岐阜県」でサポート
主原料 :岐阜県産豚肉(産地や銘柄は仕入のタイミングにより異なる)
開発・製造:中部食産株式会社(岐阜県恵那市)
販売・流通:株式会社金定(岐阜県羽島郡)
上記の体制をとり、岐阜県内の企業で岐阜県内の学校給食向けにサポートします。
【今後の展開】
2021年6月14日より随時、販売事業者である株式会社金定より、岐阜県内各種の学校給食調理施設等へ案内を行い、2021年8月1日より出荷を開始する予定です。
また、当該商品は学校給食向けの業務用食材であり、一般消費者向けの小売り販売は予定しておりません。
【「岐阜県産ポーク・ウィンナー」の概要】
名称 :岐阜県産ポーク・ウィンナー(20g・30g・40g)
販売開始日:2021年6月14日 (製品出荷は2021年8月1日~)
販売料金 :OPEN価格
■会社概要
商号 : 中部食産株式会社
代表者 : 代表取締役 長谷川 譲
所在地 : 〒509-7205 岐阜県恵那市長島町中野1204-78
設立 : 昭和39年7月
事業内容: 食肉加工品・惣菜・食肉 製造卸販売
資本金 : 1,000万円
URL : http://www.chubushokusan.com/
【本製品に関する学校給食関連関係者様からのお問い合わせ先】
株式会社金定
〒501-6035 岐阜県羽島郡笠松町円城寺16-2
Tel:058-387-7117
Fax:058-387-6363