株式会社パテント・リザルトのプレスリリース
集計の結果、2020年に最も引用された企業は、1位 キリンホールディングス、2位 味の素、3位 日本たばこ産業となりました。
※当ランキングは、企業グループを考慮した名寄せ処理を用いて算出しています。
1位 キリンホールディングスの最も引用された特許は「野菜本来の緑色を保持し、野菜飲料本来の香味を保持した容器詰緑色野菜飲料」に関する技術で、伊藤園の4件の審査過程で引用されています。このほかには「柑橘系香味の劣化が抑制されたレモン風味飲料」に関する技術が引用された件数の多い特許として挙げられ、アサヒビールの「容器詰めアルコール飲料」など計3件の拒絶理由として引用されています。
2020年に、キリンホールディングスの特許により影響を受けた件数が最も多い企業はサントリーホールディングス(28件)、次いでアサヒグループホールディングス(26件)、サッポロホールディングス(24件)となっています。
2位 味の素の最も引用された特許は「表面への高ピール強度の導体層の形成が可能な硬化物が得られる樹脂組成物」に関する技術で、三菱ガス化学などの計3件の審査過程で引用されています。このほか「カフェインの摂り過ぎの恐れがなく日常的に飲める、好ましい生理学的効果のあるクロロゲン酸類飲含有飲料」に関する技術が引用された件数の多い特許として挙げられ、花王などの計3件の拒絶理由として引用されています。
2020年に、味の素の特許によって影響を受けた件数が最も多い企業は昭和電工マテリアルズ(17件)、次いで花王(8件)、三菱ガス化学(7件)となっています。
3位 日本たばこ産業の最も引用された特許は「非燃焼型香味吸引器、香喫味源ユニット及び霧化ユニット」に関する技術で、NICOVENTURES TRADINGの「エアロゾル供給デバイス」関連特許3件の審査過程において拒絶理由として引用されています。
2020年に、日本たばこ産業の特許によって影響を受けた件数が最も多い企業はPHILIP MORRIS PRODUCTS(37件)、次いでNICOVENTURES TRADING(15件)、BRITISH AMERICAN TOBACCO(7件)となっています。
4位 サントリーホールディングスは「原料中の麦芽の使用比率を高率とした麦芽発酵飲料」、5位 アサヒグループホールディングスは「非発酵ビール様発泡性飲料の製造方法」が、最も引用された特許として挙げられます。
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■ランキングの集計対象
日本特許庁に特許出願され、2020年12月までに公開されたすべての特許のうち、2020年1月から12月末までの期間に拒絶理由(拒絶理由通知または拒絶査定)として引用された特許を抽出。
本ランキングでは、権利移転を反映した集計を行っています。2021年5月1日の時点で権利を保有している企業の名義でランキングしているため、出願時と企業名が異なる可能性があります。
業種は総務省の日本標準産業分類を参考に分類しています。
■食品業界 他社牽制力ランキング2020 データ販売
納品物:以下のデータを収納したCD-ROM
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お申し込みは下記URLをご参照ください。
https://www.patentresult.co.jp/news/2021/06/fcitfood.html
■本件に関するお問い合せ先
株式会社パテント・リザルト 事業本部 営業グループ
Tel:03-5802-6580
Fax:03-5802-8271
ホームページURL https://www.patentresult.co.jp/
■会社概要
社名:株式会社パテント・リザルト
住所:〒113-0033 東京都文京区本郷2-15-13 お茶の水ウイングビル5階